81.0%が、「親の老後」に対して不安を抱えている。その不安要素とは?

「親の老後」に関する実態調査

少子高齢化が進み、都心部の介護施設不足の深刻化が叫ばれている。自分の老後を不安に感じる人が多いかもしれないが、それよりも先にやってくるのが「親の老後」だ。ビジネスパーソンは「親の老後」に備えているのだろうか。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、首都圏在住の20歳~49歳男女741名を対象に、「『親の老後』に関するアンケート調査」を行った。はじめに「『親(義理の両親を含む)の老後』について考えていますか?また、『親の老後』に対して不安はありますか?」と質問した。結果、「『親の老後』について考えている」人は60.7%、また、「『親の老後』に対して不安がある」人は81.0%だった。次に「『親の老後』について、不安要素は何ですか?」と聞いた。最も多かったのが「介護」で61.3%、「経済的負担」が46.3%、「親の病気・怪我」と「認知症」がともに28.7%と続いた。次に「もしも親の介護が必要になった場合はどうする予定ですか?」と聞いたところ、「自分もしくは配偶者が介護する」という人が38.4%、「兄弟・姉妹が介護する」が6.5%、「施設に入れる」が15.0%、「分からない」という人が34.3%だった。最後に「『親の老後』に備え、何か対策はしていますか?」と聞いた。結果、「貯金」が17.1%、「親と話し合っている」が8.9%、「兄弟・姉妹間で話し合っている」が7.8%だった。また「特にない」と回答した人は66.0%と、3人に2人は「親の老後」に関して特に対策はしていないことが分かった。

81.0%が、「親の老後」に対して不安を抱えている。

はじめに「『親の老後』について考えていますか?また、『親の老後』に対して不安はありますか?」と質問した。結果、「考えていて、不安もある」という人が52.9%、「考えていて、不安はない」が7.8%、「考えてはいないが、漠然と不安はある」が28.1%、「考えていないし、不安もない」が11.2%だった。「『親の老後』について考えている」人は60.7%、「『親の老後』に対して不安がある」人は81.0%だった。
また、年代別に見ると、「考えていて、不安もある」という20代が46.0%、30代が52.6%、40代が60.5%だった。徐々に「親の老後」が近づいてくると考えるようになる人も増えるが、その分不安もついてくるようだ。
男女別に見ると、「『親の老後』について考えている」男性は62.3%、女性は59.2%。「『親の老後』に対して不安がある」男性は79.0%、女性は82.9%だった。
それぞれ理由を聞いた。「『親の老後』に対して不安がある」と回答した人からは「遠距離に住んでいるから」という理由が最も多く、具体的には「現在親とは別居しているので、将来的に同居して介護する必要があるのか」(34歳/女性)や「子どもが全員離れて暮らしているので、いざというとき駆けつけられるのか」(36歳/女性)などが挙がった。次いで「金銭的問題」が挙げられた。例えば「自分自身が未婚のため、金銭的に不安である」(39歳/女性)や「貯蓄が少ないから」(24歳/男性)などの声が聞かれた。他には「兄弟がいないため、何かあったときは自分1人に降りかかるから」(29歳/男性)や「親が以前よりも体調を崩しやすくなったから」(34歳/男性)、「何から準備して良いか分からないから」(39歳/女性)などが挙がった。
「不安がない」と回答した理由では「まだ健康だから」が最も多く、具体的には「まだ実感が湧かないから」(28歳/男性)や「まだ先のことだと思うから」(25歳/男性)などが挙がった。次いで「経済的余裕があるから」という声が多く、例えば「経済的にゆとりがあり病気もなく健康に過ごしているから」(24歳/男性)や「持病がなく、資産はあるから」(29歳/男性)などが聞かれた。他には「姉が両親の近くに2人もいるから大丈夫だと思う」(39歳/女性)や「一緒に住めば良いと思っているから」(33歳/女性)、「親の意思がしっかりしているから」(42歳/女性)などの声が挙がった。

不安要素は「介護」「経済的負担」!年代が上がるにつれ、多くの人が抱える不安とは?

