【メルカリ物価・数量指数からわかる4月トレンド通信】CtoCサービスにおける価格・流通量の変動を指数で可視化 「メルカリ物価・数量指数」の提供を開始
ハンドメイドカテゴリーの「アクセサリー/時計」の物価指数が過去最高に。2021年9月以降、スマートフォン/携帯電話の物価指数が上昇、前年同月比約1.3倍
メルカリ総合研究所より、「メルカリ物価・数量指数からわかる4月トレンド」をご紹介いたします。
4月のポイント
1. ハンドメイドカテゴリーの「アクセサリー/時計」の物価指数は過去最高に
2. スポーツ関連チケットの物価指数は、前年同月比で約1.3倍増
https://jp-news.mercari.com/articles/2019/06/13/item-rule-tickets/
3. スマートフォン/携帯電話の物価指数は、前年同月比で約1.3倍増
また、2021年9月には「iPhone 13」の発売が開始されています。
3. 「メルカリ」上のスマートフォン取引件数は「iPhone 12 本体」がトップ、前年同月比約6倍
- ハンドメイドカテゴリーの「アクセサリー/時計」の物価指数が過去最高に
- スポーツ関連チケットの物価指数は、前年同月比で約1.3倍増
- スマートフォン/携帯電話の物価指数は、前年同月比で約1.3倍増。「メルカリ」上のスマートフォン取引件数は「iPhone 12 本体」がトップ、前年同月比約6倍
メルカリ物価・数量指数とは?
- 「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2,000万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリー毎に月単位で表す価格指数・数量指数です。個人間商取引における消費者の需要を可視化していく世界初※1の取り組みです。各種データを参照した消費トレンドを発信している報道関係者をはじめ、物価変動を取り扱うマクロ経済学、消費者行動、マーケティング等の研究者に情報を開示し、経済・研究活動に寄与することを目的としています。本ニュースレターでは、「メルカリ」の“中カテゴリー”に限定し、前年同月比で物価及び数量指数が上昇、または下落した商品カテゴリーを紹介しています。※1:メルカリ及びUTEcon調べ
1. ハンドメイドカテゴリーの「アクセサリー/時計」の物価指数は過去最高に
2020年4月時点、ハンドメイドカテゴリー「アクセサリー/時計」の物価指数は過去最低の0.88でした。しかし、2020年4月の緊急事態宣言以降は右肩上がりで、2022年4月は過去最高の物価指数(2.11)を示しています。新型コロナウィルスの影響による在宅時間の長期化でハンドメイドカテゴリーが伸びていることがわかります。また、直近では外に出る機会も増え、アクセサリーや時計の需要の高まりから価格指数が大幅に伸びています。
2. スポーツ関連チケットの物価指数は、前年同月比で約1.3倍増
チケットカテゴリー「スポーツ」(スポーツ関連チケット)の数量指数は、2020年4月に発出された緊急事態宣言の前月から2018年1月を下回る状況になっています。一方で、物価指数は昨年4月から徐々に上昇傾向で、前年同月比約1.3倍となっています。なお、プロ野球・Jリーグのチケットは2020年9月より「メルカリ」では出品禁止になっているほか、転売目的で入手したチケットの出品は禁止されています。
https://jp-news.mercari.com/articles/2019/06/13/item-rule-tickets/
3. スマートフォン/携帯電話の物価指数は、前年同月比で約1.3倍増
スマートフォン/携帯電話の数量指数は、2018年1月から継続して上昇基調にあります。一方で、物価指数は比較的安定していましたが、2021年10月にやや上昇し、現在まで過去最高レベルの水準を維持しています。
また、2021年9月には「iPhone 13」の発売が開始されています。
3. 「メルカリ」上のスマートフォン取引件数は「iPhone 12 本体」がトップ、前年同月比約6倍
スマートフォン/携帯電話の物価指数上昇を受け、「メルカリ」における4月の取引内容をみたところ、「スマートフォン/携帯電話」カテゴリーの取引件数1位は「iPhone12 本体」(前年同月比約6倍)となっていることが分かりました。
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