CIC Institute「東京都TIB CATAPULT『Global CityTech Bridge』」採択プロジェクトが社会実装を実現!
〜サステナブル建材プラットフォーム「Matinno」を活用し、大阪・関西万博資機材のリユースによる循環型の内装デザインを実装〜
CIC Institute (本社:東京都港区虎ノ門、CEO デニース・メドレンカ )は、東京都より受託した「東京都グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」のプログラム「Global CityTech Bridge」を運営しています。
この度、本プログラムで支援するプロジェクトの一つが社会実装を実現しました。
今回の実証プロジェクトでは、NewNormDesignが提供するサステナブル建材プラットフォーム「matinno」を活用し、大阪・関西万博で約6か月間使用された資機材を再利用したサステナブルな内装デザインを実現しました。本内装は、サッポロ不動産開発株式会社が所有する「アルカサル(東京都渋谷区恵比寿)」において、株式会社船場の施工のもと実装されています。
本事例は、再利用可能な資機材のマッチングだけでなく、実際の輸送調整や環境負荷データ算出までを一貫して実施した好事例であり、最新のAI技術を活用したスタートアップのプロダクトが、多くのステークホルダーが関わる複雑な構造の中で、単なる実証に留まらず、今後も選択可能なアップサイクルの手法を確立し、建材のサーキュラーエコノミーを実現するための第一歩を踏み出した点に意義があります。
Global CityTech Bridgeでは、今後も社会実装パートナーとスタートアップの連携を通じ、脱炭素や資源循環といった社会課題の解決につながる事業創出を推進してまいります。
なお、プロジェクトの詳細については3月2日(月)17:00よりCIC Tokyoにて発表予定です。
また、本事業へ参画する事業会社・スタートアップの皆様を引き続き募集しておりますので、ご関心のある方は事務局までご連絡ください。(Global CityTech Bridge事務局連絡先:catapult@cic.com)
プロジェクト概要:
NewNormDesign株式会社がサッポロ不動産開発株式会社、株式会社船場と連携。サステナブル建材プラットフォーム「matinno」を活用し、サステナブルな内装デザイン、および材料の調達に取り組む。環境負荷の低い内装材の調達を通じて、CO2削減に貢献。
実証実験の結果及び社会実装の理由、社会へのインパクト:
Matinnoは、大阪・関西万博で約6か月間使用された資機材を、東京・恵比寿のオフィス改修プロジェクトへ再利用する実証を実施。解体と施工が連続する厳しい工程下でも、事前マッチングにより品質・納期を確保し、CO₂排出量約475kg削減、建設廃棄物削減を実現。循環型建築の実装可能性を具体案件で示した。

各社コメント
NewNormDesign株式会社:
短期イベントでの「解体から建設への直接転用」を目指した、国内初のPoCです。
Matinnoは、ユーザーとリユース資機材をマッチングさせる役割を担い、資機材の位置や状況をリアルタイムに把握できる独自のマップ・トラッキング手法を構築。さらに、輸送調整から環境負荷のデータ算出までを一貫して支援しました。これにより、これまでリユースのノウハウを持たなかったクライアントが、実践を通じて「次回のプロジェクトでも再利用を選択できる」仕組みと基盤を整えることができました。
なお、「matinno」のMVPは2026年1月28日に正式にローンチされ、自社のマテリアルをデザイナーに評価・紹介したいと考える製造事業者を対象に、現在、無償での申込みを受け付けています。
申し込みはこちら:https://matinno.co/
サッポロ不動産開発株式会社:
今回、当社保有物件の区画リニューアルにおいて、New Norm Designの「matinno」を活用し、サステナブルな内装・資材を一部採用しました。
これにより、物件価値の向上と環境負荷の低減を両立したプロジェクトを実現できました。
株式会社船場:
商業施設をはじめオフィスや教育、ヘルスケア、余暇施設などの空間創造企業である船場では、エシカルデザインによる循環型の空間創造を内装業界で先駆けて推進しています。
今回は「Matinno」を使い、万博での建材や器具を再活用し、サッポロ不動産開発様のセットアップオフィス の空間創造を担当。また、本件の設計・施工のデータベースを提供し、サービス実装のテストケースに参加しました。
これまで内装業界の課題であった環境負荷低減への取り組み効果の定量化にむけて、建材や器具などの最適なマテリアルの選定を行うことが可能となり、リユース品やエシカルマテリアルなどの利用促進が実現しました。
【 Global CityTech Bridge について】

"Global CityTech Bridge"は、CityTech(大都市関連テクノロジー)のイノベーション創出と社会実装を目指すものです。運営はCIC Institute と清水建設株式会社が共同で担い、18の大企業と自治体の社会実装パートナーや海外ではConnected Places Catapult (英国)、Anywhere Ventures (米国)とともに、スタートアップに対して、大企業とのマッチング、実証機会の提供、社会実装に対する経済的支援、海外市場展開支援、PR 機会の提供などを行います。今後、スマートシティ、モビリティ、エネルギー、脱炭素、資源循環、防災・レジリエンス等に関するソリューションを、課題先進都市である東京で実証・社会実装し、東京での実装例をもって海外展開を目指します。
Global CityTech Bridge の詳細情報はこちら:https://jp.cic.com/tib-catapult/
【 TiB Catapult について】

東京都では、「世界最高にスタートアップフレンドリーな東京」の実現に向け、"Tokyo Innovation Base"を設置する等、多様かつ充実したスタートアップ政策を推進しています。その一環として、世界の課題を解決し、グローバルに活躍するスタートアップの輩出を目指す事業会社等の連携体「クラスター」の創成事業として「 TIB CATAPULT 」が新たに始動しました。
TIB CATAPULT の詳細情報はこちら(東京都ウェブサイト):https://tibcatapult.metro.tokyo.lg.jp/
【 CIC Institute について】
CIC Instituteとは、世界各国でイノベーションセンターの運営やイノベーション関係プログラムの提供を行う CIC の専門チームです。このチームはイノベーションエコシステム構築や、スタートアップ、特にディープテック関連スタートアップの支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を行なっています。自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、多くのプロジェクトを実行し、CIC Tokyo を含む CIC 全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として活動しています。
CIC Institute の詳細情報はこちら:https://jp.cic.com/innovation-program/#about-cic-institute
【お問い合わせ】
Global CityTech Bridge 担当:加々美、エンフトゥル、池本 ( catapult@cic.com )
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