AaaS、オフライン購買データの連携を開始 店頭購買をKPIとしたテレビとデジタルのプラニング・効果検証を可能に
これまで、博報堂DYメディアパートナーズは“TV AaaS”、“Digital AaaS”、“Tele-Digi AaaS”の提供を通して、リーチ&フリークエンシー、態度変容、検索、オンラインコンバージョン、来店など、広告効果を測定する様々なKPIの最適化に対応してまいりました。
今回、新たなKPIへの対応として「オフライン購買データ」をAaaSへ連携することで、テレビCMやデジタル広告での、オフラインでの購買を起点としたAaaSソリューションの提供が可能となりました。
従来のオフライン購買データは、サンプルの規模や特性などから、テレビ広告のみでの活用、デジタル広告のみでの活用といった、それぞれ個別分断し利用範囲が限定的となりがちな状態でしたが、今回のAaaS連携により、テレビとデジタルの双方に対して、同一の購買データソースを元に連携活用が可能となり、テレビとデジタルで同一の購買セグメントを起点としたプラニングや効果検証などが可能となりました。
具体的には、オフライン購買データと、デジタル領域のプラットフォーマーが提供するデータクリーンルームを活用した分析ソリューションや、テレビ視聴データなどを組み合わせることで、購買ファネルをKPIとしたプラニングから効果検証まで統合的なソリューション提供が可能となります。また、自社だけでなく競合他社との比較分析が可能なサービスの提供も行います。
<提供予定サービス内容>
「TV AaaS」、「Digital AaaS」、「Tele-Digi AaaS」の3つの領域にて、以下の機能提供を予定しております。
①TV AaaS
オフライン購買データとテレビ視聴データを組み合わせることで、購買者のテレビ視聴タイミングを可視化したヒートマップや視聴番組ランキングなどを出力、より購買につながるプラニングが可能となります。
また、キャンペーン期間の前後比較だけでなく、広告への接触有無や接触回数別の購買リフト検証をUU数や売上金額を指標に分析、広告出稿がオフライン購買に与えた効果を可視化することもできます。
<プラニング・効果検証イメージ>
②Digital AaaS
オフライン購買データとオンラインデータを組み合わせることで、購買者の含有率の高いアフィニティを特定し、ターゲティング配信への活用が可能です。これにより、購買をもとにしたオンライン上の生活者の興味/関心を可視化するとともに、購買に寄与可能性の高いセグメントへの配信を行うことができるようになり、購買データを起点にしたデジタルプラニングを実現します。
<プラニング・効果検証イメージ>
③Tele-Digi AaaS ※開発中
テレビとデジタルについて、重複を加味したリーチ・フリークエンシーやサーチ、ウェブコンバージョンといった従来のKPIに加え、オフライン購買をKPIとしたモニタリングソリューションの提供を目指し開発を進めております。自社だけでなく競合比較も可能としたダッシュボード提供により、実購買レイヤーでの変化を鑑みたテレデジ広告統合運用の実現を目指します。
<ダッシュボードイメージ>※開発中のデモ画面となり、モニタリング項目は今後拡充予定です
今後、オフライン購買およびオンライン購買のデータをより充実させ、オンオフ統合での購買データを基軸としたAaaSソリューションの提供を強化してまいります。
博報堂DYメディアパートナーズは、これからもテレデジ広告の効果最大化を可能にするさまざまなサービスを順次導入し、博報堂DYグループの各広告事業会社とともに広告主の事業目標の達成に貢献いたします。
(※1) 株式会社博報堂DYメディアパートナーズが提唱する、広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデルです。<AaaSは博報堂DYメディアパートナーズの登録商標>
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