「NIKKEI Financial銀行ランキング」の最新消費者調査データ販売

今回は約1万人の利用者が「商品力」「利便性」など本音で評価 若い世代、銀行の「デジタルサービス」「社会への貢献姿勢」を重視

日経リサーチ

株式会社日経リサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新藤政史)は、今春、日本経済新聞紙上などで公表された2025年版「NIKKEI Financial 銀行ランキング」の作成にあたって、当社が担当した「消費者調査」のデータを、未公開データなどを加えて5月20日に発売します。


「銀行ランキング」について

「銀行ランキング」は実際の利用者がどの銀行を評価しているかを調査し、順位付けしたランキングで、2024年に続いて2回目となります。今回は日本経済新聞社の金融専門メディア「NIKKEI Financial」で3~4月に順次公表され、4月10日付の日経本紙にも総合順位が掲載されました。

ランキング作成にあたってはまず、各銀行の満足度などを実際の利用者が評価する「消費者調査」並びに「銀行本部への調査」を実施。それらの結果と「公開済みの財務データ」から、「利便性」「商品サービス」「接客応対」「企業姿勢」「収益性」という5つの分野で各行を採点して順位を付け、さらに総得点を偏差値化して銀行全体の評価を示す総合ランキングを作成しました。

調査の概要と商品の特長

今回販売するのはランキングのベースとなった「消費者調査」の結果のみをまとめたレポートです。調査は2024年12月、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットで実施し、1万184人から有効な回答を得ました。

「消費者調査」レポートの特長は次の通りです。

① 調査に回答したのは、各銀行で定期預金や投資商品など普通預金以外の商品やサービスも利用している、ある程度金融リテラシーのある一般消費者です。回答者は前回より2000人以上増えました。

② ランキングの5分野のうち、「利便性」「商品サービス」「接客応対」「企業姿勢」の4分野57項目について、それぞれ重視度と満足度を測定し、分野別の総合満足度を算出しました。ランキング未公開の測定項目も含まれています。

③ ランキング掲載は78行でしたが、回答者数が少なかったため、ランキングの対象から外れた銀行も含めた全85行の調査データを準備しています。

今回の「消費者調査」では、「利便性」14項目、「商品サービス」19項目、「接客応対」12項目、「企業姿勢」11項目について、利用者から評価を聞き取りました。各分野とも個別の項目の評価に加え、総合的な評価も項目として聞いています。4分野の総合評価を比較したところ、各年代で重視され、年代別のばらつきが最も少なかったのが「利便性」でした。

「利便性」は全体の7割以上が「ATMが利用しやすい場所にある」「店舗の立地が良い」を重視しており、3~7位はデジタルサービスに関する項目が並びます。特に、30代以下はデジタルサービスの使いやすさの重視度が各項目とも他の年代より高く、こうした姿勢は今後さらに強まっていくと考えられます。

一方、年代別で総合的な重視度にばらつきが見られたのが「企業姿勢」です。個別では各年代に共通する項目が上位に並びますが、30代以下と40代で「パーパスなど企業のあり方をきちんと発信」「サステナビリティへの取り組みを通じた地域社会貢献に積極的」の重視度が高く、銀行にも社会的意義を重視していることがわかりました。利用行のサステナビリティや社会貢献の姿勢に注目する若い世代の傾向は銀行も無視できないでしょう。

銀行が今後、長期的な信頼と支持を得るためには、主要な顧客層となっていく若い世代の価値観や期待に応える施策を検討することが重要と言えそうです。

商品の構成と販売の形式

レポートは「自行レポート」「自行レポート+他行比較レポート」の2種類をご用意しました。

■「自行レポート」

すべての項目について、自行の利用者からの評価と都市銀行や地方銀行など銀行種別の平均値を比較でき、利用者がどの商品・サービスを重視しているか、どの程度満足しているかを把握し、自行の課題を洗い出すことができます。

分野別にすべての項目の重視度と満足度をマッピングしたマトリクス表で、課題となっているのはどの領域か、一目で確認できます。また、総合満足度にどの項目が特に寄与しているか、SHAP法を用いた分析結果も掲載しています。

■「自行レポート+他行比較レポート」

「自行レポート」に加え、今回測定対象となった銀行の中から4行を選んで、各項目の満足度と総合満足度を自行と比較できます。

納品形態:いずれもPDF形式で10ページ程度の予定。

価格(税抜き):「自行レポート」8万円

「自行レポート+他行比較レポート」12万円

この調査結果を深掘りしたカスタマイズの調査・分析にも対応いたします。お気軽にお問い合わせください。

今年の調査結果の特徴をまとめたコラムも以下でご覧いただけます。

https://service.nikkei-r.co.jp/report/finance_id299

2025年サービス詳細はこちら

https://service.nikkei-r.co.jp/service/finance/bkreport

NIKKEI Financialはこちら

https://financial.nikkei.com/

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会社概要

株式会社 日経リサーチ

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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区内神田2-2-1 鎌倉河岸ビル
電話番号
03-5296-5113
代表者名
新藤 政史
上場
未上場
資本金
3200万円
設立
1970年10月