HashPort、昨年に引き続き、慶應義塾大学において「web3ルール研究プロジェクト」を実施−日本国内でのDeFi利用に対する適切なルールのありかたを検討−
株式会社HashPortは、昨年に引き続き、研究委託者として慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI : Keio University Global Research Institute)における、web3分野のルールに関する提言を目的とする「web3ルール研究プロジェクト」を開始します。

HashPortは、これまで3年間にわたり、KGRIにおいて公開講座の開催やweb3ウォレットに対する規制のあり方に関する研究の委託を通じ、web3・暗号資産の未来について研究を実施して参りました。
2025年、我が国においては、大阪・関西万博でのweb3ウォレットの提供(EXPO2025デジタルウォレット)や国内初のステーブルコイン発行の承認(JPYC)など、ブロックチェーンを活用した資産の管理や利用について注目が高まっております。
また、法規制の観点からも、2026年にはステーブルコイン・暗号資産取引の媒介業務を行う「電子決済手段・暗号資産サービス仲介業」が新設され、更に、暗号資産規制の金融商品取引法への移行についても検討が進められております。
このような中、HashPortは、web3サービスの中でも国際的に利用ニーズが高まっている分散型金融(DeFi:Decentralized Finance)について、日本国内での利用に関する適切かつ適正なルールの在り方をテーマとして、日本を代表する当該領域の専門家と共に、KGRIにおける研究プロジェクトを10月よりスタートさせました。
この研究プロジェクトでは、渕川 和彦氏(慶應義塾大学法学部准教授)、田村 次朗 氏(慶應義塾大学KGRI特任教授/名誉教授)を研究共同責任者、河合 健 氏(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業パートナー弁護士)を座長として、研究を実施して参ります。
■委託研究の概要
⑴ 研究課題:web3ルール研究プロジェクト
⑵ 研究テーマ:日本国内でのDefi利用に対する適切なルールのありかたの検討
⑶ 研究の内容:海外の専門家や、慶應義塾、産業界、学会、政府等との研究連携を図り、上記(2)に定める提言を作成する
⑷ 研究期間:2025年 4月 1日から2026年 3月 31日まで
(研究活動期間:2025年 10月 1日から2026年3月31日まで)
⑸ 実施場所:慶應義塾大学 グローバルリサーチインスティテュート
⑹ 研究代表者及び研究計画共同責任者:法学部准教授 渕川 和彦、KGRI特任教授/名誉教授 田村 次朗
⑺ 研究委託者:株式会社HashPort
■研究メンバー
研究共同責任者:渕川 和彦氏(慶應義塾大学法学部准教授)、田村 次朗 氏(慶應義塾大学 KGRI特任教授/名誉教授)
座長:河合 健 氏(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業パートナー弁護士)
監修:川崎 ひでと 氏(衆議院議員、自民党デジタル社会推進本部web3PT元事務局長)
メンバー:
白石 陽介 氏(MZ Web3 Fund ジェネラルパートナー、日本暗号資産ビジネス協会 副会長)
増島 雅和 氏(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業パートナー弁護士/弁理士)
佐野 史明 氏(片岡総合法律事務所パートナー弁護士)
舘林 俊平 氏(KDDI株式会社 オープンイノベーション推進本部 副本部長)
黒田 千春 氏(KDDI株式会社 渉外・広報本部 政策調整部 レギュラトリーエキスパート)
吉田 世博(株式会社HashPort 代表取締役CEO、日本暗号資産ビジネス協会 理事)
堀田 昂慈(株式会社HashPort 取締役CAO、弁護士)
大場 昌寛(株式会社HashPort 法務グループマネージャー、弁護士)
■株式会社HashPort
会社名:株式会社HashPort
所在地:東京都港区南麻布3-20-1Daiwa麻布テラス5階
代表者:代表取締役CEO吉田 世博
設立:2018年7月13日
事業概要:web3におけるブロックチェーンを活用したトークンビジネス等に関するサービス提供等
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