日本フレスコボール協会（JFBA）、12月10-11日にブラジル・リオデジャネイロで開かれる「フレスコボールブラジル選手権2022」に日本代表選手を3年ぶりに派遣予定。メンバーは今週末の最終戦で内定。

派遣するのは、男子・女子・ミックスカテゴリ各3組・18名。10月22-23日開催のシーズン最終戦「JBG®F千葉 フレスコボールジャパンオープン2022」終了後、代表選手が内定します。

コミュニケーションデザインスポーツ"フレスコボール"の国内での普及活動を行っている、一般社団法人日本フレスコボール協会（以下、JFBA、代表理事　窪島剣璽）は、12月10-11日(予定)にブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナビーチで開かれる「フレスコボールブラジル選手権2022」に日本代表選手を3年ぶりに派遣することを発表いたします。

当協会が日本代表選手団の海外派遣を開始したのは、2015年にメキシコ・カンクンで開催された「第1回フレスコボールワールドカップメキシコ大会」。2017年からは、シーズンで優秀な成績を収めたペアをフレスコボールの本場・ブラジルにおける最高峰の大会「ブラジル選手権」へ派遣をおこなってきました。コロナ禍もあって、ブラジル選手権に日本代表選手団を派遣するのは、3年ぶりとなります。

2015年のメキシコ大会は後藤＆藤元ペアらが出場

 

2022シーズンの日本代表選考基準は、「①フレスコボールジャパンオープン2022各カテゴリ優勝ペア」と「②フレスコボールジャパンオープン2022各カテゴリ優勝ペアを除く、各カテゴリ年間ランキング上位4名2組」で、3カテゴリで計9組18名のペアが選出されます。

特に今週末10月22-23日に千葉市千葉市美浜区・稲毛海浜公園いなげの浜で開催されるシーズン最終戦「JAPAN BEACH GAMES® Festival CHIBA フレスコボールジャパンオープン2022」は、優勝ペアが日本代表として内定し、ペアごとの一年間の集大成が結集する日本最高峰の大会。各カテゴリとも混戦模様で、どのペアのラリーからも目を離せません。

ブラジル選手権2019では、五十嵐＆落合ペアがミックス優勝の快挙

 

■ブラジル選手権 大会概要（予定）
・大会名：フレスコボール ブラジル選手権 コパカバーナ 2022
　（ポルトガル語：CIRCUITO BRASILEIRO DE FRESCOBOL ETAPA COPACABANA 2022）
・日時：2022年12月10日(土)、11日(日)
・場所：ブラジル リオデジャネイロ コパカバーナビーチ
・主催：FEDERACAO DE FRESCOBOL RIO DE JANEIRO（FEFERJ）
＊現地団体の都合により、変更になる可能性もございます。

〈ジャパンオープンに出場する上位ペアの主な顔ぶれ〉※氏名（所属クラブ）個人保持総合ポイントを記載

今シーズン4大会で頂点に輝いた外山＆松浦ペア

■男子部門出場ペア｜個人保持ポイント合算・上位5ペア
◇外山祐次（逗子フレスコボールクラブ）5308pt　＆　松浦孝宣（Fun Lovin' Carioca）5308pt
◇古川元樹（所属なし）5182pt　＆　新城悠也ペア（所属なし）5182pt
◇岸田直也（フレスコボール関西 Grêmio VENTO）5117pt　＆　山下祥（フレスコボール関西 Grêmio VENTO）5117pt
◇芝卓史（フレスコボール福岡）5075pt　＆　赤塚康太（湘南鵠沼フレスコボールクラブ）5075pt
◇五十嵐恭雄（所属なし）4960pt　＆　斉藤亮太（逗子フレスコボールクラブ）4946pt
 

昨年ジャパンオープン女王に輝いた宮山＆風味ペア

■女子部門出場ペア｜個人保持ポイント合算・上位5ペア
◇風味千賀子（フレスコボール関西 Grêmio VENTO）4847pt　＆　宮山有紀（フレスコボール関西 Grêmio VENTO）4847pt
◇落合真彩（湘南鵠沼フレスコボールクラブ）4631pt　＆　青木沙耶香（湘南鵠沼フレスコボールクラブ）4631pt
◇大和地未沙子（逗子フレスコボールクラブ）4631pt　＆　山口桃子（逗子フレスコボールクラブ）4467pt
◇宮下ゆめ花（フレスコボール明石 Grêmio PONTE）4364pt　＆　山本彩佳（フレスコボール明石 Grêmio PONTE）4364pt
◇大久保美音（琉球フレスコボールクラブ）3974pt　＆　岡井花子（琉球フレスコボールクラブ）3902pt
 

前哨戦オオクラカップで優勝した外山＆落合ペア

■ミックス部門出場ペア｜個人保持ポイント合算・上位5ペア　※日本代表選考は出場ペア単位でpt算出
◇外山祐次（逗子フレスコボールクラブ）5308pt　＆　落合真彩（湘南鵠沼フレスコボールクラブ）4631pt
◇松浦孝宣（Fun Lovin' Carioca）5308pt　＆　青木沙耶香（湘南鵠沼フレスコボールクラブ）4631pt
◇芝卓史（フレスコボール福岡）5075pt　＆　風味千賀子（フレスコボール関西 Grêmio VENTO）4847pt
◇五十嵐恭雄（所属なし）4960pt　＆　宮山有紀（フレスコボール関西 Grêmio VENTO）4847pt
◇赤塚康太（湘南鵠沼フレスコボールクラブ）5075pt　＆　山口桃子（逗子フレスコボールクラブ）4467pt
 

■「JAPAN BEACH GAMES® Festival CHIBA フレスコボールジャパンオープン2022」大会概要
日程：2022年10月22日(土),23日(日)
場所：千葉県千葉市美浜区・稲毛海浜公園いなげの浜
主催：一般社団法人日本フレスコボール協会
出場：全80組
タイムテーブル：https://blog.frescoball.org/blog/archives/p18576/

■”コミュニケーションデザインスポーツ” フレスコボールとは？
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツです。
1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案され、現在は世界各地のビーチで親しまれるようになっています。
フレスコボールの最大の特徴は、向かい合う2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続ける採点競技という点。一般に競技時間は5分間、7mの距離を保って試合を行います。
協力してラリーを続ける様子から「思いやりのスポーツ」とも言われ、2022年9月現在、日本全国で21のJFBA公認地域クラブと、1の公認学生団体が設立され、フレスコボールを通じた地域コミュニティが形成されています。
日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらうために2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県で地域クラブ設立を目指して積極的に活動を行っております。