いい夫婦は夫・妻それぞれの部屋を持っているのか?いい夫婦のマイホーム購入・建替え時、主導権は夫か妻か?
~いい夫婦の住まいに関する意識調査~
2)マイホームで重視したのは「間取り」、いい夫婦の分かれ目はその内容
3)いい夫婦がお互いに自分の部屋を持っている割合、4割強
4)いい夫婦、夫婦同じ部屋で過ごす時間は1日当たり平均2時間7分
5)いい夫婦でも冷暖房の設定温度の適温に違いを感じる、7割強!
6)いい夫婦はいい家に住む!?いい夫婦の住まい満足度、10点中、平均7.3
<調査概要>
1) 調査名:「いい夫婦の住まいに関する意識調査」
2) 調査方法:ハイアス運営サイト「ハッピーリッチ・アカデミー」「二世帯住宅大作戦」「住宅ローン大作戦」「土地活用大作戦」上でのアンケートにて選択式にて回答を得た。
3) 調査対象:結婚後、マイホームの購入もしくは建て替えを行なったインターネットユーザー
4) 調査期間:2015年10月6日(火)~10月13日(火)
5) 有効回答数:1132名
(20代2.2%、30代14.0%、40代21.7%、50代24.9%、60代37.2%)
(男性69.8%、女性30.2%)
(※)本リリース内での「いい夫婦」の定義
「夫婦の仲の良さを0〜10で表すと、どれくらいですか?(0=悪い・10=良い)」の質問において、6以上を「いい夫婦」、5以下を「それ以外の夫婦」とした。
1)いい夫婦のマイホーム購入・建替え、お金・デザインとも主導権は「夫」
マイホーム購入もしくは建て替え時に予算、および、間取りなどのデザイン決定の主導権を握ったのは夫・妻どちらか聞いたところ、いい夫婦において予算は73.1%、デザインは54.0%と、ともに主導権は「夫」が握った割合が高いことが分かりました。しかし性別でみると、予算は夫・妻ともに主導権を握ったのは「夫」と回答している割合が高いですが、デザインにおいて妻は「妻」が主導権を握った回答の割合が逆転しています。
一方、いい夫婦とそれ以外の夫婦を比較すると、予算決定時の主導権は「夫」という割合が全体で6.2pt、夫で4.9pt、妻は7.2pt減少しています。加えて、デザイン決定の主導権について、妻が「妻」と回答した割合は14.0pt減少しています。
マイホーム購入や建て替え時には、予算は夫、デザインは夫・妻ともに自分が主導権を握ったと感じられるようにすることが大切なようです。
2)マイホームで重視したのは「間取り」、いい夫婦の分かれ目はその内容
マイホーム購入時もしくは建て替え時に最も重視したことは、いい夫婦、それ以外の夫婦とも「間取り」、「耐震性」の割合が高い結果となりました。しかし、次の項目で示している通り、間取りにおいて、いい夫婦とそれ以外の夫婦では自分の部屋の有無に差があるように、その内容に差が出ているようです。
3)いい夫婦がお互いに自分の部屋を持っている割合、4割強
自分専用の部屋はあるかどうか聞いたところ、いい夫婦では「夫・妻とも自分の部屋がある」との回答が41.2%で最も多く、次いで「夫・妻とも自分の部屋が無い」が38.9%という結果となりました。一方、それ以外の夫婦では、「夫・妻とも自分の部屋がある」の割合はほぼ変わらないものの、「夫・妻とも自分の部屋が無い」は7.6pt減少し、「夫のみ自分の部屋がある」は3.7pt、「妻のみ自分の部屋がある」は4.9pt増加しています。このことから、いい夫婦は自分の部屋を持つかどうかを夫婦で平等にしている傾向があることが分かりました。
4)いい夫婦、夫婦同じ部屋で過ごす時間は1日当たり平均2時間7分
平日に睡眠中を除き、夫婦揃って家に居る時間の平均は1日当たり、いい夫婦は3時間38分で、そのうち同じ部屋で過ごす時間は平均2時間7分という結果でした。一方、それ以外の夫婦が夫婦揃って家に居る時間は、平均2時間45分で、そのうち同じ部屋で過ごす時間は平均1時間27分でした。平均入浴時間が男性27分、女性34分(参照:平成23年社会生活基本調査、総務省発表)であることを考慮すると、3)で4割以上が夫・妻とも自分の部屋があると回答しているにもかかわらず、家にいる時間のうちのほとんどを夫婦揃って同じ部屋で過ごしているようです。しかしながら、いい夫婦とそれ以外の夫婦では夫婦共に家にいる時間に約90分の差があり、それに伴い同じ部屋で過ごす時間も約半分となっています。
質問:平日、睡眠時間を除き、夫婦が共に家に居る時間は1日当たり何分ですか?
【いい夫婦】平均時間218分 【それ以外の夫婦】平均時間:165分
質問:平日に睡眠中を除き、夫婦揃って同じ部屋で過ごす時間は1日当たり約何分ですか?
【いい夫婦】平均時間127分 【それ以外の夫婦】平均時間:87分
5)いい夫婦でも冷暖房の設定温度の適温に違いを感じる、7割強!
冷暖房の設定温度において、妻・夫に対し、適温の違いを感じたことはあるかどうか聞いたところ、いい夫婦では71.9%が「ある」と回答しました。性別でみてみると、夫は69.0%であるのに対し、妻は79.5%と、ほぼ8割が冷暖房の設定温度で適温に差を感じたことがあることが分かりました。一方、それ以外の夫婦では、「ある」の回答が83.0%となっており、夫は81.6%、妻は85.6%と、いい夫婦より「ある」の回答が上回る結果となりました。いい夫婦でさえ、夫婦間で設定温度の適温に差を感じているなか、体感温度の差はどうしようもないものの、冷暖房にかかる無駄な電気代への不満は断熱等の住宅性能を高めることで軽減させるようにしたいものです。
6)いい夫婦はいい家に住む!?いい夫婦の住まい満足度、10点中、平均7.3
マイホームへの満足度を0〜10(0=不満・10=満足)で回答を求めたところ、いい夫婦は平均7.3、それ以外の夫婦は5.6ということが分かりました。いい夫婦は満足度の高いいい家に住んでいる傾向にあるようです。
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