2023年 東京 上野公園の人流調査 / 桜の開花宣言による変化

レイ・フロンティア株式会社

ライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」を提供する、レイ・フロンティア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:田村建士 以下、レイ・フロンティア)は、「2023年 東京 上野公園の人流調査 / 桜の開花宣言による変化」に関するデータを公開した事をお知らせします。
※本プレスリリースはレイ・フロンティアが運営する「Rei Frontier Tech Blog」の転載となります。
Rei Frontier Tech Blog:https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2023/02/09/134405

新型コロナが 5 類感染症に変更され、マスク着用は個人の判断が基本となりました。
そんな折に、3 月 14 日に東京で桜の開花宣言が出されました。
コロナ禍でお花見を自粛していた人たちも、新型コロナを取り巻く環境が変化したことで、久しぶりにお花見をしようとするかもしれません。
そのような状況ですので、お花見するのが心配だと考えている人がいるかと思います。
そこで今回は来週 22 日ごろにも満開になるところが出てくるそうですので、無料で入園できる上野公園の人流調査を行いました。
  • 調査元データ
※ 弊社アプリ日々の歩数や移動などの位置情報と写真を自動的に記録するアプリ「SilentLog」より収集したデータに匿名化処理を施したもの
※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

【データ概要】
開花宣言が出された日からの上野公園の人流データと推定属性情報

【期間】
2023 年 3 月 14 日(火)〜 16 日(木) 開花宣言は 3 月 14 日 満開予想 22 日
2022 年 3 月 20 日(日)〜 27 日(日) 開花宣言は 3 月 20 日 満開日 27 日

【対象エリア】
上野公園

【調査対象者】
上野公園に入った方を対象
 
  •  分析調査
まずは 2023 年 3 月 14 日(火)に開花宣言が出されてから、16 日(木)までの人流がどうなっているのかを確認したいと思います。

上野公園ではさくら通りを中心に、桜を鑑賞できる場所が複数ございます。
画像のピンク色に塗られている付近で鑑賞することができます。
人流を見ますと、さくら通りと桜を鑑賞できる場所に滞在している人がいることがわかります。

次に2022年の開花から 3 日間の 20 日(日)から 22 日(火)までの人流を確認したいと思います。
2022 年は 20日(日)に開花したため、翌 21日(祝)と 3 日間のうち2 日間は休日でした。

 

開花 3 日間ですが土日が含まれていた影響か、2023 年より訪れている人が多いです。
滞在傾向としては、2023 年と同じく桜を鑑賞できる場所付近に滞在していることがわかります。
今年は開花 3 日間は平日でしたが、土日に入ると 2022 年の 3 日間のように、訪れる人が増加することが予想できます。

2022年の開花 3 日間以降も確認しておきたいと思います。
23 日〜25 日は平日、26 日〜27 日は土日でした。

 

 

平日 23 日〜 25 日は開花 3 日間と差がないように見えます。
土日 26 日〜 27 日は満開日を含んでいましたが、開花 3 日間と比べてそこまで訪れる訪れる人が増加しているようには見えません。
訪れる人が増えることを予想して避けたのでしょうか。

去年との比較から 2023 年の上野公園のお花見シーズンでの人流は、満開日である22日が平日であることも考えると、満開日の前後よりもその前の土日の方が混雑する可能性があるかもしれません。

最後に2022 年と 2023 年の上野公園での平均滞在時間を見ていきたいと思います。

2022 年は 40 代男性が最も長い時間滞在している傾向を示しています。
男性は 40 代を中心に山を形成してることがわかります。
一方女性は、60 代が最も長く滞在していますが、男性のように山を形成しているとは言いにくいです。
2023 年はまだ 3 日間のデータのみですが、男女ともに傾向が異なっています。
20 代男性が最も長く滞在していますが、30 代になると最も短く滞在していることを示しています。
女性は逆に 30 代が最も長く滞在しており、20 代が最も短く滞在しています。
40 代以上は男女ともに似た傾向を示しています。
新型コロナを取り巻く環境が変化したことや、花粉による影響があるのかも知れませんね。

  • まとめ
人流
・さくら通りと桜を鑑賞できる場所に滞在している人がいる
・2022 年は開花 3 日間と満開日前後に人流の差が見られない
・2023 年は満開日が平日であることから、その前の土日の方が混むかもしれない

滞在時間
2022 年
・40 代男性が最も長い時間滞在している傾向
・男性は 40 代を中心に山を形成
・女性は 60 代が最も長く滞在、男性のように山を形成していない
2023 年
・3 日間のデータのみだが、男女ともに傾向が異なっている
・男性は 20 代が最も長く滞在、30 代が最も短く滞在
・女性は 30 代が最も長く滞在、20 代が最も短く滞在
・40 代以上は男女ともに似た傾向

※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます

過去のお花見の記事もございます。
2019 年と 2020 年のお花見 https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2020/04/01/204833  
2020 年と 2021 年のお花見 https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2021/04/02/141105

お花見をする際には、訪れる場所のお花見ルールをチェックし、楽しく過ごしましょう!
※ 上野公園のお花見ルール https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/toubuk/ueno/notice.html

■ お花見をするときに、2022年12月に弊社SilentLogに追加された位置情報を共有できる新機能「待ち合わせ機能」もご活用いただければ幸いです。

https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2022/12/26/151916

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レイ・フロンティア株式会社について
個人向けスマートフォンアプリの開発運用、及び、法人向けに独自の移動データの収集・推定技術を強みとした、サービスの企画提案コンサルティング、アプリケーションデザイン・開発、運用中のカスタマーサクセス支援(開発・技術支援等)を行っております。

詳細は下記より導入実績をご確認ください。
https://www.rei-frontier.jp/case/

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業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区台東2-26-8 KSビル 3階
電話番号
-
代表者名
田村建士
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2008年05月