「7才の交通安全プロジェクト」 夏休み前に、まちの危険スポットを確認『私のまちの7才の交通安全ハザードマップ』 バージョンアップ

交通事故情報は2倍以上 子どもたちが交通事故にあわない社会を目指す、安心安全なお出かけをサポート

こくみん共済 coop〈全労済〉

 こくみん共済 coop〈全労済〉(全国労働者共済生活協同組合連合会 代表理事 理事長:打越 秋一)は、未来ある子どもたちを交通事故から守っていく取り組み「7才の交通安全プロジェクト」の一環として、「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」を開発し、2022年3月より公開しています。

 この度、警察庁が公表する最新の交通事故統計情報のオープンデータ※を反映し、夏休みのお出かけシーズンを前にバージョンアップしました。

※警察庁「交通事故統計情報のオープンデータ」2019-2023年データ

             <私のまちの7才の交通安全ハザードマップ>

           https://www.zenrosai.coop/stories/7pj/hazardmap/

 最新の交通安全白書によると、小学生の交通事故死傷者数は、小学1年生と2年生において特に多く、学年が上がるにつれて減少傾向にあることが明らかになりました。

 【事故発生時の状況】歩行中の交通事故は、全年齢層では「買い物」が最も多く、次いで「散歩」となっています。しかし、小学生に限ると「登校中」と「下校中」を合わせた割合が38.2%と最も高く、通学時の安全確保が喫緊の課題であることが示されています。

 【事故発生月】発生月別に見ると、全年齢層では10月から12月にかけて事故が大幅に増加する傾向にあります。一方、小学生では、1学期の5月・6月と、2学期の10月・12月に事故が多く発生しており、新学期や長期休暇前後など、生活環境の変化が大きい時期に注意が必要です。 

※内閣府 令和7年版交通安全白書(令和7年6月発表)

■最新データを活用して『私のまちの7才の交通安全ハザードマップ』をバージョンアップ

 今回のバージョンアップでは、警察庁が公表する交通事故統計情報のオープンデータによる既存のデータ14,549件に、最新データである19,523件を追加し、合計34,072件の事故情報の表示が可能となりました。

 行動範囲が広がる夏休みを目前に、あらためて自宅周辺や旅行先など危険な地点を把握することが可能です。また、車を運転する方にとっても、帰省先や旅行などで、普段あまり運転をしない地域の危険な地点を事前に把握することで、交通事故を回避することができるかもしれません。

 夏休みの旅行やお出かけ前の準備の一つとして是非ご活用ください。

「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」とは

 小学生になり行動範囲がぐんと増える「7才」は、他の年齢に比べて交通事故に遭いやすい年齢でもあり、こくみん共済 coop が金沢大学 藤生慎教授と開発したのが「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」です。

 過去に交通事故が起こった場所が分かりやすく表示されるため、通学や通勤、お出かけ前など、特に注意すべき場所を調べることで、皆さまの安心安全なお出かけをサポートします。

 2022年3月の公開以来、多くの方々にご利用いただいており、アクセス数が増加しています。子どもたちの安全な登下校や外出を支援するツールとしての認知が広がっており、交通安全への意識向上に貢献しています。

 また、2022年9月からは投稿機能が追加され、身近にある危ない場所や、交通安全に関する取り組みが行われている場所を誰でも投稿できるようになり、利用者全体で情報を共有することができるようになりました。「横断歩道が無く、交通量が多い」、「交差点で双方交通量や歩行者も多い場所、スピードを出す車も多く危ない場所」という一般的に注意が必要な箇所に関する投稿や、「冬の積雪時には右折車との事故が多く発生している」など、地域の特性による投稿も見受けられます。

 投稿いただいた貴重なデータと知見を活かし、今後も「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」の充実と活用を推進していきます。

7才の交通安全プロジェクトとは

 小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないために、交通事故による死傷者数が突出して多いというデータがあります(公益財団法人交通事故総合分析センター調べ)。当会では、このデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るため、2019年1月から交通事故抑制に取り組んでいます。

         公式サイト https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj.html

■7才の交通安全プロジェクト これまでの主な取り組み

1.横断旗の寄贈

共済商品の利用を社会課題の解決にも繋げるため、2020年6月より「マイカー共済」のお見積もり1件につき、1本の横断旗を寄贈する取り組みをスタートしました。これまでに155万本以上(※)の横断旗を全国の児童館・小学校などへ寄贈することができました。※ピットくん・コーすけコラボ横断旗含む

2.金沢大学との共同研究の実施

2019年11月から、金沢大学との共同研究をスタートし、7才児を中心に子どもたちの目線や行動を調査して、交通事故から子どもを守るための具体的な実験・分析と改善に取り組んでいます。

3.「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」を公開

こくみん共済 coop が金沢大学・藤生教授と開発。お出かけ前に、これから通る道で過去に起こった事故の情報を調べたり、私たちのまちをより安全なまちにするために、危ない場所や交通安全の取り組みを行っている場所を投稿することができます。ご家庭や学校での交通安全教育にお役立ていただければ幸いです。

(公式サイトURL)

https://www.zenrosai.coop/stories/7pj/hazardmap/

4.4月4日を「こども見守り活動の日」と制定

さらなる取り組みの普及を目的に、当会は4月4日を「こども見守り活動の日」として記念日制定しました(一般社団法人 日本記念日協会 認定)。

横断旗の寄贈をはじめとした活動を通じて、「こども見守り活動」を継続して応援していくとともに、多くの方の目に留まり、この活動への理解と応援の声が集まるような取り組みを拡充してまいります。

※2025年4月2日リリース:

全国1,500名の生活者(大人)に「子どもと交通安全にまつわる実態・意識調査」を実施 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000065331.html

5.交通安全デジタル絵本を公式サイトで公開

子どもと親の交通安全意識を高めることを目的に、親子で楽しみながら交通安全について学ぶことができるデジタル絵本「ふしぎなふしぎなマジカルメガネ」を公式サイトで公開しています。

<こくみん共済 coop >

正式名称:全国労働者共済生活協同組合連合会

たすけあいの生協として1957年9月に誕生。「共済」とは「みんなでたすけあうことで、誰かの万一に備える」という仕組みです。少子高齢社会や大規模災害の発生など、私たちを取り巻く環境が大きく変化しているなか、こくみん共済 coop は、「たすけあい」の考え方や仕組みを通じて「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」にむけ、皆さまと共に歩み続けます。

◆こくみん共済 coop たすけあいの輪のあゆみ:https://www.zenrosai.coop/web/ayumi/

国連は、持続可能な生産と消費、食料安全保障、気候変動対策、地域の人々への医療・福祉、働きがいのある人間らしい仕事の創出、すべての人が参加できる社会づくりなど、さまざまな分野で持続可能な開発目標(SDGs)に貢献している協同組合を評価し、その認知の向上と協同組合の振興のために、2025年を国際協同組合年(International Year of Cooperatives:IYC)に定めました。

こくみん共済 coop はIYC2025に賛同しています。

https://www.zenrosai.coop/zenrosai/profile/kokusai/iyc/2025.html

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ビジネスカテゴリ
生命保険・損害保険
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会社概要

URL
https://www.zenrosai.coop/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都渋谷区代々木2-12-10
電話番号
-
代表者名
打越 秋一
上場
未上場
資本金
-
設立
1957年09月