保育園留学の”寮”、2024年春に完成予定。北海道厚沢部町で未就学児に特化した滞在施設誕生へ

まるで空を飛ぶ、こどもの創造性と大人の常識をはばたかせる家

株式会社キッチハイク

地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学®︎」を展開する株式会社キッチハイク(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:山本雅也)は、北海道厚沢部町と連携し、「保育園留学®︎」専用の未就学児の子育て家族に特化した滞在施設「保育園留学の寮」を新たに2棟に立ち上げます。2024年春の完成・2024年6月からの受入を予定。先行予約(保育園留学登録者向け)と、一般予約を開始します。
今回はログハウス国内シェア No.1※の「BESS(ベス)」を主宰する株式会社アールシーコア(東京都渋谷区猿楽町:代表取締役社長 二木浩三)と厚沢部町の「保育園留学の寮」を共同プロデュースし、都市生活では味わえない「こどもの創造性と大人の常識をはばたかせる家 」というコンセプトで設計。
さらには今後賃貸としても利用可能となり、保育園留学®︎から移住へとつなぐインパクトを拡充します。
▼保育園留学の寮 特別サイト
https://hoikuen-ryugaku.com/dorm

※2021年4月~2022年3月国内シェア57%、国土交通省「丸太組構法建築確認統計」より㈱アールシーコア算出

  • 保育園留学の寮、制作の背景

■子育て家族の背景
AI・テクノロジーの進化で社会が激変するなか、より子どもが心身ともにすこやかに創造性を育める環境の重要性が増しています。ただ、都市部の子育て家族にとって、保育園に園庭がない・安心して遊べる公園も近くにない・住環境も子どもに制限が多いなど、大人を基準に設計されがちな都市でのびのび子育てするのが難しい現状があります。そういったなか、リモートの定着で親の働き方も変わり、より良い子育て環境を求めて地域への関心が高まっています。

■子育て選択肢&地域創生としての保育園留学®︎
保育園留学®️は、約2週間こどもが保育園に通いながら家族で地域に滞在できる暮らし体験です。2021年11月より北海道厚沢部町から開始し、全国約20地域に展開(2023/6月現在)。都市部の子育て家族を中心に注目を集め、昨年度は全国2500組待ちに。家族ぐるみの超長期的な関係人口を創出する仕組みとして内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例にも選出されました。

▼保育園留学®︎ HP
https://hoikuen-ryugaku.com/

■保育園留学の寮 誕生の背景
厚沢部町の認定こども園はぜるには、約1年間で全国から約150組が留学・リピート希望率95%以上と大きな反響を受けており、家族のニーズの高さが顕在化しています。一方、地域側に滞在施設が既に足りないという課題もありました。そこで、留学家族専用の住まい「保育園留学の寮」を新たに制作開始。都市と大人に合わせた自宅とは違い、未就学児に合わせた住環境を整え、より「こども主義」の保育園留学体験を拡充します。家族にとって、こどもとライフステージに合わせてよりよい環境に暮らす新しい子育ての選択肢を広げ、親子で人生を謳歌できる環境を提供します。

▼保育園留学の寮 特別ページ
https://hoikuen-ryugaku.com/dorm

*「保育園留学®️」は、株式会社キッチハイクの商標です。特許取得済。(特許第7164260号 「滞在支援システム、滞在支援方法、およびプログラム」)


  • 「こども主義」の設計原則のもと制作

保育園留学の寮は、設計にあたって設計の価値基準と、実際に家族が滞在するときの暮らし方としての寮則を「KIDS」として定めています。どうしても制限が多く、未来を見越した大人重視になりがちな都市部の生活とは異なり、こどもと家族にとってより良い設計と過ごし方を提案します。


■保育園留学の寮 寮則&設計原則 KIDS
K:Kids First /こども主義

都会と大人の都合は置いてきて、こども目線・子どもスケール・こどもの暮らしやすさに振り切る。
I:In the Moment / 今を生きる

2週間の滞在に振り切る。幼児向けに振り切る。
D:Don’t say No / ダメ禁止

ダメと言わなくていいような設計・配慮がなされている。
S:Sandbox Style / 砂場思考
遊び方が無限の砂場のように、空間・遊び方・過ごし方を制限/限定せず、創造性を解き放つ。



  • 厚沢部町の「保育園留学の寮」特徴

厚沢部町の「保育園留学の寮」は、コンセプトの実現に向け、‟「住む」より「楽しむ」”をブランドスローガンに掲げる「BESS」を主宰する株式会社アールシーコアと共同プロデュースします。

※BESS、「住む」より「楽しむ」、栖ログ、平小屋は、株式会社アールシーコアの登録商標です。©2023 R.C.CORE CO.,LTD.


