物流クライシス要因のデジタル化の遅れを解決し、物流業界のDX化を目指す「ascend」へ出資・成長支援を決定
創業期のスタートアップから出資・インキュベーションを行う株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原 健太郎、以下「当社」)は、運営する「Samurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合」(以下「サムライ6号ファンド」)より、ascend株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:日下 瑞貴、以下「ascend」)へ出資・成長支援することを決定しましたのでお知らせいたします。
左から、八大※1 岩田亨也氏、ascend CPO森居康晃氏、CEO日下瑞貴氏、エンジニア増谷侑一氏、当社 Capitalist齋藤武仁
■ascendについて
ascendは、日本経済の血管とも言われる物流業界の価値最大化を目指し、DX化を推進するスタートアップです。ECが拡大しより物流が重要になる中、物流業界では昨今叫ばれる「物流クライシス」の構造要因でもあるデジタル化の遅れに伴う生産性の低さやサービスのコモディティ化に伴う荷主交渉力の低下などの課題があります。しかしながら特に運送業界におけるクラウド利用率は未だ40%程度と言われ、業界の多数を占める中小企業になるほどその利用率は低下している現状があります※2。さらに運送管理や案件管理等の利用率は10%以下という結果もあり※3、デジタル化による課題解決の余地は非常に大きいと言えます。
ascendが開発する運送管理SaaS「アセンド・ロジ」では、業務の効率化と運賃適正化を同時に実現でき、業務のデジタル化とデータ分析を行うことでこれら課題解決を図ることが可能です。ダッシュボードでKPIを追うことができるためわかりやすく、また業務の効率化と併せた経営コンサルティングを行えるため、より企業に合わせた形での改善とDX化を進めることができます。
当社は、サムライ6号ファンドの注力領域でもある物流領域において、まだまだ大きなイノベーションを起こしていけると考えており、ascendはその可能性を大きく秘めていると感じています。今後も社会課題の解決にチャレンジするスタートアップ・起業家への出資・成長支援を進めてまいります。
【ascend会社概要】
社名:ascend株式会社
設立:2020年3月
代表:代表取締役社長 日下 瑞貴
所在地:東京都新宿区市谷田町2-38-3 シティ市ヶ谷5階
URL:https://www.ascendlogi.co.jp/
■代表取締役社長 日下 瑞貴氏 コメント
■本出資について
Capitalist Investment Group 齋藤 武仁
以上
注釈:
1 八大社はascendの現取引先であり実証実験を共に行ってきた企業です。
2、3 参照:総務省「情報通信白書平成28年度版」
■サムライ6号ファンド概要
名称:Samurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合
投資対象国:日本、イスラエル、アフリカ
投資対象領域:物流、ヘルスケア、リテールテック、フィンテック、建設、MaaS中心
投資ラウンド:プレシード〜シリーズA
投資金額:500万円〜5,000万円程度
■会社概要
社名:株式会社サムライインキュベート
住所:東京都港区六本木1-3-50
設立:2008年3月14日
代表:代表取締役 榊原 健太郎
URL:https://www.samurai-incubate.asia/
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