【川久ミュージアム】 和歌山県紀南地域/牟婁郡を舞台としたアートイベント「紀南アートウィーク」の作品展示会場として「川久ミュージアム」が選出。イベント期間中は各国の著名アーティスト作品を展示致します。

Karakami HOTELS&RESORTS株式会社(本社:東京都・代表取締役社長:唐神耶真人)が運営する「川久ミュージアム」(ホテル川久/和歌山県南紀白浜)が、紀南地域/牟婁郡の歴史や文化を再発見し、紀南地域と全世界との文化的交流を進化させ、その素晴らしさを全世界へと紹介することを目的としたアートイベント『紀南アートウィーク』の現代アート作品展示会場として選出されました。アーティスティック・ディレクターに宮津大輔氏を迎えて実施される同展示会では、地域の事象とグローバルなアーティスト達との邂逅、そして交流を紀南にてお楽しみいただけます。同時に、紀南地域の各拠点にて、紀南とアートのみならず文化・風俗に関する様々なシンポジウムや教育機関、博物館等との共同ワークショップ、トークセッション等も実施予定。
 和歌山県紀南地域/牟婁郡で開催される新たな歴史と文化の1ページを是非お楽しみください。

■ 籠もる牟婁、ひらく紀南。「紀南アートウィーク」
 アートウィークが開催される「紀南」と地理上ほぼ同義となる「牟婁」という地名には、「籠もる」「隠る」「神々の室」という由来があり、豊かな山林資源の中に籠もり、内面的な世界を探求することに秀でた歴史的特色を有しています。高野山の信仰や熊野古道の宗教観は、社会的地位や信仰、性別等を問わない日本における寛容性と多様性の根源であり、南方熊楠や長沢芦雪といった奇想天外な人物を輩出し、魅了してきた歴史があります。
 その一方、本州最南端の半島である紀南地域は、「開放性」を特色として、かつて黒潮とともに移民文化を醸成。長い海岸線と良質な木材は、古代から高い造船技術を発達させ、物資輸送や水軍の拠点として、歴史的大きな役割を果たしておりました。堺で最初に利用された船は紀州富田の船であり、かつて富田浦は「港」としての起点を担い、経済文化の中心地でもありました。
しかし、残念ながら、時の経過とともに牟婁の由来や過去に繁栄した港の存在は忘れ去られているため、「紀南アートウィーク」では、様々な活動を通じ、その歴史的・文化的な資産を現代に蘇らせたいと考えております。
「籠もる」と「ひらく」。対立の概念とされている2つの言葉は果たして本当に対義なのか。「ローカリゼーション」と「グローバリゼーション」は、なぜか言語に隔てられ、分断に陥っているようにみえます。それを分断と呼ぶのならば、あえて分断を許容してもよいのではないでしょうか。「無理に、安易に、グローバルを目指す必要はない。とじてもいい。開かれる前には、むしろとじるべきではないか。」地域特有の歴史と文化を閉じて、再度深く見つめなおすことで、はじめてグローバルな世界と接合するのではないか。それらの想いを一手にシンボルロゴに託し、「紀南アートウィーク」は歩み続けております。
 紀南地域にとっては「あちゃらもん(紀南弁で「よそ者」の意)」である現代アートに普遍的な共通点を見出してもらえるよう工夫を凝らし、持続可能な紀南地域/牟婁郡地域の文化振興、文化教育、一次産業の産業経済振興、観光振興等に貢献。延いては、紀南地域自体が歴史文化やアートにも貢献できるような活動を目指します。
 

「川久ミュージアム」展示内容 ~アルチザンが創り上げた建築芸術と現代アートの融合~
 世界各地から一流のアルチザンが集い、長い年月をかけて完成した建築芸術「ホテル川久」。2020年にエントランスロビーの金箔天井がギネス世界記録に認定されるに留まらず、貯蔵していた美術品を公開し、館内外各所に施された建築芸術とともに私設美術館「川久ミュージアム」としての歴史・文化の保存及び伝承を開始。和歌山県南紀白浜の新たなランドマークとして数多くの御お客様にご来館頂きました。
 そして、この度、和歌山県紀南地域/牟婁郡を起点とした歴史文化・アートへの貢献を目指す「紀南アートウィーク2021 -籠もる牟婁 ひらく紀南-」への参画により、より多くの皆様へ感動をお届けして参ります。
 イベント開催期間中、川久ミュージアム内の各所にて、著名アーティストの現代アート作品を展示致します。
 

ウー・チャンロン / 台湾
 台南を拠点に活動する呉長蓉(ウー・チャンロン)は、自身の回りで起こる日々の出来事から、世界経済やエネルギー供給、エコロジー問題を想起させる作品を制作しています。
 展示作品は家業である養豚をモチーフにしながら、生命の誕生から、食肉化されるまでの記録を万華鏡のようにつなぎ合わせることで、家畜の在り方に潜む「国家の起源」や「統治のあり方」まで思い起させます。更には、近年の動物解放論に代表される倫理的な考え方に代表される、肉食の是非を含めた動物の権利をめぐる議論をも示唆しているといえるでしょう。
 展示場所:2階 回廊部(会場写真左上)
 展示内容:映像作品 ※予定
 

磯村 暖 / 日本
 磯村暖は、ヴァナキュラー(ある土地に根差した固有)な事象に対し、多元的視点から人間賛歌ともいうべき作品を制作しています。
 日本語の「ん」は文字として一つでも、微妙に異なった発音が複数存在するように、展示作品は、言語の不安定で限定的な役割から想を得ています。情報伝達の中心である口について考えながらも、鼻を使い様々な音を発生させることで、伝える相手やその方法、伝わるまでの時間における差異をコラージュしています。
 展示場所:ドロミティ(会場写真右上)
 展示内容:音楽作品 ※予定
 

