1年に一度だけ、フランス・レユニオン島から届く幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」3年ぶりの販売決定!11月15日予約受付開始、12月7日発売
UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。
UCCは1981年から続けている直営農園経営で培ってきた農事技術を活かし、世界のコーヒー生産地において高品質で希少価値が高いコーヒーの発掘、再生、また、生産地と協働しながら持続可能なコーヒー産業の発展に取り組み、収穫したコーヒーをお客さまへお届けしています。その活動の一つが、フランス・レユニオン島で1942年の輸出記録を最後に途絶えたことから“幻のコーヒー”と呼ばれた「ブルボンポワントゥ」の再生です。
「ブルボンポワントゥ」は、18世紀にフランス・ブルボン島(現レユニオン島)で発見され、その類稀な香りの高さと甘みのある風味から、フランスの文豪・バルザックや国王のルイ15世までも魅了したといわれる“幻のコーヒー”です。UCCは、栽培の難しさや、度重なる自然災害によって、生産が途絶えていたこの幻のコーヒーの存在を知り復活させるため、レユニオン県庁や現地の研究機関と共同で再生プロジェクトを組み、7年にわたる調査・研究の結果、本格的な再生に成功しました。そして2007年に日本市場での独占販売を実現して以来、数量限定で販売しています。
レユニオン島の「ブルボンポワントゥ」は、毎年のように病虫害やサイクロン被害の影響を受けることもあり、生産量は限られていますが、現地では生産者組合を組織し、生産者自身が自立してコーヒーを栽培していくことで、コーヒー生産はレユニオン島の新たな重要産業となり、現在では、島の特産品としても広く認知されています。
このように、生産地と消費地の連携した取り組みを通して地域のコーヒー産業を盛り上げ、生産物の品質を向上させながら持続可能な事業として継続していくことは、双方にとって価値ある活動です。
UCCは、今後も、コーヒーを通じた価値創造に挑戦し、「ブルボンポワントゥ」をはじめ、世界の高品質なコーヒーを発掘、生産地とともに育成し、多くのコーヒーファンにお届けしてまいります。
『UCCブルボンポワントゥ2023』について
「ブルボンポワントゥ」は小粒で硬いため、均一に熱を入れることが難しい、焙煎士泣かせの豆です。ブルボンポワントゥ本来の味わいである、“明るい酸味”と“ジューシーな甘さ”を最大限に引き出すため、豆の特長に合わせて焙煎し、すっきりクリーンな仕上がりとなっています。
また、焙煎したて(焙煎して24時間以内に充填した状態)の香りを閉じ込める容器を採用し“香り鮮度”にこだわることで、開封時に立ち上がる鮮度感あふれる香りを実現しています。
高級感のあるブラックをベースカラーにした、シンプルでスタイリッシュな化粧箱入りです。2023年の締めくくりに、「ブルボンポワントゥ」で至福の一杯を、また特別な方へ贈ってみてはいかがでしょうか?
<現地訪問しているUCC農事調査室からのコメント>
ここ数年、ハリケーンや病虫害の影響で生産量が少なくなってしまった中でも、生産量や品質を改善しようと生産者のみなさんが諦めずに丁寧な仕事をつづけた甲斐もあり、今まで以上に高品質なコーヒーを収穫することができています。
製品概要
品名 | UCCブルボンポワントゥ150g(豆)2023 |
特長 | 「ポワントゥ」はフランス語で「尖った」の意味。その名の通り、通常のコーヒー豆が丸みを帯びた形状をしているのに比べ、豆の先が尖った形状をしている。甘味が強く非常に香り高いのが特長。 |
セット内容 | ・ UCCブルボンポワントゥ150g(豆)2023(オリジナルボトル入り) ・ UCCブルボンポワントゥブランドリーフレット ・ おいしいいれ方(リーフレットに記載) ・ 産地証明書(リーフレットに印字) ・ オリジナル紙袋 |
販売価格 | 14,580円(税込) |
販売期間 | 【予約受付】 2023年11月15日(水)10時~ ・UCC公式オンラインストア https://store.ucc.co.jp/ ・UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」「カフェノバール」15店舗 ※商品のお渡し・お届けは12月7日(木)~
2023年12月7日(木)から一般販売開始 ※予約にて予定販売数に達した場合、一般販売はございません。 |
販売店舗 | ・UCC公式オンラインストア https://store.ucc.co.jp/ ・UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態 15店舗 「UCCカフェメルカード」14店舗 大丸札幌店、そごう千葉店、そごう大宮店、新宿髙島屋店、そごう横浜店、JR京都伊勢丹店、阪急西宮店、大丸神戸店、天満屋福山店、天満屋岡山店、そごう広島店、博多大丸店、鶴屋百貨店、いよてつ髙島屋店 「カフェノバール」1店舗 西武池袋本店 |
