夏休み、困難を抱える子どもたちへ特別な体験を。「サマースクール」参加支援のためのクラウドファンディングを開始
リディラバ代表・安部が発起人を務める、子どもの体験格差解消プロジェクトが、今年も花まる学習会サマースクールへの体験機会を創出
株式会社Ridilover(所在地:東京都文京区、代表:安部敏樹)は、2023年1月より代表が発起人の1人として参画しております「子どもの体験格差解消プロジェクト」(以下、体験格差解消プロジェクト)にて、来る2025年7月24日(木)より、夏休み期間に子どもたちへ体験を提供する「サマースクール」の参加支援のためのクラウドファンディングを開始することをお知らせします。本クラウドファンディングは、2025年8月20日(水)まで、アソビュー株式会社が運営する「アソビュー!」のプラットフォームを通じて実施されます。

本クラウドファンディング実施の背景
近年、子どもたちが気軽に無料で触れることのできる地域の遊び場や自然体験の機会は減少しつつあります。その一方で、「体験」は特別な、贅沢なものという認識が長く続き、子どもたちの間で広がっている体験機会の格差は見過ごされてきました。現在、日本では子どもたちの9人に1人が相対的貧困家庭にあり 、2023年には過去最多となる34万6482人の小中学生が不登校であると報告されています 。経済的な困窮や社会的な孤立状態にある子どもたちの多くは、自然や文化に触れたり、友人や世代を超えた交流の機会に恵まれていません。
こういった自然や文化に触れる体験や、友達と遊ぶ体験は、子どもたちの自己肯定感や、やる気・忍耐力・協調性・自制心といった非認知能力を育む上で非常に重要な機会であると言われています 。さらに、大学入試における総合型選抜の導入拡大や企業の採用シーンにおいても、非認知能力が重要視されるようになってきた今の社会において、体験の格差が将来の格差に繋がりやすい社会構造になりつつあります。
しかし、このような状況が生じているにもかかわらず、国や行政からの体験格差解消に対する支援は十分に行われていないのが現状です。
子どもの体験格差解消プロジェクトでは、困難を抱える子どもたちが諦めることなく自分らしく生きていく選択を出来るような社会の実現を目指し、体験機会が得られないために自尊心を損ないがちな夏休みの長期休暇シーズンにおいて、一生の思い出を届けるため、本クラウドファンディングを実施することといたしました。
「サマースクール」概要
本サマースクールは、体験格差解消プロジェクトの発起人の1人である高濱正伸氏が代表を務める、花まる学習会(株式会社こうゆう)が毎年実施している子どもたち向けの野外学習です。1泊2日の行程で新潟県南魚沼郡湯沢町にて実施されます。
今年のサマーキャンプは2025年8月20日(水)〜21日(木)に実施され、体験格差解消プロジェクトを経由して支援団体がアウトリーチする困難を抱える子どもたち総勢45名を招待します。大草原で団体スポーツや川遊びなどのアクティビティを通じて、自由な発想力や仲間との協調などを学びます。

日時: 2025年8月20日(水)〜21日(木)
開催場所: 新潟県南魚沼郡湯沢町
受入人数: 最大45名
対象年齢: 小学生〜中学生
「サマースクール」クラウドファンディング概要
本クラウドファンディングを通じて集まった資金は、上記日程で行われる花まる学習会が主催するサマースクールでの、困難を抱える子どもたちの体験費用として使用されます。
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プロジェクト名: 寄付で「思い出」という贈り物を。遊びに行くことが叶わない子どもたちに一生の思い出を作る手助けを。
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実施期間: 2025年7月24日(木)〜2025年8月20日(水)
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資金の使途: サマースクールで困難を抱える子どもたちへの体験提供費用(交通費、宿泊費、食事代、当日のスタッフ人件費、備品費用等)
株式会社Ridiloverは、今後も「社会の無関心を打破する」をミッションに掲げ、困難を抱える子どもたちが多様な体験を通じて自分らしく生きる力を育める社会の実現に貢献してまいります。
子どもの体験格差解消プロジェクト概要
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設立: 2023年1月26日(木)
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発起人:
安部敏樹 一般社団法人リディラバ/株式会社Ridilover(https://ridilover.jp/)
高濱正伸 花まる学習会(株式会社こうゆう https://www.hanamarugroup.jp/)
中室牧子 慶應義塾大学 中室牧子研究室(https://edueco.sfc.keio.ac.jp/index.html)
山野智久 アソビュー株式会社(https://www.asoview.co.jp/)
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事務局: 東京都文京区本郷3丁目9−1(株式会社Ridilover内)
株式会社Ridiloverについて
リディラバは「社会の無関心の打破」を理念として、2009年に設立、後に法人化しました。現在は教育旅行事業、企業研修事業、メディア・コミュニティ事業の他、社会課題解決に向けた資源投入を行なう事業開発・政策立案事業も手掛けています。設立以来15年間、400種類以上の社会課題を各事業において扱ってきました。
本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせ先
株式会社Ridilover 体験格差担当 筒井
Email:taikenkakusa@ridilover.jp
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