①BESS「栖(すみか)ログ」をベースに、子育て家族向けに特化
「栖ログ」はBESSのコンセプト「小さく建てて、大きく暮らす」を体現する、住まう人の“自由な心”を最大限に引き出す、新提案の“平小屋(ひらこや)”です。今回はさらに仕切りを減らしてより広く遊べて、親子が安心して気配を感じ合える空間に。
※写真はイメージです。ストーブ・はしご・壁などはKIDSの原則に合わせて変更となります。

②KIDSスケール
洗面台などを、大胆にこども用サイズに特化してスケールダウンします。ふつう家の中は大人サイズに合わせることが常識でしたが、「こども主義」・「今を生きる」のもと、2週間の滞在・未就学児期間の滞在に特化した内装となります。

③はばたく家
厚沢部町の由来はアイヌ語で「ハチャム・ベツ(渡鳥の川)」という説があります。まさに保育園留学®︎のように、渡鳥の家族がよりよい環境をもとめて遠くから厚沢部にわたり、子育て暮らしを営み、羽ばたいていった場所でした。そのルーツのもと、滞在するこどもも親もより羽ばたけるよう、コンセプトはもちろん、外装もワクワクする空を飛べるような見た目を予定。シェードを翼に見立て、家の周りも暮らしの空間へと拡張が可能。


④こども主義のもと、保育士が監修。保育園児たちも設計に参加。
厚沢部町の保育園留学先である「認定こども園はぜる」の保育士が監修に参画しています。設計原則KIDSのもと、こどもにとってよりよい環境づくりを実施。また、在園児にもプランの意見をもらい、制作プロセス自体も「こども主義」のもと進行しています。


■開発秘話noteも公開

制作のプロセスや裏側を書いたnoteも公開しました。
保育園留学の寮、はじめます。こども主義に振り切った、"空飛ぶおうち"開発秘話。
https://note.com/hoikuenryugaku/n/ndf1db5216fb0


  • 地域へのインパクト

■賃貸としても貸し出し予定。「やわらかな定住へ」

厚沢部町の「保育園留学の寮」は、賃貸としても利用可能となる予定です。地域にとっては保育園留学®︎で家族ぐるみの超長期的な関係人口をつくりながら、ネクストステップとして、ライフステージに合わせて地域に弾力的に移住する「やわらかな定住」をさらに呼び込む狙いです。


■ふるさと納税を活用した支払いが可能。さらなる地域経済貢献へ

今回の、保育園留学の寮に宿泊する留学プランの支払いに、ふるさと納税の返礼品として受け取れる電子クーポン「あっさぶe街ギフト」が一部利用可能です。ふるさと納税を活用した支払いができることで、利用者も自治体側にもメリットがあります。

「あっさぶe街ギフト」とは、厚沢部町のふるさと納税の返礼品として受け取れ、「保育園留学®︎」はじめ厚沢部町内の道の駅、飲食店、旅館など加盟店で使うことができる電子クーポンです。株式会社ギフティが提供する「e街ギフト®」および「旅先納税®」システムを活用しており、旅先でふるさと納税をして、その場ですぐに電子クーポンを受け取ることができます。
▼あっさぶe街ギフトについて
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000006899.html


  • 予約情報

■SPEC
間取り:平屋・ロフト付き・延床面積 66.32㎡/20.06坪
1F 41.40㎡ / 小屋裏 24.92㎡ / デッキ 9.10㎡
棟数:2棟
設備:寒冷地用温風ストーブ(FFストーブ)&エアコン、子ども用洗面台、転落防止柵付、子ども事故防止コンセント etc.
収容人数: max 5名
建設予定地:北海道檜山郡厚沢部町上里92-1(ちょっと暮らし住宅 横)
完成予定:2024年 春/2024年6月〜受入開始
キッチン用品、生活家電、wifi あり。家具はテーブル・イスなど、設計原則 KIDS に基づき、留学家族が2週間過ごしやすい家具完備予定。

■保育園留学の寮宿泊プラン

保育園留学の寮に宿泊し、厚沢部町認定こども園はぜるに留学できるプランとなります。
・枠数:<先着順>限定42組・2週間プランのみ
・予約枠:来年度 2024年 6月~ 2025年 3月

■予約スケジュール
6/20(火) :留学経験者/お知らせ登録者・先行予約 受付開始
6/30(金):一般予約 受付開始

▼予約はこちら(6/30~ 一般予約受付開始)
https://hoikuen-ryugaku.com/dorm


  • 問い合わせ

取材、および保育園留学の寮にご関心のある、地域の自治体・企業の皆様はお気軽にお問合せください。

▼お問い合わせはこちら

https://kitchhike.jp/contact


  • 株式会社キッチハイク会社概要

株式会社キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションにした、地域と人生をつなぐ、食と暮らしの発明・実装カンパニー。関係人口経済圏を創出・拡大する自治体ソリューションを全国に提供しています。「保育園留学®️」は家族ぐるみでの超長期的な関係人口を創出できるということから内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例に選ばれ、2022年度は2500組近くのキャンセル待ちとなりました。
本社:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F
代表取締役CEO:山本雅也
設立:2012年12月(サービス開始 2013年5月)
https://kitchhike.jp/
事業一覧
◎地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学®️」:https://hoikuen-ryugaku.com/
◎関係人口特化型SaaS「つながるDX」:https://dx.kitchhike.com/
◎日本各地の食文化を贈るカタログギフト「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」」:https://n-localfoodgift.com/
◎地域と生活者をつなぐ食体験「ふるさと食体験」:https://kitchhike.com/
◎採用情報・カルチャーデック公開中:https://recruit.kitchhike.jp/

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会社概要

株式会社キッチハイク

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URL
https://kitchhike.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE 89 BLDG.4F
電話番号
-
代表者名
山本雅也
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2012年12月