ブランドサイト | https://www.ucc.co.jp/bourbon/ ※2023年11月15日(水)10時に公開予定 |
※数量限定につき、なくなり次第終了となります。
※直営店舗での予約分の商品引き渡しは、店頭のみとさせていただきます。
<参考資料>
■幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」
18世紀、フランス・ブルボン島(現レユニオン島)に持ち込まれ、生産されていたブルボン品種の中から発見された、突然変異品種が「ブルボンポワントゥ」です。
当時のブルボン王朝がコーヒー栽培を奨励したことを受け、ブルボン島ではコーヒー栽培が急速に拡大しました。18世紀半ばには、コーヒー栽培はブルボン島の産業を支えるまでに成長したと言われています。
しかし、島を襲ったサイクロン、干ばつなどの被害を受け、19世紀に入ると次第に島の産業の中心はコーヒーからさとうきび栽培へ移行していきました。そのため19世紀後半には商業生産がほぼ途絶え、1942年の輸出記録を最後にその存在を消して以来、ルイ15世も愛飲したと言われる「ブルボンポワントゥ」は幻のコーヒーとして、愛飲家に語り伝えられることとなりました。
【ブルボンポワントゥの栽培の歴史】
1700年代 | ルイ14世の命を受け、ブルボン島(現レユニオン島)でのコーヒー栽培が始まり、「ブルボンポワントゥ」は生まれた。 |
1800年代 | サイクロンの大被害で島の2/3のコーヒーの木を喪失。転作を余儀なくされ労働力が不足、ナポレオン戦争などの時代を背景に生産量は次第に減少する。 |
1942年 | この年の輸出記録を最後に商業生産は途絶える。 |
1999年 | UCCが「ブルボンポワントゥ」の再生に向けた現地調査に着手し、レユニオン県庁と協力し島内で発見した原木から種の再生を進めるために、フランス国立農業研究開発国際協力センター(CIRAD)およびレユニオン島に呼びかけて再生プロジェクトを開始。 |
2007年 | 着手から7年を経た2006年末から2007年1月にかけて「ブルボンポワントゥ」の本格的な再生が実現し、UCCが日本市場で独占販売を開始。 |
UCCでは現在、定期的に生産者組合とミーティングを行い、現地の気候や作柄の確認、買い付けに向けてのヒアリング、意見交換を行っています。また、収穫期に現地を訪問して買い付けロットの品質確認をするほか、個々の農園の視察や品質改善のアドバイスを行っています。(今年は新型コロナウイルス流行の影響を受け、日本にてサンプルのカッピング等を実施)
UCCのサステナビリティ活動
UCCグループは、2022年4月には、「UCCサステナビリティ指針」を制定し、「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というサステナビリティビジョンを掲げています。「自然を豊かにする手助けを」と「人々を豊かにする手助けを」という2つの大きな方向性のもとに、項目毎の達成年度と達成内容を定めています。UCCグループはサステナブルな取り組みを推進することで、様々な課題の解決に貢献していきます。
(参考:2022年4月配信リリース「UCCサステナビリティ指針」制定:https://www.ucc.co.jp/company/news/2022/rel220427.html)
関連URL
・UCCのサステナビリティ:https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/
・UCCサステナビリティチャレンジ 伝説のコーヒー「ブルボンポワントゥ」再生プロジェクト:
https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/challenge/20220531c.html
【本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先】
UCC上島珈琲株式会社 お客様担当
TEL: 078-304-8952 WEB: https://www.ucc.co.jp/customer/
UCC公式オンラインストアでのご注文に関するお問い合わせ先
UCC公式オンラインストア お問い合わせフォーム https://store.ucc.co.jp/apply.html?id=APPLY1
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