購入した物件の将来の資産価値に関する調査結果|物件購入前の調査と物件購入後の資産価値の維持のために工夫したこととは
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、物件購入経験者男女103名を対象に、「購入した物件の将来の資産価値」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査内容:購入した物件の将来の資産価値に関するアンケート
調査期間:2025年1月29日(水)〜2025年10月28日(火)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:103人
調査対象:女性46人、男性57人
回答者について

回答者の性別
女性:約45%
男性:約55%

回答者の年代
20代:約12%
30代:約26%
40代:約40%
50代:約20%
60代以上:約2%
物件購入時における将来の資産価値への意識
物件購入時に将来の資産価値を意識していたかを尋ねた結果は以下の通りです。

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どちらかというと意識していた:約41%
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意識していた:約29%
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意識していない:約18%
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どちらかというと意識していない:約12%
 
7割が資産価値を意識して購入
「意識していた」と「どちらかというと意識していた」を合わせると、約70%の方が将来の資産価値を意識していたことが分かります。一方、「意識していない」と「どちらかというと意識していない」を合わせると約30%です。物件購入は高額な投資であるため、多くの方が資産価値を考慮していることが明らかになりました。
物件購入時の価格比較行動
物件購入時に、物件の価格と周辺の物件相場を見比べたかを尋ねた結果は以下の通りです。

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見比べた:約72%
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見比べていない:約28%
 
約7割が周辺相場を確認
約72%の方が物件の価格と周辺相場を見比べていることが分かりました。これは適正価格を判断するための基本的な行動です。周辺相場との比較により、割高・割安を見極めることができます。不動産は地域性が強く、同じエリア内でも立地条件により価格が大きく変動するため、比較検討が重要です。
価格比較をしない理由
約28%の方は見比べていないと回答しています。この層は、特定の物件に強いこだわりがあった、信頼できる不動産会社や知人からの紹介で購入した、あるいは立地や間取りなど価格以外の要素を優先したと考えられます。また、資産価値を意識していない層との相関も見られます。
情報収集の重要性
見比べた方の割合が高いことは、インターネットの不動産情報サイトの普及により、簡単に相場情報を入手できるようになった影響も大きいです。複数のサイトを確認し、適正価格を見極める行動が一般的になっています。購入前の情報収集は、後悔しない物件選びに不可欠な要素です。
資産価値維持のために工夫したこと
資産価値の維持のために工夫したことについて、自由記述で回答を得ました。主な回答を以下のカテゴリーに分類して紹介します。
物件の清掃・メンテナンス
最も多かった回答は、物件を綺麗に保つことでした。具体的な回答は以下の通りです。
「部屋を綺麗に使う事です」「室内を傷つけないように生活した」「室内の掃除をこまめにすることです」「定期的な点検と補修をするようにしたことです」「定期的なメンテナンス」「壁や器具類を乱暴に扱わないことです」「設備などをなるべく丁寧に使用する」「キズをつけないように気を付ける」
日常的な清掃や丁寧な使用により、物件の状態を良好に保つ努力をしている方が多いことが分かります。これらは費用をかけずにできる基本的な維持管理です。
リフォーム・リノベーション
物件の価値を高めるために、リフォームやリノベーションを行った方もいました。
「リフォームをした」「築年数は古めですが、フルリノベーションすることによって新築気分が味わえるのと、資産価値が少しでも上がるのかと思います」「定期的なメンテナンスやリフォームを行い、物件の状態を保つようにしています」「壁やフローリングなど傷などがつきにくいように加工した」
築年数が経過した物件でも、リノベーションにより資産価値を向上させることができます。設備の更新や内装の改修は、居住快適性と資産価値の両面でメリットがあります。
立地条件の重視
購入時点で資産価値が維持されやすい立地を選んだという回答も多く見られました。
「駅近物件を選定」「今後の住み替えも考え駅近くの物件を意識して購入した」「駅から近い距離」「将来的に鉄道などの開発予定のある地域を選んだ」「立地が少しでも良いこと」「メジャーな広さや中層階、また、駅近を選んだ」
駅からの距離は資産価値に大きく影響します。交通の利便性が高い物件は需要が安定しており、将来的な売却時も有利です。インフラ開発の予定があるエリアを選ぶことも、長期的な資産価値向上につながります。
管理組合への参加・コミュニティ活動
マンションの場合、管理組合への参加や地域活動に取り組む方もいました。
「管理組合に参加し、修繕計画など追加負担がないようにした」「マンションの日常の管理を見ていた事」「近所にわけのわからない方がこなくするパトロールをしました」
共用部分の適切な管理は、マンション全体の資産価値に影響します。修繕積立金の計画的な運用や、防犯対策なども重要な要素です。住民同士のコミュニティが良好であることも、住環境の質を高めます。
情報収集・専門家への相談
購入時に十分な情報収集や専門家への相談を行った方もいました。
「色々な人に相談した」「詳しい友人に相談した」「複数サイトを確認した」「いろんなサイトを見比べた」「築年数や周囲の建物についての調査」「今までの価値変化も調べた」「さまざまな不動産屋に相談をしたことです」
過去の価格推移や周辺環境の調査により、将来の資産価値を予測することができます。専門家の意見を聞くことで、素人では気づかない点も把握できます。
「特になし」という回答
一方で、「特になし」「特にない」「ない」という回答も複数ありました。これらの方々は、日常的な使用の中で自然に物件を大切に扱っているか、あるいは資産価値の維持を特に意識していない可能性があります。居住目的で購入し、売却を想定していない場合は、特別な工夫をしないこともあります。
維持管理は日常の積み重ね
資産価値を維持するための工夫として、最も多かったのは日常的な清掃や丁寧な使用でした。特別な費用をかけなくても、物件を大切に扱うことで状態を良好に保つことができます。定期的なメンテナンスやリフォームも、長期的な資産価値維持に有効です。
立地選びが重要
駅からの距離や将来の開発計画など、立地条件を重視した回答も多く見られました。立地は変更できない要素であるため、購入時の選択が非常に重要です。利便性の高いエリアを選ぶことで、将来的な需要も見込めます。
情報収集と専門家の活用
物件購入は専門知識が必要な分野です。複数の情報源を確認し、専門家に相談することで、より良い判断ができます。インターネットの普及により情報収集は容易になりましたが、最終的には信頼できる専門家の意見も参考にすることが推奨されます。
まとめ
物件購入において、将来の資産価値を考慮することは重要です。しかし、資産価値だけでなく、居住快適性や生活利便性とのバランスも大切です。本調査結果が、これから物件購入を検討される方の参考になれば幸いです。適切な情報収集と日常的な維持管理により、満足度の高い不動産購入を実現しましょう。
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