オンラインセミナー「どう向き合う?子宮頸がん~治療と暮らしのリアル:私たちのストーリー~」開催のお知らせ

キャンサーネットジャパン/ジェンマブ共催 子宮頸がんオンラインセミナー

キャンサーネットジャパン

認定NPO 法人キャンサーネットジャパン(東京都文京区、理事長:岩瀬 哲)と、ジェンマブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:クリストファー・ダール)は、2025年9月16 日(火)、子宮頸がんオンラインセミナー「どう向き合う?子宮頸がん ~治療と暮らしのリアル:私たちのストーリー~」を共同開催いたします。

子宮頸がんはワクチン接種や定期検診により発症や進行の予防が可能な疾患ですが、日本におけるワクチン接種率は5%未満の時期が続いたほか、定期検診受診率は40%程度と欧米諸国に比べて低く(1,2,3)、近年罹患数、死亡数ともに増加傾向にあります(4,5,6)。特に1次治療後に進行又は再発した子宮頸がん患者さんに対する治療選択肢は限られており、アンメットニーズの高い疾患です。

本イベントでは、子宮頸がんやその治療について知っておきたいポイントを最新の情報を交えて医師より講演いただくほか、子宮がんの再発をご経験した方々をお迎えして、治療や再発への不安、生活の中での工夫、家族との関わり方など、「それぞれの私らしい向き合い方」を語っていただきます。また医師、患者さんを交えたトークセッションでは、医師から治療選択についての考え方をご紹介いただくとともに、日々の暮らしの中での様々な悩みや不安について当事者の体験談を通して一緒に考えていきます。

子宮頸がんに対する理解を深め、自分らしく歩んでいくためのヒントを得られる機会となっておりますので、子宮頸がんの治療を受けている方、ご家族が子宮頸がんになった方、また子宮頸がん治療に関心のある方はぜひご参加ください。

<開催概要>

日時:2025年9月16日(火) 19:00-20:15

形式:オンライン

参加費:無料

登壇者

温泉川 真由 先生(がん研有明病院 婦人科副部長 兼 総合腫瘍科 医長)

原 千晶 さん(タレント、婦人科がん患者会 よつばの会 代表)

森田 真子 さん(子宮頸がんサバイバー)

司会:

町 亞聖 さん(フリーアナウンサー)

参加申込:下記リンク、もしくは二次元コードよりお申し込みください。

https://www.cancernet.jp/online250916

参加申し込みはこちらから

<プログラム>

司会:町 亞聖 さん(フリーアナウンサー)

※登壇者やプログラムは予告なく変更となることがあります。予めご了承ください。

講演1 19:00-19:20

温泉川 真由 先生 (がん研有明病院婦人科 副部長 兼 総合腫瘍科 医長)

「子宮頸がん治療の”今”を知る  ~自分らしい選択のために~」

講演2 19:20-19:35

原 千晶 さん(タレント/婦人科がん患者会 よつばの会 代表)

「大切にしたい自分の体 〜2度の子宮がんを経験して〜」

講演3 19:35-19:45 

森田 真子 さん(子宮頸がんサバイバー)

「再発しても諦めない 〜治療と生活〜」

Q&Aトークセッション 19:45-20:15

温泉川 真由 先生 / 原 千晶 さん / 森田 真子 さん

司会:町 亞聖 さん

<登壇者プロフィール>

温泉川 真由 先生

温泉川 真由 先生(がん研有明病院 婦人科副部長 兼 総合腫瘍科 医長)

1998年に広島大学医学部医学科卒業後、聖路加国際病院婦人科、四国がんセンター婦人科などで勤務。2007年より国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 がん専門修練医、リサーチレジデントを経て医員。 2017年よりがん研有明病院に所属し、現在は婦人科 副部長 兼 総合腫瘍科 医長 兼 先端医療科 医長として、婦人科がんの薬物療法における診療・研究を第一線で行っている。

原 千晶 さん

原 千晶 さん (タレント、婦人科がん患者会 よつばの会 会長)

1974年北海道生まれ 1994年20歳の時に第21代クラリオンガールに選出され芸能界デビュー。以降TVや雑誌等を中心にタレント、女優として活動。2005年30歳の時に子宮頸がんと診断を受ける。医師から子宮の全摘を勧められるが、踏み切れず温存。2009年35歳の時に再び子宮にがんが見つかる。2010年1月より手術と抗がん剤治療を行う。2011年自身のがん経験をもとに婦人科がん患者会「よつばの会」を設立。がん啓発に関わる講演会やイベントに積極的に参加している。2020年3月に20年以上所属した事務所を退所し、現在はフリーで活動。千葉県一宮町に移住し、プチ田舎暮らし生活を楽しみながら新しく始めた趣味である釣りに熱中する日々を過ごしている。

森田 真子 さん

森田 真子 さん (子宮頸がんサバイバー)

