三井不動産ホテルマネジメント 明海大学との産学連携プロジェクトを始動
「チャリティイベント」「フードロス」等、学生とともに社会課題に取り組む
株式会社三井不動産ホテルマネジメント(所在地:東京都中央区)は、明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部(所在地:千葉県浦安市)と産学連携プロジェクトを開始することを決定しました。
本プロジェクトでは、「ホテルにおけるチャリティイベントの活性化」および「ホテルでのフードロス課題解決に向けた施策」をテーマに掲げ、学生が実地調査やイベント準備、ホテル現場でのイベント体験を通して実態を把握し、当社に対し課題解決に向けた提案を行います。
プロジェクト始動にあたり、2025年4月22日(火)には、同校のホスピタリティ・ツーリズム学部の学生22名を対象に、業界説明を交えた事前授業を実施しました。
当社では、学生に対して、「実践的な学びの場」を提供することで、「質の高い教育活動」に貢献を図るとともに、社会課題の解決に向けた取り組みを続けてまいります。

■産学連携プロジェクト 概要
対象校 :明海大学
対象学生:ホスピタリティ・ツーリズム学部 3年生~4年生 22名
テーマ ①「ホテルにおけるチャリティイベント活性化」
②「ホテルでのフードロス課題解決に向けた施策」
■今後のスケジュール
①「ホテルにおけるチャリティイベント活性化」
<2025年>
4月22日オリエンテーション・事前授業
5月以降企業訪問
5月19日・23日・6月2日 夏イベント準備(配布用短冊の紐付け制作作業参加)
7月5日・6日 夏イベント当日運営(七夕チャリティイベント現地対応)
10月 6日・11月10日 冬イベント用オーナメント制作作業参加
12月13日・12月21日 冬イベント当日運営(クリスマスチャリティーイベントのサービス体験)
<2026年>
1月28日13:00~16:00最終発表会(プレゼンテーション)
②「ホテルでのフードロス課題解決に向けた施策」
2025年10月~2026年1月 ゼミ授業内での研究
2026年1月28日13:00~16:00 最終発表会(プレゼンテーション)
■三井不動産ホテルマネジメントのチャリティイベントとは
障がいのある方が制作された七夕の短冊、クリスマスオーナメントを配布し、願い事を書いて館内の笹またはツリーに飾っていただくお客様参加型のイベントを開催。
このイベントでは、七夕の短冊、クリスマスオーナメントの制作作業を一般的な水準に近い工賃で障がい者支援施設に依頼しています。また、クリスマスオーナメントの木材は、三井不動産グループが所有する北海道の森林の間伐材を使用し、森林保全活動にも貢献しております。


■三井不動産ホテルマネジメントが取り組フードロスの取り組み
廃棄量の測定を行い、適正な量の料理提供に努め、フードロス削減の取り組みを実施しています。農水省推奨の食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)に参画し、ビュッフェ営業の全レストランでは、陶器でできたお皿のPOPを掲示してお客様へのご協力をお願いしています。ビュッフェでの残食については、フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)※」を導入し、朝食ビュッフェの食品ロス削減に積極的に取り組んでいます。


■明海大学
ホスピタリティ・ツーリズム 学部長 三輪 祥宏

この度の貴重な機会をいただいた三井不動産ホテルマネジメントの方々、準備に向けた本学関係者の各位に御礼申し上げます。
技術の発展等により、サービスの現場でも様々な障壁が崩されており、言葉の壁、性別の壁等を超えてインクルーシブであることが求められます。学生諸君には今回の身体性の壁を超えたチャリティ活動を通じて、将来につながる気づきを得てくれることを期待しております。そこで、学生が「なりたいじぶん」に必要な知識やスキル、経験の獲得に向けて三井不動産ホテルマネジメントの方々と学び、成長するために必要なサポートをしてまいります。
■三井不動産ホテルマネジメント
サステナビリティ推進室 村田理史

明海大学との産学連携は、チャリティイベントと食品ロス削減の2つの課題を設定しています。チャリティイベントは初めて試みとして、学生にイベント準備やホテルイベントにも参加いただきます。障がいがある方に対する就労賃金の現実や、募金活動の重要性を体験の中から感じていただきたいです。また、食品ロス削減も、食べる側の視点も含め、ホテルのビュッフェでの残渣削減を一緒に考えていきます。
■三井不動産ホテルマネジメントが展開するホテル

三井ガーデンホテルズでは“ガーデンのような豊かさと潤いのある体験を提供したい”という想いから、ブランドタグラインを「Stay in the Garden」と定め、国内外で34施設を展開しています。全国各地の地域性を大切に個性豊かなデザインと「楽しみになる朝食」をご用意し、ビジネスユースだけでなく、レジャー、リトリート、リフレッシュ、長期滞在等、様々なシチュエーションでお楽しみいただけます。
また“滞在そのものが目的となるデスティネーション型ホテル”を掲げた『ザ セレスティンホテルズ』を3施設、自分のスタイルで、“自由な時間と、過ごし方”を愉しむ次世代型ライフスタイルホテル『sequence』を3施設展開。三井不動産ホテルマネジメントは、「記憶に残るホテル」「感性豊かなお客さまの五感を満たすホテル」という理念・コンセプトのもと、多様なニーズに応えるブランド展開をしています。
■三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】・「グループ長期経営方針策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
※本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

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