UPSIDER IPO Partners、5社の支援を開始 – 上場準備に向けた優先順位について知見を共有する資料を公開
3月27日(水)に、CFOや管理部長向けの上場準備セミナーも開催
新規上場企業の20%以上が利用する法人カード*「UPSIDER」などの金融サービスを提供する株式会社UPSIDER(代表取締役:宮城徹・水野智規、本社:東京都港区、以下 当社)は、法人カード「UPSIDER」が2023年9月に発表した、ユーザー企業向けの上場準備支援パッケージ「UPSIDER IPO Partners」の第一期支援先5社が確定し、支援を開始していることをお知らせいたします。
また、上場準備の支援を行うなかで見えつつある、上場準備に向けた優先順位について知見をまとめた資料を公開いたしました。資料はどなたでも無料でダウンロードいただくことが可能です。
さらに、UPSIDER IPO Partnersに多くのお引き合いをいただいていることを背景に、2024年3月27日(水)に、CFOや管理部長など上場準備担当者を対象としたセミナーを開催いたします。
* 2022年に東証グロース市場(マザーズを含む)に株式を上場した企業に占めるUPSIDERユーザーの割合。自社調べ。
上場準備支援パッケージ「UPSIDER IPO Partners」について
<UPSIDER IPO Partnersの内容>
2023年9月に発表した「UPSIDER IPO Partners」は、当社に所属する公認会計士の有資格者をはじめ、監査法人や証券会社で企業の上場をサポートした経験や企業側として上場審査の対応経験があるメンバーによる専門チームが、上場準備支援を希望する企業をサポートするものです。
ショートレビュー後の上場準備の計画立案サポートや、上場に関連する論点の対応方針やデット調達に関するアドバイスなどを提供することで、株式上場を目指すスタートアップ企業を強力に支援します。
<UPSIDER IPO Partners提供の背景>
国内スタートアップ市場において、新規上場を目指すスタートアップ企業の数の増加に対し、実際の新規上場数の増加ペースは鈍く、ギャップが生じています。背景には、監査法人や証券会社の人手不足による「IPO監査難民」の問題、企業側の未熟な社内体制などがあります。
これに対し当社は、スタートアップ企業が新規上場を実現するには「事業成長」と「体制の整備」の2つの要素が必要と捉え、既存事業に加えUPSIDER IPO Partnersを提供し、国内IPO市場の活性化に貢献したいと考えました。
既存事業としては、法人カード「UPSIDER」や子会社である株式会社UPSIDER Capitalによる融資を通し、事業成長に不可欠である資金調達面での支援を図るほか、「体制の整備」の面として、法人カード「UPSIDER」が有する、業界唯一の「利用先制限機能」をはじめとする各機能によるガバナンス強化、AIツール「UPSIDER Coworker」による業務効率化を実現します。さらに、UPSIDER IPO Partnersが、企業が上場を実現するうえで何が必要であるか、個社ごとにアドバイスやコンサルティングを行うというものです。
リリース時、まずは5社を目安にUPSIDER IPO Partnersによるサービスを提供すると発表しましたが、すでに5社の選定が完了し、支援が始まっています。
<上場準備に関する知見をホワイトペーパーとして公開>
今回公開した資料(ホワイトペーパー)では、上場に向けて主要な論点の対応時期決定にあたって考慮すべき視点やIPOまでの重要タスクやスケジュールなどについて解説しています。ホワイトペーパーはどなたでも無料でダウンロードいただけます。
なお、UPSIDER IPO Partnersによる支援を進めるなかで得られた知見は、今後もホワイトペーパーやセミナーの場で共有する予定です。
支援先企業 ご担当者からのコメント
・Guidable株式会社 加賀屋亮様:https://guidable.co.jp/
IPO責任者を務めている加賀屋です。弊社では、UPSIDER IPO Partnersのサポートを受けさせていただいています。従来は、月次決算の早期化に課題を感じておりましたが、アドバイスをいただいてからはスピーディーかつストレスフリーな月次決算を実現できました。加えて、監査法人とのコミュニケーションもスムーズになり、助かっております。
