エナーバンク、シリーズB累計8.2億円の資金調達を実施し、更なる事業拡大へ

大手金融グループ各社が参画、脱炭素×電力調達DXの社会実装を推進

株式会社エナーバンク

 再生可能エネルギー・脱炭素領域のエネルギーテック企業である株式会社エナーバンク(本社:東京都中央区、代表取締役:村中健一、佐藤丞吾、以下「エナーバンク」)は、シリーズBラウンドにおいて新たにSMBCベンチャーキャピタル株式会社みずほキャピタル株式会社三菱UFJキャピタル株式会社、第一生命保険株式会社を引受先とした第三者割当増資を実施しました。これにより、ファーストクローズ時の5.8億円と合わせ、シリーズBラウンド累計で8.2億円の資金調達を完了しましたのでお知らせいたします。

 本ラウンドでは、SMBCベンチャーキャピタルよりインパクト投資枠として出資を受け、当社が掲げる「企業と地域の脱炭素を加速するエネルギープラットフォーム創造」における社会的インパクトが評価されました。

■ 今回の調達のポイント

  • シリーズBラウンド累計 8.2億円を調達(ファーストクローズ5.8億円+セカンドクローズでの追加調達)

  • 三大メガバンクVCと大手生命保険が参画(SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、第一生命保険)

  • SMBCベンチャーキャピタルがインパクト投資枠で出資

  • 脱炭素社会の実現に向け、電力調達DX・再エネ活用支援事業を拡大

  • エンタープライズ向けおよび自治体・自治体連携モデルにおける採用強化・体制強化に重点投資

■ 調達の背景と目的

 日本企業におけるGX(グリーントランスフォーメーション)推進は急務であり、特に電力調達の最適化と脱炭素化は、多くの企業や自治体が直面する最重要テーマとなっています。
 エナーバンクは、ビジョン・ミッションとして「エネルギー調達をシンプルにし、全人類の新たな価値創造に寄与する」を掲げ、電力調達の透明性向上と再エネ活用の加速を同時に実現する事業を展開しています。

今回の資金調達により、以下領域への投資を強化します。
プロダクト開発の強化
 複数プロダクトを統合したコンパウンド型のエネルギーデータ基盤へ進化
GX支援事業の強化
 エンタープライズ・官公庁向け支援メニュー拡充
 電力・太陽光サプライヤー向け新規事業の拡大
人材採用・組織体制の強化
 プロダクト開発・自治体セールス、エンタープライズセールス領域での採用拡大
 金融機関・商社・インフラ企業等とのパートナーアライアンスの加速

■ 事業成長実績

 電力リバースオークション「エネオク」を核に、電力需要家の調達課題を一気通貫で解決する電力調達プラットフォームの社会実装が急速に進んでいます。また、複数サービスにおけるエネルギーデータの基盤となる「エネパーク」により、需要家の電力調達の最適化を実現します。

各種プロダクト紹介:https://enepark.enerbank.co.jp/

■ 投資家コメント

SMBCベンチャーキャピタル株式会社
投資営業第一部 今枝 秀彬氏

 温室効果ガスの排出量は減らした方がいいが、光熱費が高くなったり、電気の切り替えやその検討に伴って実務担当者の負担が過度に増えることは、本望ではない。そのようなジレンマに悩む経営者の方々は多いのではないでしょうか。エナーバンクが提供しているサービスは、需要家が無料で利用できる仕組みになっています。特に「エネオク」は、市場原理を活用して法人電力需要家の脱炭素化を促進するとともに、複雑で煩雑な電力調達プロセスのDXを通じた業務効率化を実現しています。
 今回、SMBCベンチャーキャピタルは、エナーバンクが社会にもたらすインパクトに期待して、インパクト投資を実行しました。初めて投資させていただいて以降、多くの自治体や大手企業の利用が進み、更なる成長と社会変革に期待して、追加投資を決定しました。エナーバンクが、チーム一丸となって日本全体の脱炭素社会への変革をリードすることを期待しています。

