8割以上の学生がChatGPT等を活用。一方で、約半数の企業が、学生のChatGPTの活用について、明確な考え方評価を定めず

〜26卒学生と企業を対象としたChatGPT等の活用に関する調査結果を発表〜

株式会社i-plug

学生と企業をつなげる新卒オファー型就活サービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営する株式会社i-plug(本社:大阪市淀川区、代表取締役 CEO:中野智哉)は、2026年卒業予定学生(以下、「26卒学生」)と企業を対象に、調査を実施しました。テーマは、ChatGPTあるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス(以下、ChatGPT等)の活用に関する調査です。

Q1. 今までにChatGPT(あるいはChatGPT等の生成AIを搭載したサービス)を活用したことはありますか?(学生対象/単一回答)

「今までにChatGPT等を活用したことがある」と回答した26卒学生は、86.9%。昨年5月に実施した25卒学生の調査と比較して、26.4ポイント増加しました。学生にとって、ChatGPT等の活用が、身近になっていると推察できます。

Q2.(Q1. にて「はい」と回答した方のみ)ChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)をどのような場面で活用していますか?(学生対象/複数回答)

ChatGPT等の活用場面について、「就職活動」が最多の63.0%。次いで、「大学の授業や課題/研究におけるアイディア出し」が50.5%でした。また、昨年5月に実施した25卒学生の調査と比較して、すべての項目の活用率が高くなっていることがわかります。

Q3. (Q2. にて「就職活動」と回答した方のみ)就職活動のどの場面で活用したか教えてください。(学生対象/複数回答)

「エントリーシートの履歴書の添削」が最多の76.3%でした。次点で「面談・面接対策」が48.1%であり、昨年5月に実施した25卒学生の調査と比較して、34.6ポイント増加しました。エントリーシートや履歴書での活用だけでなく、企業の選考対策でChatGPT等を活用している学生が増えているようです。

Q4. エントリーシートや履歴書を作る際に、どの項目でChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)を活用したか、教えてください。(学生対象/複数回答)

エントリーシートや履歴書の作成に活用している学生に、どの項目でChatGPT等を活用しているか伺うと、「志望動機」が最多の88.6%でした。次いで「自己PR」が86.4%。

Q5. 今後(も)ChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)を活用したいと思いますか?(学生対象/単一回答)

今後「ChatGPT等を活用したいか」の設問について、84.4%の学生が「とても活用したい」または「活用したい」と回答しました。昨年5月に実施した25卒学生の調査と比較して、21.2ポイント増加しました。「活用したくない」「あまり活用したくない」を選択した学生はわずか4.4%。ChatGPT等が、今後の大学生活や就職活動において、必要不可欠なサービスになると推測できます。

約半数の企業が、学生のChatGPT等の活用について、明確な考え方を定めておらず。

Q6. 採用選考(面接)において、エントリーシートや履歴書の提出を学生に求めていますか。(企業対象/単一回答)

採用選考(面接)において、エントリーシートや履歴書の提出を学生に求めている企業は93.2%。昨年5月に実施した同内容の調査結果と比較して、変化はみられませんでした。

Q7. エントリーシートや履歴書の内容について、ChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)を活用しているかを見極めるといった対策を行っていますか。(企業対象/単一回答)

「はい」はわずか2.1%。Q2.の結果の通り、ChatGPT等のサービスを就職活動で活用する学生は昨年度と比較して増えているものの、対策を行っている企業の割合に、あまり変化はありませんでした。

見極めている対策として、「面接などの対話で事実か確認する」「生成AIが使いやすい単語や文章の言い回しなどが使われていないか確認する」などが挙げられました。

Q8. エントリーシートや履歴書の作成時に学生がChatGPTなどの生成AIを活用することについてどう考えていますか。(企業対象/単一回答)

「エントリーシートや履歴書の作成時にChatGPT等のサービスを活用すること」について、46.8%の企業が「どちらともいえない」と回答しました。学生のChatGPT等の活用に対して、約半数の企業が明確な考え方を定めていないようです。以下、「良いと思う」「良くないと思う」と回答した企業からの具体的な理由を紹介します。

<「良いと思う」と回答した理由>

・誤字を確認するためといった活用であれば、歓迎したい

・生成AIを用いるのも、スキルの一つである

・最新の技術を駆使することは良い事と考えるため

など、学生が最新の技術やツールに適応することを、企業が評価していることがわかります。

<「良くないと思う」を回答した理由>

・自身の言葉で書いてほしい

・採用のミスマッチが発生する

・学生さんのありのままの志望動機を知りたいため

など、学生の本来の考えが伝わりづらくなることを、企業が懸念していることがわかります。

今後、ChatGPT等の活用はますます促進していくと考えられます。企業と学生がマッチングする採用活動において、ChatGPT等のサービスを効果的に活用しつつ、自分の言葉で自分の思いを表現をするスキルが、これまで以上に重要になると推察されます。

調査概要

【26年卒学生対象(2025年調査)】

・調査期間:2025年5月12日(月)〜2025年5月15日(木)

・調査方法:インターネット調査

・調査対象:OfferBoxに登録している2026年卒業予定の学生

・有効回答数:563件

【25年卒学生対象(2024年調査)】

・調査期間:2024年5月8日(水)〜2024年5月10日(金)

・調査方法:インターネット調査

・調査対象:OfferBoxに登録している2025年卒業予定の学生

・有効回答数:613件

【企業対象(2025年調査)】

・調査期間:2025年5月12日(月)〜2025年5月14日(水)

・調査方法:インターネット調査

・調査対象:新卒採用を実施する企業

・有効回答数:365件

【企業対象(2024年調査)】

・調査期間:2024年5月8日(水)〜2024年5月10日(金)

・調査方法:インターネット調査

・調査対象:新卒採用を実施する企業

・有効回答数:266件

※構成比の数値は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合がある。

OfferBoxの概要

OfferBoxは企業から学生にオファーを送る新卒採用サービスです。企業は「会いたい学生」の情報を検索して効率的にアプローチができます。学生は、知らない企業や業界からのオファーにより自身の可能性を拡げることが可能です。当サービスは、オファー型、逆求人型、ダイレクトリクルーティング、スカウト型サービスなどと呼ばれています。

OfferBoxにおける2026年卒業予定学生は約212,856名以上が登録。企業側では累計20,423社以上が登録(※1)しています(2025年4月末時点)。

※1:登録企業数とはこれまで当社アカウントを開設した企業数であり、現時点で利用していない企業を含みます。

株式会社i-plug

株式会社i-plug

【代表取締役】中野智哉
【従業員数】299名(※単体/2025年3月31日現在)
【公式サイト】https://i-plug.co.jp
【所在地】大阪府大阪市淀川区西中島5-11-8 セントアネックスビル3階
【グループ会社】
・株式会社イー・ファルコン(https://www.e-falcon.co.jp
主なサービス:「適性検査eF-1G」(https://www.e-falcon.co.jp/ef-1g
・株式会社マキシマイズ(https://maximise.jp
主なサービス:「Tsunagaru就活」(https://tsunashu.com

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会社概要

株式会社i-plug

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市淀川区西中島5-11-8 セントアネックスビル3階
電話番号
06-6306-6125
代表者名
中野智哉
上場
東証グロース
資本金
6億6442万円
設立
2012年04月