【シニアの意識調査】運動習慣ありでもジム未経験が44%。入会・継続を阻む最大の壁は「続けられる自信」。コスモラボが1,309名にジム利用の実態を調査
50代以上のシニア1,309名以上に『スポーツジム』に関するアンケート調査を実施

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『スポーツジム』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、現在の運動習慣、スポーツジムの利用経験、通い始めたきっかけや離脱理由、不安に感じる点、通いたくなる条件について調査しました。健康意識は高い一方で、継続性や費用面への不安が利用の壁になっていることが見えてきました。
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調査トピックス
◆ 運動習慣はあるが、ジム未経験層も厚い
運動習慣は「週に3回以上」(31.6%)、「週に1~2回」(22.8%)と、半数超が何らかの習慣を持っています。一方でスポーツジムは「一度も行ったことがない」(44.1%)が最多で、運動することとジムに通うことは別のハードルとして存在しています。
◆ ジム利用の目的は健康維持だが、続けられるかが最大の壁
現在通っている理由は「健康維持・体力向上」(80.9%)が圧倒的でした。一方、やめた理由では「続けられなかった」(34.3%)、体験後に入会しなかった理由でも「続けられる自信がなかった」(48.1%)が最も高く、継続の見通しが最大の障壁になっています。
◆ 求められているのは、無理なく通えて納得しやすいサービス
通いたい条件では「自分に合った無理のない運動指導」(63.0%)が最も高く、「健康状態に配慮したサポート」(40.9%)が続きました。料金面では「3,000円未満」(75.6%)が圧倒的で、安心感と費用の手頃さが入会判断を左右していることが分かります。
1:現在、運動習慣はありますか?(有効回答者数:1309名)
現在の運動習慣は「週に3回以上している」(31.6%)が最も高く、「週に1~2回している」(22.8%)が続きました。「ほとんどしていない」(20.1%)、「全くしていない」(12.3%)も一定数いますが、全体としては運動習慣のある人が多数派です。
この結果から、シニア層の運動意欲自体は決して低くないことが分かります。問題は“運動する気があるか”より、“どの場や方法なら無理なく続けられるか”にあると考えられます。

2:スポーツジムに通ったことはありますか?(有効回答者数:1309名)
スポーツジムへ通ったことは「一度も行ったことがない」(44.1%)が最多で、「過去に通っていた」(26.3%)、「現在通っている」(19.6%)、「体験だけ行ったことがある」(10.0%)が続きました。ジムとの接点はあるものの、未経験層がまだ厚い状況です。
運動習慣がある人が多い一方で、ジム利用にはまだ距離感があることが分かります。つまり、ジムは運動の自然な延長ではなく、別の意思決定や不安解消を必要とする選択肢になっているようです。

3:現在通っている主な理由は何ですか?(有効回答者数:257名)
現在スポーツジムに通っている理由では「健康維持・体力向上」(80.9%)が圧倒的で、「リハビリ・身体機能改善」(7.4%)、「ダイエット・体型維持」(4.7%)が続きました。
シニア層にとってジムは、若年層のような見た目づくりの場ではなく、元気に生活を続けるための健康基盤として利用されていることが分かります。日々の生活機能を守る目的が中心である点は、サービス設計でも重要な視点です。

4:通い始めた主なきっかけは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:344名)
スポーツジムに通い始めたきっかけは「健康維持・体力向上」(81.1%)が突出し、「ダイエット・体型維持」(38.7%)、「気分転換・趣味」(19.5%)、「リハビリ・身体機能改善」(15.4%)が続きました。
入会の動機は明確に“健康”へ寄っており、気分転換や交流よりも、体を保つ必要性が先に立っています。つまり、ジム選びでは楽しさ以上に、健康維持に役立つ実感が重要な入口になっていると考えられます。

5:ジムをやめた主な理由は何ですか?(有効回答者数:344名)
スポーツジムをやめた理由では「続けられなかった」(34.3%)が最も高く、「通うのが大変(距離・時間)」(25.3%)、「料金が高い」(19.2%)、「効果を感じなかった」(10.8%)が続きました。
シニア層にとっての離脱要因は、設備や雰囲気よりも、生活の中で継続できるかどうかです。続ける負担が想像以上に大きいと、健康目的であってもやめてしまうことが分かります。

6:体験後に入会しなかった理由は何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:131名)
スポーツジムの体験後に入会しなかった理由は「続けられる自信がなかった」(48.1%)が最多で、「通うのが不便」(34.4%)、「料金が高いと感じた」(32.8%)、「自分に合わないと感じた」(28.2%)が続きました。
体験そのものが悪かったというより、入会後の継続イメージが持てなかったことが大きな壁になっています。シニア層には、“入会できるか”より“入会後も無理なく続けられるか”を安心して想像できる設計が必要です。