1975年、大阪府生まれ。メーカー勤務。2020年、45歳のときに子宮頸がんの進行がんと診断。2022年7月膣内と腹膜播種で再発し、余命1年半の宣告を受ける。

同年10月「子宮頸がんを考える市民の会」に入会。仕事と子育てを優先し、5年間検診を受けていなかった経験から、定期検診の大切さを痛感し、地元高槻市や企業、大学などで、体験をもとに検診やHPVワクチンの啓発活動を開始し、現在も活動中。

再発後は様々な治療を受け、現在も抗がん剤治療中。永久的なカテーテル留置や人工肛門の造設も経験。余命に屈せず、仕事や家事、趣味のズンバを続けつつ、希望を大切に日々を重ねている。

町 亞聖 さん

町 亞聖 さん(フリーアナウンサー)

小学生の頃からアナウンサーに憧れ1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。“生涯現役アナウンサー”でいるために2011年にフリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書「十年介護」(小学館文庫)、全てのケアラーのための“読むピアサポート”新刊「受援力」(法研)を出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。念願だった東京2020パラリンピックを取材。元ヤングケアラー。

<⼦宮頸がんについて>

子宮頸がんは世界的に女性で4番目に多いがんであり、日本では2020年に12,000人以上の女性が子宮頸がんと診断され、4,000人が死亡したと推定されています(7)。子宮頸がんはワクチン接種や定期検診により発症や進行の予防が可能な疾患ですが、日本においてはワクチン接種率5%未満の時期が続いたほか、定期検診受診率は40%程度と欧米諸国に比べて低く(1,2,3)、国内の罹患数、死亡数は近年、諸外国と対照的に増加傾向にあります(4,5)。また、50代未満の若い世代での罹患の増加が問題となっています(6)。特に1次治療後に進行又は再発した子宮頸がん患者さんに対する治療選択肢は限られており、アンメットニーズの高い疾患です。日本では、子宮頸がん患者さんの約17%が遠隔転移を有すると診断され、転移を有する患者さんの5年生存率は約22%であると報告されています(4,8)。

 

<認定NPO法人キャンサーネットジャパンについて>

1991年に発足し、がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように、科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとしています。2001年にNPO法人化、2007年1月に専用事務局を開設し、現在は東京と大阪を拠点に全国で活動しています。2016年8月認定NPO法人となり、現在の主な活動は、各種がんについての啓発イベント、全国のがん診療連携拠点病院等に設置されている「もっと知ってほしいシリーズ冊子」の制作、養成講座や認定試験など教育事業等も実施しています。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指しています。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントです。

https://www.cancernet.jp/


<ジェンマブ株式会社について>

ジェンマブは、デンマークに本社を置く、グローバルに展開するバイオテクノロジー企業です。がんと向き合う患者さんの生活をより豊かにすることを使命とし、ジェンマブ抗体技術プラットフォームを用いて生み出された抗体医薬品は、パートナー企業とともに世界中の患者さんのがんと生きる日々の力となっています。

当社はこれまでの創薬・研究開発に特化したビジネスモデルから、自社開発・自社販売を行う企業として、日本においては2019年に日本法人を設立しました。「その人の”生きる”のそばで」をコーポレートステートメントに、革新的な抗体医薬の技術で、医療従事者の方々と共に、患者さんに寄り添える存在になりたいと願っています。

詳細については、当社ウェブサイト(https://www.jp.genmab.com/)をご覧ください。


本リリースに関する問い合わせ先

認定NPO法人キャンサーネットジャパン 

担当:古賀・多田 Mail:info@cancernet.jp / Tel:03-5840-6072

ジェンマブ株式会社 コーポレートコミュニケーション部

Communications_Japan@genmab.com


※共同リリースのため重複して配信される場合がございますが、なにとぞご了承ください。

1. 厚生労働省 HPVワクチンに関するQ&A  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html#Q2-10 (2025年6月17日時点)

2. 厚生労働省 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)2022年資料「HPVワクチンについて」

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000890273.pdf (2025年6月17日時点)

3. 国立がん研究センターがん情報サービス がん検診について https://ganjoho.jp/med_pro/cancer_control/screening/screening.html (2025年6月17日時点)

4. 国立がん研究センターがん情報サービス がん統計 子宮頸部 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/17_cervix_uteri.html#anchor1 (2025年6月17日時点)

5. WHO Cancer Today https://gco.iarc.fr/overtime/en (2025年6月17日時点)

6. 日本産科婦人科学会「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために」https://www.jsog.or.jp/citizen/5765/ (2025年6月17日時点)

7. Hanley SJB. Towards the elimination of cervical cancer in Japan. J Gynecol Oncol. 2021;32(4):e76. DOI: 10.3802/jgo.2021.32.e76

8. CancerMPact Treatment Architecture, Cervical Cancer, Japan

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会社概要

URL
https://www.cancernet.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都文京区湯島1-10-2 御茶ノ水K&Kビル2F
電話番号
03-5840-6072
代表者名
岩瀬 哲
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年08月