【ペット防災】ペットと入れる近隣の避難所を知っている飼い主13.7%。84%が「連れて行っても一緒に過ごせない“同行避難”所には行かない」
【バイオフィリア 犬猫調査リリース#13】 国が推奨する「同行避難」の実態調査

犬猫会員数35万頭(※1)の手作りごはんブランド「CoCo Gourmet(以下:ココグルメ)」「Miao Gourmet(以下:ミャオグルメ)」「にゃっち」を開発・販売する株式会社バイオフィリア(本社:東京都新宿区、代表:岩橋洸太)は、ペットの災害対策や国が推奨する同行避難に関する実態を調査するため、全国の犬や猫と暮らしている飼い主890名に、アンケート調査を実施しました。
調査の結果、84%の飼い主が愛犬・愛猫と「一緒に過ごせない同行避難所には行かない」と回答した一方で、一緒に過ごせる「同伴避難所」であれば避難する飼い主は72%でした。推奨されている同行避難では飼い主とどうぶつの安全を確保するのが難しい実態が明らかになり、同伴避難の整備が求められる結果となりました。
※1 2025年4月時点
調査の目的・背景
環境省により、災害の際にはペットと一緒に避難する同行避難が推奨されています。阪神淡路大震災や東日本大震災などの際に、被災地ではペットの避難先がない、飼い主が被災し飼育が困難となった、屋外に放ったり失踪して戻ってこないなど、離れ離れのまま避難せざるをえなかった状況を鑑み、飼い主とペットの同行避難が推奨されています。
「すべてのどうぶつのいのちの尊厳が守られる新しい歴史をつくる」をミッションに、多くの会員さまとその大切なワンちゃん・ネコちゃんのいのちを守る企業として、防災に関する飼い主さまの現状や意向、同行避難に関する課題点を発信することで、少しでも人とペットの災害対策が前進することを目的とし、【バイオフィリア犬猫調査リリース#13】を発表しました。
調査サマリー
・日頃から愛犬・愛猫のために災害への備えをしている飼い主は約70%。
・災害対策として最も多いものは犬猫飼い主ともに防災グッズの備え、次にマイクロチップの導入。
・同行避難・同伴避難を知らない、または言葉しか知らない飼い主は63.5%。
・住んでいる地域でペットと一緒に入れる避難所を知っている飼い主は13.7%。
・「ペットと同じ空間で過ごせない同行避難所は行かない」と回答した人は84.5%。
・「同行避難所」に避難する人は11.3%だった一方で、同じ空間で過ごせる「同伴避難所」であれば避難する人は72.4%。
・避難所の課題として多く挙がったのが、1位:どうぶつへのストレス、2位:別々の空間だと目が届かず不安、3位:暑さや寒さなどの環境、4位:他人や他のどうぶつとのトラブル。
・避難所に入れない場合の想定避難先として最も多いのが、在宅避難で77.9%、ついで車やテントなどで66.6%。
・災害時の課題として多く挙がったのが、1位:環境変化によるストレスや体調、2位:冷房・暖房が使えない環境、3位:留守番させている時に災害が起こらないか不安、だった。
調査結果
■愛犬・愛猫に関する災害への備えはしていますか?(n=890)

■ペットの災害への備え トップ5(複数選択あり n=621)

■準備している防災グッズ トップ5(複数選択あり n=621)

【同行避難・同伴避難についての調査】
同行避難:避難所にどうぶつと一緒に避難できるが同じ部屋・空間では過ごせない
同伴避難:避難所にどうぶつと一緒に避難でき、同じ部屋・空間で過ごすことができる
■同行避難や同伴避難について知っていますか?(n=890)

■地域でどうぶつと一緒に入れる避難所を知っていますか?n=890)

■同じ空間で過ごせない同行避難所でも避難する、またはしたいと思いますか?(n=890)

■同じ空間で過ごせる同伴避難所であれば避難する、またはしたいと思いますか?(n=890)

■避難所を利用しない、できない場合はどのように過ごしますか?(複数選択あり 上位5項目 n=890)

■避難所に関してどんな不安や課題がありますか?(複数選択あり 上位5項目 n=890)

【防災全般の課題調査】
■避難所以外で、災害時の不安や課題はありますか?(複数回答 上位5項目 n=890)

