中古マンション購入後、家族と一緒にいる時間に関する調査結果|家族との会話の量は変化したか?

MEMOCO

株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、中古マンションの購入経験者男女120名を対象に、「購入後の生活の変化」についてのアンケート調査を実施しました。

 調査概要

調査内容:中古マンション購入後の生活の変化に関するアンケート調査

調査期間:2025年1月29日(水)〜2025年11月25日(火)

調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)

調査人数:120人

調査対象:男性58人、女性62人

回答者について

出典:スムナラ

回答者の性別

男性:約48%

女性:約52%

出典:スムナラ

回答者の年代

20代:約14%

30代:約24%

40代:約33%

50代:約21%

60代以上:約8%

 物件への転居後、家族が一緒にいる時間は変化しましたか?

中古マンションへの転居後、家族と一緒に過ごす時間がどのように変化したかを調査しました。居住空間の変化が家族の時間にどのような影響を与えるのかを明らかにします。

出典:スムナラ
  •  どちらかというと長くなった:約54%

  • 長くなった:約20%

  • どちらかというと短くなった:約21%

  • 短くなった:約5%

「長くなった」と「どちらかというと長くなった」を合わせると約74%となり、約4人に3人が転居後に家族と一緒にいる時間が増えたと回答しています。一方で、「短くなった」と「どちらかというと短くなった」を合わせた約26%の回答者は、転居後に家族と過ごす時間が減少したと感じています。

 時間が長くなった理由

回答者からは、家族と一緒にいる時間が長くなった理由として、以下のようなコメントが寄せられました。

 

リビングの広さ・居心地の良さ

 「リビングが広くなったので、よく集まるようになった」「家の居心地がいいから」「部屋作りにこだわったから」「リビングに大きなソファーを置けたから」「住み心地がいいので」「リビングが快適なためリビングで家族と一緒に過ごす時間が以前よりも増えたから」

リビングの広さや居心地の良さを挙げる回答が多数を占めています。広いリビングがあることで、家族が自然と集まりやすくなることがわかります。快適な空間があれば、家族それぞれが自室に閉じこもるのではなく、共有スペースで過ごす時間が増える傾向があります。

 

通勤時間の短縮

 「通勤時間が短くなったため」「家と仕事場が近くなりいる時間が増えた」「駅から近くなったのでみんなの通勤時間が短くなった」「職場から近くなったため」「通勤のアクセスが良くなったから」

通勤時間の短縮を理由に挙げる回答も目立ちます。転居によって職場や駅へのアクセスが改善されると、家で過ごせる時間が物理的に増加します。特に共働き世帯では、通勤時間の短縮が家族時間の確保に直結しています。

 

その他の理由

 「テレビがリビングにしか無くなったから」「新しい家に居るのが皆好きな為」「家族と過ごすスペースが広くなったから」「団らんの場所ができたので」

テレビの配置変更や新居への愛着など、間取りや環境の変化が家族の行動パターンに影響を与えていることがわかります。

 時間が短くなった理由 

一方で、家族と一緒にいる時間が短くなったと回答した方の理由も紹介します。

 

仕事や生活の忙しさ

 「いろいろと忙しい日が多くなったこと」「仕事が忙しくなったから」「ローンの支払いのため働く時間が増えた」「忙しいからです」

住宅ローンの支払いによる働き方の変化や、単純に仕事が忙しくなったことを挙げる回答がありました。住宅購入後は経済的負担が増えることもあり、それが労働時間の増加につながるケースがあります。

 

個室の増加・プライベート空間の充実

 「部屋が広くなってそれぞれの空間で過ごすことが増えたから」「自身の部屋を持てるようになったので自然と減った」「それぞれの部屋ができた」「個人の部屋ができたから」

広い物件への転居により、各自の個室が確保されたことで、かえって一緒にいる時間が減ったという回答もあります。プライベート空間の充実は、家族が別々の空間で過ごす時間を増やす要因にもなります。

 

子どもの成長

 「子供たちの成長で仕方がない」「子どもたちが成長して同じ時間を過ごすことが減ってきたから」

子どもの成長に伴い、家族全員で過ごす時間が自然と減少するケースもあります。これは転居とは直接関係ない要因ですが、ライフステージの変化も家族の時間に影響を与えています。

 物件への転居後、家族との会話の量は変化しましたか?

続いて、転居後の家族との会話量の変化について調査しました。居住空間の変化がコミュニケーションにどのような影響を与えるのかを確認します。

出典:スムナラ
  •  どちらかというと会話は増えた:約50%

  • 会話は増えた:約33%

  • どちらかというと会話は減った:約17%

「会話は増えた」と「どちらかというと会話は増えた」を合わせると約83%となり、転居後に家族との会話が増えたと感じている回答者が圧倒的多数を占めています。「会話は減った」と明確に回答した人はおらず、「どちらかというと会話は減った」と回答した約17%のみが会話の減少を感じています。

 会話が増えた理由

回答者からは、家族との会話が増えた理由として、以下のようなコメントが寄せられました。

 

一緒にいる時間の増加

 「一緒にいる時間が伸びたから」「家にいる時間が長いから」「帰って来る時間が早くなりコミュニケーションが取れやすくなった」「家族が一緒にいる時間が増えたことが主因だと思います」「家族全員の在宅時間が増えたこと」

家族と一緒にいる時間が増えたことで、自然と会話の量も増えたという回答が多数を占めています。物理的に同じ空間にいる時間が長くなれば、コミュニケーションの機会も増加します。

 

