備蓄している家庭は9割。一方、備蓄推奨量を満たしている家庭は1割。意識と行動のギャップを埋める「いざ飯BOX」を新提案。
日本最大級の料理写真共有アプリ「Snapdish」(以下、スナップディッシュ)を運営するスナップディッシュ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、9月1日「防災の日」に向けて、新しい防災アクション【いざ飯】を期間限定で商品化しました。【いざ飯】は、日常の食卓から始める取り組みです。
家庭の食料品備蓄を見直すきっかけにしてもらうべく、防災食アドバイザーの今泉マユ子先生を監修者に、カゴメ株式会社、株式会社ニップン、ハウスウェルネスフーズ株式会社、マルコメ株式会社(五十音順)のご協力のもと「いざ飯BOX」を販売します。

1923年9月1日に起きた関東大震災をきっかけに、1960年に制定された「防災の日」ですが今年は2026年度に設置される防災庁も相まって防災への意識が例年以上に高まっています。当社の調査では「防災の日」を知っていると回答した人は76%にのぼりました。

【9割が備蓄するも、推奨量を満たすのは1割という現実】
多くの人が防災を意識する中で何らかの食料品の備蓄をしている家庭は、93.8%にのぼりました。一方、国が推奨する備蓄量「(できれば)1週間分以上」を確保できている家庭は9%にとどまり、多くの家庭で「備えなければ」という意識と実際の行動に大きなギャップがあることを示唆しています。

【なぜ備蓄は進まない?“いざ”という時の使い方が分からない「活用の壁」】
なぜ、十分な量の備蓄を継続できないのか?参加者の声から「備蓄品を日常の食事でどう使えばいいかわからない」という課題が見えてきました。
ユーザーコメント
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「いざと言う時に、『生鮮食品はないな。その場合は、どうしようかな』とか考えながら作るきっかけになりました」
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「普段食べ慣れているものを備蓄品で作れるようにしておくことがとても大切だと認識できる企画だった」
「非常食だから」と別な場所にしまい込み、いざという時に食べ方や味がわからず困ってしまう。この悪循環が備蓄へのハードルを上げている一因と考えられます。
【解決策は「いつもの食卓」に。無理なく続く新習慣【いざ飯】】
この課題を解決するためにも、災害時だけでなく「時間がない」「あと1品足りない」といった日常の“いざ”の場面で備蓄品を活用する手段が【いざ飯】です。普段から備蓄品の味や調理法に慣れておくことで、無理せず消費と補充のサイクル(ローリングストック)が生まれます。
実際に「いざ飯」を体験したユーザーからは、
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「災害時だけではなく、今日の夜ご飯がピンチ!という時に買い物に行かずに済むストックのありがたさを実感しました」
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「備蓄するだけじゃなくて、災害以外でもプチピンチの時に使うといいよとお勧めしたいです。時短だし、手間なしだし、便利なものに頼って楽していい」
といった声が寄せられ86.3%が「備蓄品を使った料理のバリエーションが広がった」と回答しました。日常の“プチピンチ”を救うことがローリングストックのハードルを下げるカギとなります。
調査概要
・調査方法:スナップディッシュ登録ユーザーのうち「いざ飯」モニター企画参加者300名を対象にメールとアプリ内通知にて回答を募集
・調査期間:2025年7月31日~8月6日
・回答人数:146名
※回答割合については小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合があります。
【901個限定!“ギャップ”を埋める「いざ飯BOX」発売】
この「いざ飯」を手軽に体験することで家庭の備蓄を見直すきっかけになることを目的に「いざ飯BOX」を企画しました。
防災食アドバイザーの今泉マユ子先生が監修、カゴメ株式会社、株式会社ニップン、ハウスウェルネスフーズ株式会社、マルコメ株式会社(五十音順)が趣旨に賛同されました。
BOXにはスナップディッシュユーザーのアイデアが詰まった「いざ飯リーフレット」と、各社から提供された便利なフェーズフリー商品(※)を詰め合わせています 。防災の日にちなんで901個を限定発売、手数料を除いた売上金は全て公益社団法人日本非常食推進機構(WeAct)へ寄付します 。
※フェーズフリー:平常時と災害時の垣根をなくし日常的に使えるものが災害時にも役立つという考え方。
「いざ飯BOX」概要