■調査概要
調査方法:会員専用メールマガジン
調査対象:ココグルメ定期会員、ミャオグルメ/にゃっち定期会員
回答者数:犬の飼い主633名、猫の飼い主214名、犬猫両方と暮らす飼い主43名
調査期間:2025年8月20日(水)〜8月24日(日)
調査内容分析:株式会社バイオフィリア
※本リリースの調査結果を利用する際は、【株式会社バイオフィリア調べ】と明記ください。
※ココグルメ、ミャオグルメ、にゃっちは弊社が開発・販売するフレッシュペットフードまたはおやつです。
いまできる対策とは
①避難場所の確保
避難所だけでなく、様々な避難場所があります。事前に情報収集を行い家族で話し合い、もしもの時に落ち着いて避難場所を判断できるようにしておきましょう。
・受け入れ可能な親戚、知人宅
・同伴避難所、同行避難所
・自宅避難
・車中やテント
・ペット可のホテル
・知人や施設に愛犬を一時的に預ける
②備蓄品の準備
ペット用品は人の物資よりも数が限られています。最低でも7日間分のフード、水、療法食や常用薬(使用している場合)を備えておきましょう。水は飼い主と愛犬・愛猫がシェアできる軟水がおすすめです。一緒に避難する場合はキャリーバッグやケージがあると安心です。ケージがないと避難所に入れない可能性があるので注意が必要です。迷子になった際にペットの写真やワクチン接種状況、健康状態やかかりつけの動物病院などの情報もメモしておきましょう。
③災害時のストレス緩和と、日頃からできる防災訓練
<萩原美樹先生/Dog index ドッグトレーナー>
心配や不安からの吠え、興奮からの吠えなど、環境が変わると吠える要素は強くなりがちです。まずはオーナーさんご自身が冷静になり、落ち着いて行動することです。日頃からマッサージなどのスキンシップでリラックスを教えてあげると心の安心にもつながります。
緊急時は、首輪、カラーを常につけておきましょう。他人や他のどうぶつが苦手な場合は、安全な距離感を保ち、クレート、バギー、キャリーバッグ等で視覚を遮断したほうが緊張が和らぎます。
猫は室内飼いの場合、犬と違って普段外に出ることがないので環境の変化にとてもストレスを感じます。災害時に自宅で待機できる場合に備えて、普段から非常用としての食料や猫砂、服用している薬などを多めに備えておくことをお勧めします。避難時は必ずクレートやケージに入れる必要があるので普段から手際よく入れる練習をしておくと良いでしょう。
ストレス緩和のためには、まず食事、運動、睡眠の見直しを行いましょう。自宅以外の場所でも、オーナーさんが不在でも、この3点ができると緊急時の心配が多少なりとも軽減します。その状況にあった規則正しい生活をつくり、散歩にいける環境なら短くてもこまめな散歩を行いましょう。大きなストレスがある場合は、嘔吐や下痢の症状をはじめ、涙が増える、フケがでる、においが違うなどからだに変化が生じます。そうでない場合は、あまり不安や心配をしすぎず、気丈な気持ちで接することが愛犬、愛猫のストレスを減らすことにつながります。
ストレスをかけないことばかりではなく、逆にストレスに強くなる心とからだをつくるよう日頃から心がけておくといざという時に役立ちます。
1日に必要な栄養がしっかり摂れる手作りごはん「ココグルメ」「ミャオグルメ」のレトルトタイプ、ストレス対策のおやつ「にゃっち」は防災用に最適

専門家監修フレッシュドッグフード(※2)売上No.1(※3)のワンちゃん用の手づくりごはんブランドCoCo Gourmet(ココグルメ)、ネコちゃん用の手づくりごはんブランドMiao Gourmet(ミャオグルメ)は、「手づくりごはんで、一生愛そう」をブランドコンセプトに、従来のペットフード概念に捉われず、ヒューマングレードの新鮮な肉・魚・野菜を使用し、無添加(※4)で食材本来の美味しさや栄養価がそのまま摂れる調理方法で嗜好性を高めた、次世代の手作りごはんブランドです。調理・配送・保管など、お客様にお届けするまで全ての工程が人の食品同等基準で管理され、定期配送で愛犬と過ごすご自宅へ大切にお届けしています。
冷凍タイプのほか、常温で保存できるレトルトタイプは、製造から2年間常温で保存が可能で、水分量を70%以上含むため食事から水分補給ができる点も水不足が懸念される災害時のごはんに最適です。また、ストレスなどによって食欲低下が心配されるワンちゃんに配慮し、食材の風味を生かした製法で嗜好性を高めています。
他にも、災害時の愛猫のストレス対策に手軽に使えるピューレおやつ「にゃっち」もラインナップ。天然由来の食材を使用し、食塩不使用で毛玉ケアや腸内細菌環境に配慮した、毎日あげても罪悪感がない無添加(※4)おやつです。
ココグルメシリーズ、ミャオグルメシリーズは自社サイトをはじめ、大手ECサイト、日本全国のスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンター、専門店など全国1,500店舗以上(※5)で販売しています。
※2 ドライ加工・レトルト加工をしていないドッグフード
※3 TPCマーケティングリサーチ株式会社による、ネット通販を主とする企業を対象とした、2022年度、2023年度の調査
※4 酸化防止剤・発色剤・pH調整剤・保存料・着色料・香料・調味料不使用(ミャオグルメ・ピュアのみ調味料を含みます)
※5 2025年6月
■ココグルメ ブランドサイト
■ミャオグルメ ブランドサイト
■にゃっち 詳細
https://miao-gourmet.com/lp/nyatch
株式会社バイオフィリアについて

「ともに、しあわせになろう。」をビジョンに掲げ、すべてのどうぶつのいのちの尊厳が守られる新しい歴史をつくる、ペットウェルビーイング企業です。
愛犬愛猫をオフィスに同伴できる福利厚生制度「わんダフル・ワーキング」や、保護どうぶつへの寄付活動などを行うアニマルウェルフェア(どうぶつ福祉)プロジェクト「わににゃる」などの企業活動を通じて、どうぶつが、けっしていのちをないがしろにされることなく、一生愛され、しあわせになれる世界を目指して活動しています。
会社概要
会社名:株式会社バイオフィリア
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目7-30フロンティアグラン西新宿201
代表:岩橋洸太
資本金:70,000,000円
事業内容:フレッシュペットフード「ココグルメ」「ミャオグルメ」の製造及び販売などのペット事業
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