「プレスリリースのメディア掲載率10%以下」が6割【広報100人に聞いたプレスリリースのお悩み実態調査】

〜掲載されない理由は「ニュース価値不足」。効果的な情報発信に必要な“3つの要素”とは？〜

株式会社メタリアル

2025年6月25日 16時00分

メディアに掲載されやすいプレスリリースを生成、採点する『広報AI』を提供する株式会社メタリアル(本社：東京都千代田区、代表取締役：五石順一)は、2025年3月、広報業務を担当する20代〜60代の男女100名を対象に、プレスリリースに関するお悩みを明らかにするアンケート調査を行いました。その結果、広報担当者の6割が「プレスリリースの掲載率10%以下」という深刻なお悩みを抱えていることがわかりました。　

＜調査背景＞

近年、SNSやメディアの多様化により、企業の情報発信の機会が増加する一方で、広報業務の負担も拡大しています。特に、メディア露出につながるプレスリリースの作成は広報担当者の重要な業務でありながら、効果的な発信が難しいという課題があります。

そこで、広報業務を担当する20代〜60代男女100名を対象に、プレスリリースについて具体的にどのような悩みを感じているのか、アンケート調査を実施しました。

■「プレスリリースが希望メディアに掲載された割合0%」が4割

1ヶ月のプレスリリース本数について聞くと平均1.72本、多い人では10本以上という回答も見られました。一方、プレスリリースが希望メディアに掲載された割合を聞くと、43%が「掲載率0%」と回答し最も多く、次いで20%が「掲載率1~10%」と回答。合わせると半数を超える63%が「掲載率1割以下」という状況であることがわかりました。

■メディアに掲載されなかった理由は1位「ニュース価値の不足」2位「関心を引くストーリー設計不足」

プレスリリースが希望メディアに掲載されなかった主な理由について聞くと、1位は「ニュース価値が不足していた」(38%)で、内容の話題性やインパクトが十分でなかったという回答。2位は「記者の関心を引くストーリー設計ができていなかった」(19%)という結果でした。

■「ニュース価値」はプレスリリース作成時から一番悩めるポイント

プレスリリースを作成するときに悩むポイントについても、1位は「ニュース価値の整理(どのポイントを強調すべきか)」(29%)。作成時から、ニュース価値をどこにつけるか、どう強調するかといったことは一番頭を悩ませるポイントのようです。また、2位は「他社との差別化(独自性・ユニークさの打ち出し方)」(25%)、3位は「メディア向けのストーリー作り(記者が興味を持つ切り口の作り方)」(22%)という結果でした。

さらに、メディアに刺さるプレスリリースに必要だと思う要素について問うと、最も回答が集まったのが「話題性・トレンド性がある」(42%)、次いで「社会課題と関連づけられる」(40%)、「データと実績の裏付けがある」(33%)という順になりました。

■広報担当者が特に掲載されたいと思うメディアは

最後に、「特に掲載されたいと思うメディア」についても聞きました。

1位は同率(44%)で「全国紙・新聞メディア」、「業界専門誌・業界メディア」、3位は「総合経済メディア」(37%)でした。

■調査概要

・対象：広報業務を担当している20〜69歳の男女

・実施期間：2025年3月27日〜3月28日

・実施人数：合計100名

・調査方法：インターネット調査

■メディアに掲載されやすいプレスリリースを自動生成&採点！広報専門AI『広報AI』

当社は、広報業務の効率化とより効果的なプレスリリース制作を支援すべく、『広報AI』を2025年6月5日に販売開始しました。『広報AI』は、過去のメディア取材傾向データを学習し、メディアに掲載されやすいプレスリリースを自動生成するだけでなく、業界初(※)となるリリース採点機能を搭載し、メディア露出の最大化をサポートします。

この採点機能では、調査結果で「メディアに刺さるプレスリリースに必要だと思う要素」として挙がった「話題性・トレンド性」「データと実績の裏付け」などが、リリース内に適切に盛り込まれているかを点数で見える化。スコアが低い場合には、追加すべき要素をフィードバックします。

掲載率の低さやストーリー設計に悩む広報担当者を、具体的かつ客観的な視点で『広報AI』が強力にサポートします。