 

ホー・ツーェン / シンガポール
 歴史や思想の豊かな文脈から、時に演劇的手法を取り入れた作品を制作するホー・ツーニェン。
 展示作品は、現在はナショナル・ギャラリー・シンガポールとなった旧最高裁判所を舞台に、クィーンの名曲にのせて出演者オーディションの記録をつなげ作品化しています。裁判官と容疑者の演者に多民族国家にして、長く英国の植民地であった同国の成り立ちを垣間見ることができます。
 展示場所:天井絵の間(会場写真左下)
 展示内容:映像作品 ※予定
 


アデ・ダルマワン / インドネシア
 世界最高峰の国際展ドクメンタ15(2022年)で芸術監督を務める、アート・コレクティブであるルアンルパの中心人物アデ・ダルマワン。
 展示作品は(現在の)哲学だけでなく、自然学や数学をも含む学究的営為の総体たる古代ギリシャ哲学と、ドイツ観念論からマルクス主義や実存主義へと連なる近代ドイツ哲学の関係性を、サッカー・ゲームに準え表現しています。
 展示場所:ラウンジ「スフィンクス」(会場写真右下)
 展示内容:映像作品 ※予定


■ 開催概要
タイトル:紀南アートウィーク2021 -籠もる牟婁 ひらく紀南-
日程:2021年11月18日(木)~11月28日(日)11日間
会場:和歌山県紀南地域 田辺市・白浜町内各所(複数箇所)
入場料:入場無料
※ 会場によっては別途入場料が必要な場合が御座います。
※ 川久ミュージアムは施設入場料(1,000円)を頂戴致します。
主催:紀南アートウィーク実行委員会
共催:株式会社南紀白浜エアポート
後援:和歌山県
協賛:アドベンチャーワールド、株式会社紀陽銀行 白浜支店 ほか
後援:アドベンチャーワールド、川久ミュージアム、高山寺 ほか
総合プロデューサー:藪本 雄登
アーティスティック・ディレクター:宮津 大輔
地域活性化プロデューサー:森重 良太
公式URL:https://kinan-art.jp/

 


川久ミュージアム(ホテル川久)のご紹介

 1989年、日本がバブル絶頂期に始動された「世界の数寄屋」を作るプロジェクト「ホテル川久」。建築家永田祐三氏が監修し、中国、ヨーロッパ、イスラム、日本と、世界各地の匠の技術を融合させた同ホテルは、総工費400億に上り、延床面積2万6000平米、建設期間は2年を費やしました。

 外壁を飾るのは、中国の紫禁城にのみ使用を許された鮮やかな「老中黄」の瑠璃瓦。館内は、イタリアの職人によって敷き詰められた緻密なローマンモザイクタイルの床や、フランス人間国宝ゴアール氏の手による壮大な22.5金の金箔ドーム天井に加えて、ロビーの壁面には、メトロポリタン美術館の鑑定で2世紀頃のシリアの鹿と豹のビザンチンモザイク画が埋め込まれており、野外には、イギリスの彫刻家バリー・フラナガンによる幅6メートルものうさぎのブロンズ像など、美術的価値の高いアーティストを世界中から招集し造られた夢の建築です。左官職人・久住章が主宰する「花咲団」による疑似大理石でつくり上げた1本1億円の26本の柱や土佐漆喰で仕上げたホテルエントランスの大庇ほか、陶芸家・加藤元男による信長塀や陶板焼きのタイル壁、煉瓦職人・高山彦八郎による煉瓦模様など、日本人の匠も数多く参加しています。世界中の技術や文化を組み合わせたような建築は、全ての作品の調和とれている摩訶不思議な空間となっています。
 また館内には、創業当時オーナーが世界中から買い付けたオーナーズコレクションとして、中国清代前期の七宝焼きや陶器、ダリ、シャガール、横山大観などの作品も展示されております。

 1993年には、優れた建築作品と設計者に贈られる「村野藤吾賞」を受賞。そして2020年に金箔表面積でギネス世界記録™に認定されました。そんな建築とアートの融合体である川久ホテルがその歴史価値の保存と伝承を目的とし、2020年川久ミュージアムとしてオープンいたしました。

会場:川久ミュージアム(ホテル川久)
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3745
電話番号:0739-42-2662
開館時間:10:30〜18:00(最終入場は閉館30分前まで)
料金:一般 1000円 / 高大生 800円 / 中学生以下入場無料(学生証の提示が必要)
公式HP:https://www.museum-kawakyu.jp/

《会社概要》
【社名】 Karakami HOTELS&RESORTS株式会社
【事業内容】 リゾートホテル・ビジネスホテル・貸会議室経営・美術館事業
【本社所在】 〒060-0042 札幌市中央区大通西4丁目1 新大通ビルディング3階
【設立】 1953年12月9日
【資本金】 5,000万円
【売上高】 219億5,000万円[2020(令和2)年3月期]
【ウェブサイト】 https://www.karakami-kankou.co.jp/

<本件に関するお問い合わせ>
Karakami HOTELS&RESORTS(株) 広報担当 新田(ニッタ)までお願い致します。
TEL:011-222-5032 FAX:011-222-5223 E-mail:y-nitta@karakami-kankou.co.jp
※ 不在の場合は 070-4196-8823 (携帯電話) までご連絡ください。
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