老舗和菓子屋お亀堂が挑む、新しい地域活性のカタチ— 地元の「想い」と「素材」を繋ぐ、サステナブル和菓子プロジェクト —
6月16日は「和菓子の日」保存料に頼らない和菓子だからこそできる、地元農産物の“いのち”を無駄にしない挑戦。

愛知県豊橋市で70年以上続く和菓子屋・株式会社お亀堂(代表取締役:森貴比古)は、「和菓子の日」にあわせて、地域農産物の規格外品や地元事業者の未利用資源を活かした“サステナブル和菓子”の取り組みを発表いたします。
和菓子を通じて「想いと食材を無駄にしない社会づくり」をめざす、地域連携の新しいかたちです。
■ 農家の“困りごと”が、和菓子の“新たな美味しさ”に
東三河は、温暖な気候と平野が広がる日本有数の農業地帯。
しかしその一方で、形が不揃いなだけで市場に出せない“規格外品”が日々生まれています。
「その素材と、生産者さんの想いを無駄にしたくない」
そんな気持ちから、お亀堂では和菓子職人の技術を活かし、規格外農産物を主役にした新たな商品を開発してきました。
これまでに開発された商品は以下の通り:
・大きく変形した豊橋産サツマイモ →東三河の郷土菓子「鬼まんじゅう」
・傷が入ったいちじく → 果肉感そのまま「イチジクガレット」、「かき氷」
・小粒のいちご → まるごと包んだ「生イチゴミルクごろごろ爆弾大福」
・生産多状態になったうずら卵 →うずら卵を贅沢に使用した「カスタード餡」の「ぴよりんあん巻き」
どれも、素材の“個性”を活かした唯一無二の一品に仕上がっています。




■ 「みたらし団子のタレ」に、まさかの…佃煮の旨味⁉
2024年春には、地元の老舗佃煮店とタッグを組み、
佃煮製造時に残る“旨味の詰まった調味液”をみたらし団子のタレに転用するという、全国でも珍しい商品を開発しました。
このコラボは、日頃から「地元事業者の連携で新しい価値を生み出したい」と活動していたお亀堂の思いに、豊橋信用金庫様が賛同・橋渡しをしてくださったことで実現。
まさに「地域の想いがつながった一品」です。

■ 和菓子だからできる、サステナブルなものづくり
お亀堂の和菓子は、保存料や殺菌剤に頼らず、手間と工夫で日持ちを実現する製法。
だからこそ、「加工しきれないから廃棄…」ではなく、「余すことなく使いきる」発想が自然に根づいています。
地元の青果市場・農家・老舗企業と一緒に、
“ここでしか食べられない和菓子”を生み出し、地域の農業・食品産業の未来を明るくする。
これこそが、お亀堂が描く「和菓子を通じた地域貢献」の姿です。
【和菓子の日に寄せて】
6月16日は「和菓子の日」
— かつて平安時代に疫病除けを願い、菓子を神前に供えたのが始まりです。
今、令和の時代を生きる私たちが願うのは、
“地域のいのち”をつなぐこと、“想いを活かす”こと。
お亀堂はこれからも、「挑戦と革新」の心を忘れず、
和菓子を通して、地域の人・企業・未来を繋ぐ挑戦を続けてまいります。
【会社概要】
株式会社お亀堂
所在地:愛知県豊橋市南小池町164
代表取締役:森 貴比古
Twitter:https://twitter.com/okamedo_jp
Instagram:https://www.instagram.com/okamedo_jp/

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