次に「『親の老後』に対して不安がある」と回答した人を対象に、「不安要素は何ですか?」と聞いた。最も多かったのが「介護」で61.3%、次いで「経済的負担」が46.3%、「親の病気・怪我」と「認知症」がともに28.7%、「親の体力低下」が15.7%、「家のバリアフリー対応」が7.0%、「その他」が5.7%だった。
年代別に見ると、「介護」は20代が56.5%、30代が61.4%、40代が65.7%。「認知症」は20代が24.7%、30代が29.0%、40代が31.9%とより年代を重ねるにつれ「親の老後」も近づくためか多くなった。一方、そのぶん備えをしている人も増えるのか、「経済的負担」は20代が51.1%、30代が48.1%、40代が40.2%と徐々に減る結果となった。

「自分もしくは配偶者が介護をする」予定の人が約4割!

次に「もしも親の介護が必要になった場合はどうする予定ですか?」と聞いたところ、「自分もしくは配偶者が仕事を続けながら介護する」が23.2%、「自分もしくは配偶者が仕事を辞め介護する」が4.9%、「仕事は分からないが、自分もしくは配偶者が介護する」が10.3%、「兄弟・姉妹が介護する」が6.5%、「施設に入れる」が15.0%、「在宅で専門家に来てもらう」が3.6%、「その他」が2.2%、「分からない」が34.3%だった。「自分もしくは配偶者が介護する」という人は合わせて38.4%だった。
それぞれの理由を聞いたところ、「自分もしくは配偶者が仕事を続けながら介護する」と回答した人からは「経済的な理由」が最も多く、具体的には「経済的なことも考え、働きながら介護するしかないと思うから」(29歳/男性)や「自分たちの生活もあるから」(35歳/男性)などが挙がった。「自分、もしくは配偶者が仕事を辞め、介護する」で最も多く挙がったのは「自分たちだけで介護したい」という理由で、例えば「家族への負担を減らすため自分だけで行いたいから」(24歳/男性)や「他人に任せるのは考えられないから」(25歳/女性)などの声が聞かれた。
また、「施設に入れる」では「親がそう望んでいるから」という理由で、具体的には「親も万が一の時は施設に入れてくれた方が良いと言っているから」(34歳/男性)や「双方が一番納得する手段だから」(26歳/女性)などが挙がった。

3人に2人は、「親の老後」に備えた対策をしていない!


最後に「『親の老後』に備え、何か対策はしていますか?」と聞いた。結果、「貯金」が17.1%、「親と話し合っている」が8.9%、「兄弟・姉妹間で話し合っている」が7.8%だった。また「特にない」と回答した人は66.0%と、3人に2人は「親の老後」に関して特に対策をしていないことが分かった。また、「特になし」と回答した20代は65.6%、30代は66.8%、40代は65.5%。年代間の差はほとんどないことが分かった。
「貯金」と回答した人にその理由を聞いたところ、「まだ具体的でないため、とりあえず蓄えている」(39歳/男性)や「まずは金銭的な不安だけでも取り除きたいから」(29歳/女性)などが挙がった。「親と話し合っている」では「もしもの場合のことは決めてある」(47歳/男性)や「親と自分の合意の上で決めたいから」(33歳/男性)などの声が聞かれた。また、「兄弟・姉妹が介護する」と回答した人からは「直前で揉めないために」(44歳/女性)や「負担にならないよう、こまめに連絡やコミュニケーションを取っている」(40歳/女性)などの声が挙げられた。

「親の老後」に対して不安を抱える人は多いが、実際に何か行動に移している人は少ないようだ。「まだ大丈夫だろう」と思っていても、いつ何が起こるか分からない。少しずつでも「親の老後」について考え、対策を始めるべきかもしれない。

■調査概要
有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20歳~49歳男女741名(学生は除く)
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年6月3日(金)~6月6日(月)

オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20160613-souken/

 

 

 

 

 

 

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