【YUGEN Gallery】最先端の“モヤモヤ”。今、何が起きている? 一林保久道の個展「Hidden things」<10月7日(土)〜10月12日(木)>
日本画の伝統技法をベースに明確な色遣いやデジタルのグラフィック的構図で作品を制作するペインター、一林保久道。架空のキャラクターが画面の中で暴れ回るも、何が起きているのかはわからない。本展「Hidden things」では、漫画のドタバタ劇を切り取ったような立体パネル作品を約10点公開します。
日本画をバックグラウンドにもつ一林は、岩絵具や雲肌麻紙といった画材から離れデジタルデータを木材へ加工する工具「Shop Bot」や変形パネルを取り入れるなど現代的なマテリアルと手法で作品を制作しています。重要なモチーフとなるのが、子供の頃から遊んできたビデオゲーム。
「現代、古典として残っている絵画なり美術作品は時代の最先端を描いていたはず。画題だけでなく手法を通して自分が生まれ育った時代を物語る作品こそが古典になり得る。それが僕の場合はビデオゲーム」
ゲームのストーリー性や音楽を通して見た景色、ゲームの世界観から感じ取ったものを作品に落とし込み描くのが、歴史の曖昧さ、そして人間の不確かさ。私たちが過去から受け継ぎ、未来へ遺そうとする歴史や文化を食い違いの連続、ノイズによって形成されたものと捉えます。
「当時の出来事や生活の様子を描いた古代壁画や陶磁器は、長い年月を経て風化するのはもちろん、生きていた人間によって意図的に消されたものもある。そうして過去の出来事を知る上での資料の一部が欠落した時、全貌は誰にも分からなくなる。そこに観る人たちの想像が掻き立てられ、さまざまなノイズが生まれていく」
何が起こり、何と戦っているのかわからないさまをコミカルに描く一林保久道。ズレを感じるのも、モヤモヤするのも人間。最先端で古典的な私たちの姿が浮かび上がり、モヤモヤの向こうに想像は膨らむばかり。展示会場に、ぜひお越し下さい。
詳細はギャラリー公式サイトをご覧ください。
https://yugen-gallery.com/blogs/exhibitions/hokutoichibayashi-hiddenthings
開催概要
会 期:2023年10月7日(土)〜10月12日(木)
会 場:YUGEN Gallery(東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F)
開館時間:13:00〜19:00
※最終日のみ17:00終了
※会期中無休
在廊日 :10月7日(土)、12日(木)
休館日 :なし
入館料 :無料
※状況により、会期・開館時間が予告なく変更となる場合がございます。ご了承下さい。
作品紹介
本展覧会で展示される作品は、展示会場である YUGEN Gallery (渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F)および本サイトでご購入いただけます。
作家ページ:https://yugen-gallery.com/collections/hokuto-ichikubo
来場者特典のご案内
ご来場時にアンケートフォームよりご回答頂いた方限定で、オリジナルアートブックを無料でプレゼントします。
展示作品や展覧会ステートメントが1冊にまとめられた、本展のみのオリジナルアートブックです。
一林保久道 個展「Hidden things」アートブック
収録アーティスト:一林保久道
B4変型/定価1,650円(税込)
※アートブックのデザインは変更となることがございますのでご了承ください。
アーティスト・プロフィール
一林保久道
いちばやし・ほくと/石川県出身。1992年生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科日本画専攻卒業。自然の中にある鉱物や動植物を色材にしてきた古典的な日本画絵具ではなく、あえてアクリル絵具等を使用することで、人工物に囲まれた社会に生まれ育った世代のリアルな美的感覚を表出させる。架空のキャラクターを登場させ、歴史や時代的な事象をビデオゲームのような構図で描くことで虚実をないまぜにした世界観を展開。作品を発表するほか、LOSTAGE & bacho スプリットアルバムジャケット(2019年)などコミッションワークも手がけている。
個展
【2017年】 東京・gallery space HALO「WEIRD AND WONDERFUL」
【2018年】 東京・ANAGRA「melee close in」
【2019年】 京都・藤井大丸 『THE TOWER』
【2020年】 大阪・Marco 「Outer World」
【2021年】 東京・THE blank GALLERY「OUTER WORLD」
グループ展
【2018年】 京都・kara-s「ヤングマンズ」
東京・L'illustre Galerie LE MONDE「memento mori」
【2019年】 東京・The blank gallery「人物と風景」
【2020年】 東京・銀座蔦屋書店「Input/Output」
【2022年】 台湾・ART TAIPEI(Marcoより出展)
【2023年】 東京・YUGEN Gallery「Freestyle Asians」
香港・haus of contemporary「THE UN-SEEN STORY」
香港・Affordable Art Fair Hong Kong 2023(Ztory tellerより出展)
大阪・PARCO Wall Gallery SHINSAIBASHI「昨⽇はどんなARTを観ていましたか?」
YUGEN Galleryについて
株式会社ジーンの運営する現代アートギャラリーです。当社オフィスに併設されるオフラインギャラリーとオンラインギャラリー(公式サイト)から構成され、現代アートの販売・プロモーションを実施するためのプラットフォームとして機能します。オンラインギャラリーについては、日本語、英語、中国語のマルチリンガルに順次対応予定となっており、国内現代アート作品・作家のプロモーション、作品販売をグローバルに展開してまいります。
【YUGEN Gallery 概要】
■名称 :YUGEN Gallery(読み:ユーゲンギャラリー)
■住所 :東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル3F(株式会社ジーン併設)
■開館日 :不定期(展覧会開催期間のみ)
■開館時間 :平日14時〜19時/土日祝13時〜19時
展覧会により異なる場合があります
■公式サイト: https://yugen-gallery.com
■公式SNS:
Twitter: https://twitter.com/yugengallery_jp
Instagram: https://www.instagram.com/yugengallery.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/yugengallery.jp/
株式会社ジーンについて
当社はインターネット広告を活用したコンサルティングサービスを提供する<デジタルマーケティング事業>のほか、<アート・メディア事業>、<ライフスタイル事業>を展開しています。
<デジタルマーケティング・アドサービス事業>
・市場調査、競合調査など各種リサーチ
・インターネット広告運用(検索、SNS、動画など)
・SEO施策、アフェリエイト施策
・クリエイティブ制作、システム開発
・各種コンサルティングサービス
・ASPサービス「カチカチ」https://katikati.jp/
<アート・メディア事業>
・現代アートプラットフォーム「YUGEN Gallery」 https://yugen-gallery.com/ja/
・湘南エリアの総合情報サイト「湘南人」 https://shonanjin.com
・損しないための引越し総合マニュアル「引越し準備ナビ」 https://hikkoshi-1st.jp
・出版事業「Jeane Books」 https://jeanebooks.com/ja/
<ライフスタイル事業>
・コスメ事業「eサンプる」https://ee-sample.com/
・不動産事業「湘南人不動産」 https://realestate.shonanjin.com/
【株式会社ジーン 企業概要】
■代表者 :代表取締役 林田洋明
■設立 :2016年12月8日
■決算期 :6月
■資本金 :1億円(2023年1月現在/資本準備金含む)
■売上高 :18億627万円(2022年6月期)
■公式サイト:https://jeane.jp
■公式SNS:
https://www.facebook.com/jeaneincjp
https://twitter.com/jeaneinc
https://www.instagram.com/jeaneincjp
■所在地 :〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-19
東建インターナショナルビル3F
電話 03-6380-6165 FAX 03-6380-6215
■免許など :古物商(美術品) 東京都公安委員会 第30331212827号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第106709号
■問い合わせ先:pr@jeane.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像