7:体験して良いと感じた点は何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:131名)
体験して良いと感じた理由は「お友達に誘われた」(38.2%)が最も高く、「スタッフ・トレーナーが丁寧」(23.7%)、「運動が楽しかった」(22.1%)、「自分に合った指導をしてくれた」(18.3%)が続きました。
人とのつながりや丁寧な対応が、体験の好印象に大きく寄与していることが分かります。特にシニア層では、設備の新しさより“安心して参加できる空気感”や“自分向けに見てもらえる感覚”が重要になりそうです。

8:スポーツジムに対して不安に感じることは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:1309名)
スポーツジムへの不安は「料金が高い」(47.4%)が最も高く、「通うのが面倒」(37.5%)、「体力的に続くか不安」(26.4%)、「特に不安はない」(25.0%)、「運動についていけるか不安」(18.6%)が続きました。
費用と継続負担が、最も大きな心理的障壁です。ジムそのものを怖がっているというより、“続けるコストに見合うか”“自分の体力で無理なく通えるか”を慎重に見ていると考えられます。

9.どのようなサービスがあれば通いたいと思いますか?(複数回答可)(有効回答者数:1309名)
スポーツジムに通いたくなる条件では「自分に合った無理のない運動指導」(63.0%)が突出し、「健康状態に配慮したサポート」(40.9%)、「食事や生活習慣のアドバイス」(31.2%)、「少人数・落ち着いた環境」(27.7%)が続きました。
シニア層が求めているのは、ハードなトレーニング環境ではなく、自分の体調や生活に合わせて安心して続けられる場です。運動指導そのものより、“無理をさせないこと”がサービス価値として強く求められています。

10.通うとした場合、通いやすい頻度はどのくらいですか?(有効回答者数:1309名)
通いやすい頻度は「週2回以上」(41.9%)が最も高く、「週1回」(37.1%)が続きました。「月2~3回」(10.0%)、「わからない」(8.6%)は少数です。
通う意思がある人は、思った以上に定期的な利用を前提に考えています。だからこそ、通い始めるハードル以上に、実際にその頻度で継続できる負担感や納得感をどう設計するかが重要になります。

11.1回あたりの利用料金として通いやすい金額は?(有効回答者数:1309名)
1カ月当たりの予算は「3,000円未満」(75.6%)が圧倒的で、「3,000~5,000円」(20.2%)が続きました。それ以上の価格帯は少数にとどまります。
シニア層のジム利用では、通い続けやすい価格設定が非常に重要です。健康維持への意欲はあっても、高額だと継続イメージが持ちにくく、価格のわかりやすさと納得感が入会判断を大きく左右すると考えられます。

総評
本調査から、シニア層は運動習慣そのものには一定の前向きさを持ちながらも、スポーツジム利用には別のハードルを感じていることが分かりました。運動習慣は「週に3回以上」(31.6%)、「週に1~2回」(22.8%)が多い一方で、ジムについては「一度も行ったことがない」(44.1%)が最多でした。
現在通っている人の理由は「健康維持・体力向上」(80.9%)が圧倒的で、ジムは見た目づくりより生活機能を守るための場として使われています。しかし、やめた理由では「続けられなかった」(34.3%)、入会しなかった理由でも「続けられる自信がなかった」(48.1%)が最も高く、最大の課題は継続イメージの持ちにくさです。
不安としては「料金が高い」(47.4%)、「通うのが面倒」(37.5%)、「体力的に続くか不安」(26.4%)が上位でした。これは、ジムが嫌いというより、生活の中で無理なく続くかどうかをかなり現実的に見ていることを示しています。
その一方で、求めるサービスでは「自分に合った無理のない運動指導」(63.0%)、「健康状態に配慮したサポート」(40.9%)が高く、通う頻度も「週2回以上」(41.9%)、「週1回」(37.1%)が中心でした。条件さえ整えば、定期的に通いたい意欲は十分あるといえます。
総じて、シニア層向けジムでは、価格の手頃さだけでなく、“続けられる自信”を持てることが最重要です。個別性の高い無理のない指導、通いやすい立地や頻度設計、健康状態への配慮がそろうことで、未経験層や離脱層の参加を大きく後押しできる可能性があります。
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コスモラボについて
コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。
主に60歳以上の約30万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。
調査概要
◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:1309
◾️調査対象期間:2026年4月1日
データのご利用に関して
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会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
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