【報酬は売上の8割】箱根の旅館で文化体験の提供者を一般公募開始 ~あなたの「特技」をおもてなしに~
あなたの”好き”が価値になる、AIには真似できない「リアルなおもてなし」を世界へ

神奈川県箱根で旅館5店舗・飲食店3店舗を運営する株式会社金乃竹(本社:神奈川県箱根町、代表取締役社長:八幡 正昭 以下、金乃竹)は、宿泊客が滞在中に茶道や着付けなどの日本文化を体験できるプロジェクト「Ryocance(リョカンス)」の提供者を、これまでの社内限定から一般の方へと拡大し、2025年12月1日より公募を開始いたします。
プロ資格や指導経験は問わず、日本文化や箱根の魅力を伝えたいという熱意を持つ方であれば誰でも応募可能です。定年退職後に新しい挑戦をしたい方、子育てがひと段落した主婦・主夫の方、自宅では教室を開けないフリーランスの方など、個人の知識やスキルを生かして旅館での体験提供に挑戦いただけます。
|“旅館 × バカンス”が生む、滞在中の体験プロジェクト「Ryocance(リョカンス)」

2024年1月より導入した「Ryocance(リョカンス)」は、“旅館 × バカンス” をコンセプトに、茶道や着付け、よさこい踊り体験など、滞在中に日本ならではの文化体験を提供するプロジェクトです。
金乃竹リゾートでは、ご宿泊者の約6割がインバウンドのお客様であり、特に日本文化を深く体験したいというニーズが年々高まっております。
こうした背景から、滞在中に日本文化をより深く楽しんでいただく新たな体験プログラムとして、リョカンスを導入いたしました。
本プロジェクトは、施設で過ごす時間に新たな体験価値を提供することで顧客満足度の向上と連泊増加を促し、結果としてチェックイン・チェックアウトや清掃業務の効率化にもつながります。
また、社内副業制度の一環として、10:30~13:00の“アイドルタイム(隙間時間)”を活用できる仕組みとなっており、スタッフに副収入やスキル向上の機会を提供しています。


茶道体験を企画・提供するスタッフのコメント
私は今年で77歳となり松坂屋本店には4年勤務しています。普段の業務は360年続く松坂屋本店の設備の保守を担当しています。茶道は約14年の経験がありますが、自分の得意や知識、経験を海外のお客様に提供できる機会をいただき、新たなやる気に繋がり気分も若返ってます。英語は話せませんが言葉の面はスタッフがサポートしてくれます。何よりも海外のお客様と言葉を超えた感情コミュニケーションがとても楽しく嬉しくもあり、もっとこの感動を多くの海外のお客様に届けたいです。
▼これまでの提供プラン一覧
伝統衣装(浴衣/着物/甲冑)体験・書道体験・お茶体験(抹茶)・Sake倶楽部(地酒/ジャパニーズウィスキー)・よさこい踊り体験・握り寿司体験
|なぜ一般公募に踏み切るのか
2025年、訪日外国人旅行者の旅のスタイルは大きく変化しています。単に主要観光地を巡るだけでなく、地域の人々と交流し、その土地の文化や暮らしを体験する“体験型の旅”が求められています。
一方で、副業人口が増加する中、内閣府の「孤独・孤立対策白書」にもある通り、リアルな交流機会の減少が社会課題となっています。
しかし地域には、ビジネス化されていないものの優れた特技や深い知識を持つ個人が数多く存在します。金乃竹リゾートでは、こうした“眠れる才能”を旅の体験価値として活かすことで、個人の活躍機会と地域活性化を両立させたいと考え、このたび一般公募に踏み切りました。
|一般公募概要
今回の公募では、性別、国籍、特別な資格や経歴は問いません。定年退職後に地域で新しい挑戦をしたい方、子育てを終えた主婦・主夫の方、自宅では教室を開く場所がないフリーランスの方など、誰でも自身の日本文化や特技、知識、スキルを活かして、旅館での体験を提供できる方を広く募集します。
提供内容例:華道・陶芸・和菓子作り・紙芝居体験・風呂敷の包み方など
募集開始日:2025年12月1日
報酬 :販売料金の80%が収入(20%は手数料)
提供施設 :・金乃竹 塔ノ澤(塔ノ澤)/松坂屋本店(芦之湯)/金乃竹 茶寮(仙石原)/金乃竹 仙石原(仙石原)/Hotel坐樂閑(箱根湯本)
|今後の展望
金乃竹リゾートでは、今回の一般公募を通じて、地域の“眠れる才能”を旅館というプラットフォームで可視化し、個人の活躍機会を創出するとともに、地域経済の活性化や文化継承にも寄与していくことを目指します。
また、私たちは宿泊・観光産業にとどまらず、旅館での滞在を通じて心身のリフレッシュ(健康)、地元の食材や日本文化の体験(教育)、新たな雇用の創出(雇用)、そして多様な人々の交流(コミュニケーション)を促すことで、人々の相互理解や平和の促進にも貢献していきたいと考えています。
今後も金乃竹リゾートは、地域の魅力と個人の特技・知識を掛け合わせた新たな体験価値の創出を通じて、多様な旅行者の期待に応えながら、地域社会と共に成長してまいります。
|私たちの取り組み
金乃竹グループのシンボルである「竹」は、成長が早く再生力に優れた持続可能な素材です。しかし、プラスチック製品の普及などで放置竹林が増加し、資源活用が課題となっています。
当グループでは、竹製歯ブラシやヘアブラシなどの客室アメニティ導入のほか、Spaでは環境に優しいナチュラル素材を使用、鉄板焼「禅」では野菜の皮や石づきなど通常廃棄される食材を活用。食材ロス削減や環境配慮を通じ、持続可能な未来への取り組みを進めています。
|金乃竹リゾートについて
金乃竹リゾートは、1947年に神奈川県箱根町仙石原で最初の温泉旅館を開業いたしました。1999年には、当時ではまだ珍しい貸切露天風呂による「非日常」を通して、温泉旅館の新たな楽しみ方と価値を創出してまいりました。現在は、5つの旅館施設と3つの飲食店の事業を展開するとともに、新規事業であるクラフトビールなどの多角化や、これまでのターゲットを変えた新たな旅館施設の開業など、ポートフォリオの構築を進めています。これにより、外部環境の変化に対応して持続的な成長を目指します。
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