また、IPO準備のみならず、大型デットファイナンスを成功させているUPSIDERならではの、資金調達に関する知見をご共有いただきました。私たちは2024年2月に3.3億円の調達を実現しましたが、この実現にはいただいた知見が活かされています。
最後に、私たちには「すぐ動く。はやく動く。」というバリューがあり、スピードを大切にしています。UPSIDERを活用することで、スピードはより加速すると信じています。これからも、さらなる成長に向けて邁進して参ります。
・株式会社クウゼン 執行役員 VP of Corporate 成田海様:https://corp.kuzen.io/
UPSIDER IPO Partnersのパッケージのサポートを受けさせていただいております。IPOに向けては、膨大なタスクに限りあるリソースで進めていく必要がありますが、どのような優先順位で進めればよいのか、またどの程度のレベルが求められているのかについて悩むこともあります。
このような場面で、UPSIDERの佐藤さんには適宜相談させていただき、他社でどのようにされているかや、佐藤さんご自身の経験でどうだったかという具体的な事例をご紹介いただいて本当に助かっています。当社もUPSIDERさんと一緒に大きくなれるよう、事業成長と経営管理体制の構築に邁進してまいります。
・mederi株式会社 経営管理本部長 石井卓也様:https://mederi.jp/company/
上場準備にあたって、管理部門には資金調達をはじめとする事業成長の支援、予実管理の高度化や資金状況の可視化、ガバナンス強化と複数の役割が求められます。一方でその課題に対して踏み込んで議論を進める壁打ち相手はなかなかいない、というのもまた上場準備会社の課題感です。UPSIDER IPO Partnersのサービスを通じて、日頃悩んでいるか不安な部分の壁打ちや、資金調達等のご知見等をいただくことで、以前よりもより自信をもって上場準備に向けて体制強化を進めていくことが出来ていると感じています。引き続き、UPSIDER様とともに事業を成長させながら、管理体制の構築を進めてまいります。
・社名非公開企業様
IPOに対する取り組みを本格的に始めるタイミングで、UPSIDER IPO Partnersのパッケージによるご支援をいただけることになりました。
IPOに向けて何から取り組むべきか優先順位やタスクを整理するところから始めましたが、タスク一覧やスケジュールについても資料が用意されており、すぐにアクションがスタートできる状態まで整えていただきました。
本来であれば高額なコンサルティング費用がかかる内容をご支援いただいており、キャッシュを事業への投資に回しながらIPOに向けた体制構築が進められる点がとても助かっています。事業成長とIPOに向けた体制構築をUPSIDERさんと一緒に進められることに非常に心強さを感じており、更に取り組みを加速させていけるように尽力してまいります。
・社名非公開企業様
これまではIPOに向けて何をどのような優先順位で進めればよいのか、またどの程度のレベルが求められているのかもわからない状況でしたが、社外に相談相手がいる安心感があり、今後の監査法人対応などについて様々な方針の相談をさせていただこうと考えております。
当社もUPSIDERさんと一緒に大きくなれるよう、また確実にIPOも達成できるよう、事業成長と体制の構築に邁進してまいります。
UPSIDER IPO Partners 責任者よりコメント
株式会社UPSIDER シニアコーポレートパートナー 佐藤英則
2023年9月に立ち上げたUPSIDER IPO Partnersも第一期として5社に支援を開始するとともに、第二期として更なる支援先も増えてきている状況となっています。
「成長」を目指すユーザーの皆様にUPSIDERを通じてプロダクト以上の価値を届けたいという思いから始めた取り組みですが、この広がりを嬉しく思うと共にIPOにまつわるの知識・経験のニーズの高さを実感しております。
また、単に私たちが知識を授けるという形ではなく、ユーザーの皆様から日々直面する課題を伺う事での新たな気付きが非常に多くあり、私たちにとってもサービスやプロダクトを「成長」させる良いきっかけをいただいております。
現在は限定的にご案内している取り組みではありますが、UPSIDER IPO Partnersを通してより広く、また深い価値提供ができるよう取り組んでまいります。
上場準備に関する無料セミナーを開催!