リビングやダイニングの環境改善

 「リビングが広くゆっくりできているから」「キッチンも広いので、一緒に料理などをしている」「キッチンとリビングで会話できるから」「リビングやダイニングが広く、家族全員が一緒に過ごしやすくなったから」「リビングに集まるような物件を選んだから」

リビングやキッチンの広さを挙げる回答も多く見られます。広い共有スペースがあることで、家族が自然と集まり、会話が生まれやすい環境になっています。特にオープンキッチンやLDKの間取りは、料理をしながらでも家族と会話ができるため、コミュニケーションの増加に寄与しています。

 

居心地の良さ・心理的な変化

 「家に心地よさを感じてくれているから」「環境が落ち着いたから」「新鮮な気持ちが芽生えて、家のことや仕事のこと、学校のことを話すようになった」「新しい家になってみんな嬉しいだと思う」「安心感」

新居への満足感や居心地の良さが、家族間のコミュニケーションを促進しているケースもあります。新しい環境に対するポジティブな感情が、家族との会話を増やす要因になっています。

 

その他の理由

 「以前は、各部屋にテレビがある古い一軒家だったけど、リビングにしかテレビがなくなった」「集まることが多くなった」「食事を一緒にする機会が増えたから」「わんちゃんのことをよく話すから」

間取りの変化やペットの存在など、さまざまな要因が会話増加につながっていることがわかります。

 会話が減った理由

一方で、家族との会話が減ったと回答した方の理由も確認します。

 

忙しさ・時間の不足

 「お互いに時間が作れていないから」「仕事が忙しくなった」「忙しいため」「お互いに会うことが少なくなってきているから」

仕事や生活の忙しさから、家族と会話する時間が取れなくなったという回答がありました。特に住宅ローンの支払いなどで労働時間が増えた場合、会話の時間も減少する傾向があります。

 

個室での生活時間の増加

 「それぞれの部屋で過ごすことが増えたから」「自身の部屋に居る事が多いので自然と会話は減ってしまう」「各々部屋で過ごしている」「個人の部屋が充実したから」

各自の個室が確保されたことで、共有スペースで過ごす時間が減り、結果として会話も減少したという回答があります。プライベート空間の充実は、必ずしも家族間のコミュニケーション増加にはつながらないことがわかります。

 

その他の理由

 「一緒にいる時間が減ったので会話すること自体も少なくなった」「部屋が広くなって一ヶ所にいることがなくなったから」「すれ違いもあるので仕方がない」

郊外への転居による通勤時間の増加や、広い物件での分散など、さまざまな理由で会話が減少しているケースがあります。

 会話が増える住環境の特徴

回答者のコメントから、家族の会話が増える住環境には以下の特徴があることがわかります。

 

広いリビング・LDKがある

 

リビングやLDKが広いと、家族が自然と集まりやすくなります。一人でいるよりも家族と過ごすことを選ぶ傾向が生まれ、会話の機会が増えます。

 

オープンキッチンの間取り

 

キッチンとリビングがつながっていると、料理中でも家族と会話ができます。食事の準備をしながらコミュニケーションが取れるため、忙しい平日でも会話の時間を確保しやすくなります。

 

通勤・通学に便利な立地

 

駅や職場へのアクセスが良い物件は、通勤時間の短縮により家で過ごせる時間が増えます。在宅時間が増えることで、必然的に家族と接する機会も増加します。

 

居心地の良い空間設計

 

日当たりの良さや住み心地の良さも、家族が家にいたいと思う要因になります。外出よりも家で過ごすことを選ぶようになり、家族との時間と会話が増える傾向があります。

 調査結果における重要な考察「リビングの重要性」

今回の調査で最も多く挙げられた理由は、リビングの広さや居心地の良さでした。中古マンション購入時には、リビングやLDKの広さを重視することが、家族の時間と会話を増やすことにつながる可能性があります。

 

物件を選ぶ際は、専有面積だけでなく、リビングの広さや間取りの構成にも注目することが大切です。家族が自然と集まれる空間があるかどうかを確認しましょう。

 通勤時間短縮の効果

通勤時間の短縮を理由に挙げる回答も多く、立地選びの重要性が浮き彫りになりました。駅からの距離や職場へのアクセスは、日々の生活時間に直結します。

 

購入価格だけでなく、通勤時間という「時間コスト」も考慮して物件を選ぶことで、家族との時間をより多く確保できる可能性があります。

 個室とのバランス

一方で、部屋数が増えたことで家族が別々に過ごすようになったという回答もありました。個室の確保とリビングの充実のバランスを考えることが重要です。

 

子どもの成長に伴い個室が必要になる場合でも、リビングを家族の「集まる場所」として機能させる工夫が求められます。テレビをリビングにのみ設置する、リビングに快適なソファを置くなど、家族が集まりたくなる工夫が効果的です。

 まとめ

今回の調査結果から、中古マンション購入後に約74%の回答者が「家族と一緒にいる時間が長くなった」と感じており、約83%が「家族との会話が増えた」と回答していることがわかりました。

 

家族時間と会話が増加した主な理由として、以下の3点が挙げられます。

 リビングの広さ・居心地の良さ:広いリビングやLDKがあることで、家族が自然と集まりやすくなる

通勤時間の短縮:職場や駅へのアクセスが良くなることで、在宅時間が増加する

新居への満足感:新しい住環境への愛着やポジティブな感情が、家族間のコミュニケーションを促進する

中古マンションを選ぶ際は、価格や築年数だけでなく、リビングの広さや通勤時間なども含めて総合的に判断することが、家族との豊かな時間を確保するポイントとなるでしょう。物件選びの際には、「家族が一緒に過ごしたくなる空間かどうか」という視点も加えてみてください。

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業種
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電話番号
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代表者名
熊田貴行
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2012年04月