みずほキャピタル株式会社
投資第二部 インベストメントマネージャー 紅林 亮多氏

 この度、エナーバンク社への出資を通じ、同社の成長に伴走できることを大変光栄に感じております。エナーバンク社は、電力リバースオークション事業を核に、自治体や民間企業の脱炭素化・コスト最適化を推進し、着実な実績と高い成長性を示しています。経営陣は専門性と信頼感に裏打ちされた強固なチームであり、複数事業の展開やデータ活用による差別化も進んでいます。また、自治体との連携や新規事業の立ち上げにも積極的に取り組み、社会課題の解決に向けた挑戦を続けています。今後は、自治体・民間双方のネットワークを活かし、より多様な顧客層への価値提供や事業拡大が期待されます。私たちもパートナーとして、同社の更なる発展と社会的インパクトの拡大を全力でサポートして参ります。

          三菱UFJキャピタル株式会社
          投資第三部 幡野 浩一氏、
投資第三部 屋 晃太郎氏

 エナーバンクは、自治体や企業が直面する電力調達の複雑さを解消し、脱炭素社会の実現に向けたGXを加速する革新的なプラットフォームを提供しています。電力リバースオークション「エネオク」をはじめ、再エネ調達や創エネ、オフセットまでを包括的に支援するソリューションは、需要家目線での利便性と社会的インパクトを兼ね備えており、今回の資金調達を通じて、プロダクト開発や営業体制の強化により、さらなる事業成長が期待されます。

 弊社もMUFGグループとしてのネットワークと知見を活かし、エナーバンクの挑戦をサポートして参ります。

第一生命ホールディングス株式会社
オルタナティブ投資ユニット長 片岡 正史 氏

 弊社は、長期的な資金供給を通じて、イノベーションの力で社会と暮らしを豊かにするスタートアップの成長を支援しています。近年、電力コストは高騰期を脱しつつあるものの、企業にとって依然として大きな負担であり、重要な経営課題となっています。エナーバンクは、電力需要家の視点に立った効率的かつ持続可能なソリューションを提供し、この課題解決に貢献している点を高く評価しています。さらに、脱炭素社会の実現やカーボンニュートラルへの対応、温暖化対策といった社会的潮流も追い風となり、同社サービスのさらなる成長が期待されます。エナーバンクの更なる発展を通じて、電力調達のDX化や再生可能エネルギーの普及促進、そして日本のカーボンニュートラル達成が進むことを心より期待しています。

■事業連携や採用に関して

エナーバンクが提供するプロダクトは、幅広い法人企業や官公庁にご活用いただけるサービスとなります。サービス活用に関するお問い合わせや、事業連携・パートナーシップに関するお問い合わせをお待ちしています。

お問い合わせページ:https://form.run/@enerbank-hp

エナーバンクでは、脱炭素No.1パートナーとして電力調達プラットフォームを共に成長させていく仲間を募集しています。

採用ページ:https://www.enerbank.co.jp/recruit/

【会社概要】
会社名:株式会社エナーバンク
代表取締役:村中健⼀/共同創業者 ⺠間事業責任者
代表取締役:佐藤丞吾/共同創業者 官公庁⾃治体事業責任者
取締役CTO:関根⼤輔/共同創業者
所在地:103-0027東京都中央区⽇本橋2丁⽬1-17丹⽣ビル2階
設⽴:2018年7⽉
電話:03-6868-8463

従業員:62名
事業内容:電力オークション「エネオク」の開発、運営
     環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」の企画、販売
     太陽光発電設備導入支援事業「ソラレコ」の企画、販売
     エネルギー調達・脱炭素のためのコンシェルジュ「エネパーク」の企画、運営
     グリーン電力証書発行事業者 事業者コードA65
     非化石価値取引会員番号 Q96
URL:https://www.enerbank.co.jp/

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会社概要

株式会社エナーバンク

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URL
https://www.enerbank.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋2丁目1−17 丹生ビル2階
電話番号
03-6868-8463
代表者名
村中健一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年07月