上場準備支援パッケージであるUPSIDER IPO Partnersは、第一期として5社のみに支援を提供する枠組みです。そのため、発表後から多くのお引き合いをいただいていますが、すべてのニーズにお応えできているわけではございません。
そこで、上場準備に関する無料セミナーを開催いたします。本セミナーでは、上場準備に向けた理想的な社内体制の構築や、監査法人との付き合い方について具体的にお伝えをする予定です。ぜひご参加ください。
<セミナー概要>
・日 時:2024年3月27日(水)12:00〜13:00
・場 所:オンライン
・参加費:無料
・参加資格:法人カード「UPSIDER」ユーザーでない方もお申し込みいただけます
法人カード「UPSIDER」について
UPSIDERは、利用限度額や会計処理などの財務課題を解決する法人カードです。特に、最大10億円以上の利用限度額(前払い・後払い)や、バーチャルカードの発行・管理機能、会計処理の早期化を助けるSaaS機能が好評で、アクティブな利用企業は数千社以上、利用継続率は99%以上(2024年2月末時点)、累計決済額は2,500億円以上(2023年12月末時点)、累計与信枠は1兆円を突破しています(2023年4月末時点)。
さらに、上場企業のお客様が急増しています。決済だけではなく、決済前の利用先制限・上限設定・稟議申請など決済前の手続きから、決済後の利用履歴の即時管理画面反映、証憑回収・紐付け、稟議への紐付け、Slack連携による通知・証憑提出といった、一気通貫した幅広い機能が好評で、法人カードを安全に運用することが可能になっています。ガバナンスやアカウンタビリティーが重要な上場企業のお客様にとって、全社的な支出管理の厳格化、経費精算業務の簡略化、会計処理の早期化に繋げられます。
当社が提供するサービスについて
当社は、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに、法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」を提供しており、両サービスの利用社数は35,000社を超えています(2023年12月末時点)。
個人事業主・法人企業を対象とした「支払い.com」は、株式会社クレディセゾンと共同で運営しており、企業間の取引におけるあらゆる銀行振込のお支払いを、ユーザーがお持ちのクレジットカードで決済できるサービスです。お支払いをクレジットカードのお引落日まで延長することで、ユーザーは資金繰りの改善が可能となります。ユーザーは書類の提出や面談、審査は必要ありません。
また、2023年9月には新たにAIチャット型業務ツール「UPSIDER Coworker」 をリリースしました。SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールと連携し、ほぼ全てのカード関連業務をAIと人が自動化します。
さらに、 グロースステージ以降のベンチャー企業に対する融資を進めていくための子会社「株式会社UPSIDER Capital」を2023年5月に設立。2023年11月には、株式会社みずほフィナンシャルグループとの合弁事業として、UPSIDER Capitalを運営会社とするスタートアップ向けデットファンド「UPSIDER BLUE DREAM Fund」の運営を発表しました。総額100億円となった第一弾ファンドでは、グロースステージのスタートアップ向けに、これまでにないデット調達環境を提供します。
当社は、『成長企業を支援する法人カード「UPSIDER」を提供する会社』から、『世界で戦える日本企業を生み出し、日本の競争力を再び上げることを支援する、AI化された総合金融機関』へと進化してまいります。
株式会社UPSIDER
・社名:株式会社 UPSIDER
・WEB:
法人カード「UPSIDER」:https://up-sider.com/
請求書カード払いサービス「支払い.com」:https://shi-harai.com/
AIチャット型業務ツール「UPSIDER Coworker」:https://ai-coworker.up-sider.com/
「UPSIDER BLUE DREAM Fund」:https://www.upsidercap.com/
お役立ちコンテンツ:https://up-sider.com/media/
・設立:2018年5月
・代表者:宮城 徹、水野 智規
・資本金:8,794百万円(資本準備金等含む)
・本社所在地:東京都港区六本木 7-15-7
・加入協会・認定: 一般社団法人日本資金決済業協会、セキュリティ認定 PCI DSS v3.2.1、JIIMA認証「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」「電子取引ソフト法的要件認証」
本件に関するお問い合わせ先
ご導入のご相談や、取材申し込み、提携のご連絡は、 pr@up-sider.com までご連絡ください。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
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