内容:
・カゴメ株式会社:野菜一日これ一本(200ml紙パック)、ごはんにかけるスープ海老と完熟トマトのビスク
・株式会社ニップン:めちゃラク ホットケーキミックス*
*準備する材料は水だけ。袋に注いでそのまま混ぜられる商品です。
・ハウスウェルネスフーズ株式会社:PERFECT VITAMIN 1日分のビタミンゼリー(グレープ
フルーツ味、マスカット味、食物繊維ピーチ味)
・マルコメ株式会社:料亭の味 フリーズドライつぶみそ、ダイズラボ 大豆のお肉ミンチ
・スナップディッシュ:ユーザーのアイデアが詰まった「いざ飯リーフレット」
販売価格:1,000円(税込)
販売個数:901個限定
販売日:2025年9月1日(月)~売り切れ次第終了
販売場所:
・Amazon内「Snapdishストア」(予定)
・マルコメ直売所 高田馬場店 (東京都新宿区高田馬場1-34-2 https://www.marukome.co.jp/marukomestand/)
なお、SnapdishストアURLは2025年9月1日(月)公開予定です。URLは確定次第、プレスリリース追記および公式サイトにてご案内いたします。
お手数ですが、ご確認の上お買い求めくださいますようお願いいたします。

防災食アドバイザー 今泉マユ子先生のコメント
防災は「特別なこと」ではなく日常の延長にあります。「平常時」と「災害時」を分けずに考える“フェーズフリー”の視点と日常的に食品を少し多めに買って使った分を補充する“ローリングストック”を取り入れれば暮らしの中で自然に防災ができます。大切なことは日常で食べて、作り方や味を知り、使ったら買い足す。この繰り返しがローリングストックを習慣化させます。いつもの食事から無理なく楽しく始められるものです。

今泉マユ子先生
株式会社オフィスRM 代表取締役
1969年 徳島市生まれ
横浜市在住。1男1女の母。
管理栄養士として大手企業社員食堂、病院、保育園に長年勤務。
食育、災害食、SDGsに力を注ぎ、2014年に管理栄養士の会社を起業。レシピ開発を行い、防災食アドバイザーとして全国で400以上講演を行う。著書は「SDGsクッキング」「もしもごはん」「防災教室」シリーズなど23冊に。
レトルトの女王、缶詰の達人とも呼ばれ、テレビ出演200以上、ラジオ出演300以上になる。新聞、雑誌、WEBサイトなどでも活躍中。
公益社団法人 日本非常食推進機構(WeAct)のコメント
当機構では長年、様々な防災啓発活動を行ってきましたが、多くの家庭で備蓄が進まない現状に課題を感じていました。「いざ飯」は、楽しみながら実践できるローリングストックであり、防災と日常の食卓を繋ぐアイデアです。食のコミュニティから生まれたこの新しいアクションが、防災意識と実際の行動との間にあるギャップを埋める大きな一歩となることを確信し、スナップディッシュとの連携を大変心強く思います。

公益社団法人 日本非常食推進機構(WeAct)
2011年一般社団法人として法人設立。2021年に内閣府の公益認定を取得し、公益社団法人として新たに活動をスタート、現在に至る。防災訓練やイベント等での防災啓発活動、防災教育、赤ちゃん防災講座の開催協力を行う。また、企業や行政の保管する防災備蓄品の有効活用事業を行う。
スナップディッシュ紹介

料理SNS「スナップディッシュ」は料理写真専用の投稿アプリ。ユーザーからの3,200万を超える料理投稿データを解析し「美味しそう」をスコア判定する「AI料理カメラ」を搭載しています。2023年10月に、過去の料理投稿資産とAI技術を活用し、ChatGPTを取り入れた「スナップディッシュAI料理チャット」をローンチしました。
運営者であるスナップディッシュ株式会社では料理に特化したコミュニケーションプラットフォームを活用し、主に食関連メーカー向けのファンマーケティング支援事業をおこなっています。
当社はこれらの事業活動を通じて、食卓と食卓、人と人がつながり、料理が「うれしい」に変わる体験を提供していきます。
リリースに関するお問い合わせ先
●スナップディッシュ株式会社 広報担当
TEL:0422-24-6341(土日祝を除く10:00~18:00)
メールアドレス:pr@snapdish.jp
〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-5-6 NEST403
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