Webサイトのリニューアル、実は7割でCV改善効果ナシ!データから見える不都合な真実とサイト改善のために本当に行うべきことを発表
“データ×AI×SaaS”で中小企業でもデータドリブンなWebマーケティングを可能にする「AIアナリスト」を提供する株式会社WACUL(読み:ワカル)の社内研究所「WACULテクノロジー&マーケティングラボ」は、WebサイトリニューアルとCV数・CVR向上の効果に関する調査結果を発表しました。
■本研究レポートの概要
株式会社WACULは、デジタルマーケティングの勝ちパターンをデータドリブンで自動提案する「AIアナリスト」に登録されている約3万サイトのデータを活用し、Webサイトリニューアルでの変更内容とCV数・CVRの前後比較から「サイトの改善のために行うべきこと」を提言としてまとめています。
主な研究結果は以下の通りです。
- Webサイトリニューアルは7割がCV改善効果なし。半数以上が逆効果。改善した場合も最大1.2倍程度の効果
- Webサイトリニューアルは「表層的変更」と「構造的変更」の2種類に分類されるが、「表層的変更」の場合が多い
- 「表層的変更」のみ行ったサイトでは7割がCV数・CVRのどちらも悪化。CV数・CVRが向上するのは、「構造的変更」が行われた場合
- サイトの改善のためには「表層的変更」でなく、サイト内のコンテンツの見直し・CV定義の変更など、ユーザーがCVに至るまでの過程の「構造的変更」を伴う、大きな改善がなされるべき。特にCV定義の見直しは効果が高く、まず検討すべき
研究結果について、元 本田技研工業株式会社Webマスター 渡辺春樹氏は、「昔は多少の改善をすれば何らかの効果はあった。しかし現在では効果が見られないどころか、むしろ改悪になるケースも少なくない。表面的なリニューアルなど、もはや必要ないと考える人が増えるのならば嬉しい」とコメントしています。
レポートの詳細はWACUL Lab.のウェブサイトをご覧ください。
https://wacul.co.jp/lab/renewal-improvement/
また、メディア各社様で本レポートの転載等についてもご相談をお受けしております。メディア関係者様向けのご連絡窓口までご連絡ください。
■定量調査の結果の例;レポートより抜粋
対象サイトの直帰率について分析を行ったところ、サイトリニューアルの種類により、直帰率に与える影響が異なることが明らかになった。
表層的変更のみを行った10件のサイトで、6件がリニューアル後に直帰率が上昇していた。一方、構造的変更・表層的変更の両方を行ったサイト7件中、直帰率が上昇したのは3件であり、構造的変更のみを行ったサイト3件中では直帰率が上昇したのは1件のみであった。
■コンサルティングおよびPoCのご依頼について
データドリブンなマーケティングに関するコンサルティングやPoCのご依頼は、WACUL Lab.のウェブサイトのお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
「AIアナリスト」は、2019年7月末時点で約30,000サイトに導入されており、そのビッグデータから生まれる集合知をもとにしたマーケティング施策の提案が可能です。
https://wacul.co.jp/lab/contact/
■株式会社WACULについて
<会社概要>
会社名 : 株式会社WACUL(読み:ワカル)
URL : https://wacul.co.jp/
所在地 : 東京都千代田区神田小川町3-26-8 2F
代表取締役: 代表取締役CEO 大淵 亮平
事業内容 : AIによるデジタルマーケティング改善提案ツール「AIアナリスト」企画・開発及び販売
<主要サービス>
・デジタルマーケティング自動分析・提案SaaS「AIアナリスト」
株式会社WACULが提供する、AIによるWebサイト分析ツール。Googleアナリティクスを連携するだけで、AIがWebサイトのデータを集計し、改善提案を行う。[WACULの強み] WACULの強み
申込サイト(無料)はこちら
https://wacul-ai.com/
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https://writer.wacul-ai.com/
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