ラグジュアリーコニャック ルイ13世 100年先へ想いを込めて、特別な「ティエルソン」樽の再生産に着手

時間こそがルイ13世の重要な要素です。ルイ13世のセラーマスターであるバティスト・ロワゾーは、コニャックメゾンの先駆者の伝統を守りつつ次世代に遺産を継承するため、稀少なオーク材を使用した熟成樽 ティエルソンの再生産に着手しました。これは、100年先へと想いを繋いでいくという、ルイ13世の在り方を体現するものです。

 

◆ルイ13世の代名詞、ティエルソン
ティエルソン(Tierçons)とは、ルイ13世の熟成に使用するオーク製の大きな特製樽の名称です。もともとは古いフランス語で「3分の1」の意味し、馬に引かせた荷車でコニャックを運ぶために使われた樽で、一度に3つの樽を運んだことがその名の由来です。
コニャック地方にほど近いリムーザンの森のオークを使って、一から手造りされたこの大樽は、ルイ13世の熟成に欠かせない存在です。このオークは樽板のきめが細かいため、オー・ド・ヴィーは木の成分を通じて、低温のセラー内の空気に触れ、穏やかに熟成していくのです。つまり、ティエルソンは、メゾンにとって何ものにも代えがたい存在です。
長い年月の中で、その希少な樽の製法は失われ、古くなったり傷んだりしてしまった樽は、別の樽の古い板で丁寧に修復するしか方法がありませんでした。しかしこうして樽への細やかな心配りを続けるうち、バティストは新しくティエルソンを生産する技を見つけ出したのです。

◆ティエルソンが出来るまで:数世代にわたる旅
ティエルソン再現の旅は、リムーザン地方の森で生育する、特別なオークの種から始まります。この種が芽を出し、150~180年かけてゆっくり少しずつ成長して理想的な大きさと形になります。
伐採して幹を割いた材木のなかから、ルイ13世のウッドマスターが完璧な板を選びだします。この板を野外で3年間外気にさらして乾燥させ、オークが本来持つ香りを存分に引き出します。この年月を経てようやく樽板へと加工され、樽造りが始まります。内側にチャーリングと呼ばれる焼き入れの工程を行うことで、樽に特有の個性が生まれるのです。
完成した新しいティエルソンには、グランド・シャンパーニュ産の若いオー・ド・ヴィーを満たして熟成させます。力強い若い樽には若いオー・ド・ヴィーでなければ、樽の影響を受けすぎてしまうのです。
時の経過に伴い、ティエルソンならではの香りとウッディなノートが余すことなく徐々に解き放たれます。50年ほど経った頃、今度は熟成が進んだ、古いオー・ド・ヴィーを満たします。さらに熟成は進み、セラーマスターによるブレンドを重ねながら、ルイ13世は完成します。
一粒の種からルイ13世の一滴になるまでに数百年― 何世代もの森林管理者や樽職人、セラーマスターの手を経て、慈しむように育て上げられるルイ13世。馥郁たるアロマがあふれ出す、コニャックの枠を超え、お酒という概念を超えた至福の液体。そこには、時を超え、世代を超える人々の想いが込められているのです。

 


◆バティスト・ロワゾー – 時の職人
ルイ13世のセラーマスター  バティスト・ロワゾーは、絶えず過去を積み重ね、今というかけがえない時間を紡いで、未来への備えを怠ることはありません。
バティストは今、グランド・シャンパーニュ地区で収穫された葡萄のみを使用した最高級のオー・ド・ヴィーを、次世代、さらにその先の後継者へと託すレガシーとして、ティエルソンに満たして見守り続けています。
さらに新たなティエルソンを造ることで、オー・ド・ヴィーだけでなくコニャック造りの環境をも守り続けることを目指しています。ルイ13世に携わる人々は、常に100年先へ想いを込めて、今行動を起こすことを心掛けています。

 

「オークの種が大樹となってティエルソンという樽になり、さらにルイ13世が熟成を重ねてブレンドの完成形に至るまでには、数百年の歳月を要します。継承され磨かれていくひたむきな職人技と、少しずつ進む熟成。どちらも長い年月を要するだけでなく、ルイ13世に欠かせないものです」
-ルイ13世セラーマスター バティスト・ロワゾー

コニャック「ルイ13世」―100年先に想いを込めて

ひとつひとつのデキャンタが セラーマスターたちの生涯にわたる偉業の証。 1874年の誕生以来、歴代のセラーマスターがルイ13世のために、最も古く卓越したオー・ド・ヴィー(原酒)を選び抜いてきました。 現セラーマスターであるバティスト・ロワゾーもまた、 彼の想いを次世代に繋いでルイ13世となる、最良のオー・ド・ヴィーを、大切に見守っています。
ルイ13世は、コニャック地方のプルミエ・クリュとして知られるグランド・シャンパーニュ地区の葡萄を100%使用し、1,200種類ものオー・ド・ヴィーをブレンドして創り上げられています。同様に伝統的なデキャンタも、いくつもの世代を超えて最高の技を持つ職人たちが息を吹き込み、高品質のクリスタルで創り続けてきました。
その際立つアロマは、ミルラ、蜂蜜、ドライローズ、プラム、スイカズラ、シガーボックス、レザー、イチジク、パッションフルーツを感じさせます。
希望小売価格 ¥340,000(税別)

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会社概要

URL
http://www.rcjkk.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目2番3号 虎ノ門トーセイビル7階
電話番号
03-6441-3020
代表者名
ザビエ・タロ
上場
未上場
資本金
2億3750万円
設立
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