ネットスターズ、カタール国立銀行によるインドの統一決済インターフェース(UPI)接続サポート
Qatar Duty Freeからサービス開始
株式会社ネットスターズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:李 剛、以下「ネットスターズ」)は、キャッシュレス決済ソリューション「StarPay」をカタール国立銀行(QNB)に接続し、インドの統合決済インターフェース(UPI)をカタール全域で利用可能にしました。この戦略的な協業により、インドからの旅行者はQNBの加盟店で、デジタル決済をシームレスに利用できるようになりました。その最初の導入店舗がQatar Duty Free(カタール・デューティーフリー、以下「QDF」)です。
これを記念し、QNBでは式典が開催され、インドの駐カタール大使であるVipul閣下をはじめとしてQNBグループ、カタール航空グループの幹部が出席し、インド旅行者の利便性向上に向けた両国の強い協力体制をアピールしました。

UPIの導入第1号店舗がカタール航空グループ傘下のQDFとなることで、インドからの旅行者(同国はカタールへの訪問者数で2番目に多い国)が、免税店でシームレスに決済できるようになり、より快適なショッピング体験ができます。
この取り組みにより、インド旅行者はカタールの主要観光地でもUPI決済を利用でき、現金や両替の手間を省き、リアルタイムで取引が可能となります。
カタールでのUPI導入は、決済の相互運用性を促進し、UPIのグローバル展開を拡大します。さらに、カタールの小売・観光業界にもメリットをもたらし、加盟店の取引量増加や顧客利便性向上によるビジネス拡大が期待されます。
カタール国立銀行グループ 最高業務責任者 Yousef Mahmoud Al-Neama氏のコメント:
カタールでUPIを導入できることを非常に嬉しく思います。インド旅行者の利便性向上だけでなく、カタール市場にとってもキャッシュレス化の推進、小売・観光業の活性化、決済エコシステムの相互運用性強化など大きなメリットがあります。加盟店はより多くの顧客を呼び込み、シームレスなデジタル決済を提供できるでしょう。
NPCI International CEO Ritesh Shukla氏のコメント:
UPIのグローバル展開と真の相互運用性のある決済ネットワーク構築を目指しています。QNBとの提携はその一歩であり、インド旅行者が安全でシームレスなデジタル取引を行い、現金依存を減らすことに貢献します。UPIの普及により、国境を越えた決済体験の煩雑さを解消していきます。
株式会社ネットスターズ 代表取締役社長CEO 李 剛のコメント:
NPCI International、カタール航空グループ、カタール国立銀行とともに、カタールで初めてUPIを導入できたことを光栄に思います。グローバルにシームレスかつ安全な決済体験を拡大するという当社のミッションに合致しており、カタールの加盟店が世界中の旅行者からデジタル決済を便利かつ効率的に受け入れられるよう貢献できることを誇りに思います」と述べています。
QNBグループについて
QNBグループは、中東およびアフリカ地域を代表する金融機関のひとつであり、MEA(中東・アフリカ)地域で最も価値のある銀行ブランドとして評価されています。アジア、ヨーロッパ、アフリカの28カ国以上に展開しており、革新性に支えられた多様な商品・サービスを提供しています。世界中で銀行業の卓越性を追求する、31,000人以上のプロフェッショナルチームによって支えられています。
カタール航空について
カタール航空は、数々の賞を受賞している航空会社であり、国際的な航空格付け機関Skytraxが主催する「2025年ワールド・エアライン・アワード」において、前例のない9回目の「世界最高の航空会社」に選ばれました。過去にも2011年、2012年、2015年、2017年、2019年、2021年、2022年、2024年に同賞を受賞しています。 同社は「世界最高のビジネスクラス」や「世界最高のビジネスクラス・ラウンジ」などの評価も受けており、地域の主要な航空会社として「中東最高の航空会社」も13回受賞しています。 現在、カタール航空は170以上の都市に就航しており、ドーハのハマド国際空港をハブとして運航しています。同空港はSkytraxによる「中東最高の空港」を11年連続で受賞し、「世界最高の空港ショッピング」も3年連続で受賞しています。ハマド国際空港は2021年、2022年、2024年に「世界最高の空港」にも選ばれています。 カタール航空は、中東で初めてIATAの環境評価(IEnvA)プログラムの最高レベル認証を取得し、ISO 14001などの認定環境管理システム原則に基づいています。また、2016年3月にバッキンガム宮殿宣言の最初の署名者となり、航空業界で初めて違法な野生動物取引防止の業界標準認証を取得しました。
NPCIインターナショナルについて
NPCI International Payments Limited(NIPL)は、2020年4月3日にインド国立決済公社(NPCI)の完全子会社として設立されました。NPCIの国際部門として、NIPLはインド国内で成功を収めたリアルタイム決済システム「Unified Payments Interface(UPI)」やカードブランド「RuPay」の海外展開に注力しています。NPCIはインド国内で決済分野を変革し、製品と技術力を証明してきました。現在、リアルタイム決済システムや国内カードブランドの導入を目指す国が複数あり、NIPLはその知識と経験を活かし、ライセンス供与やコンサルティングを通じて、急成長するグローバルビジネスのニーズに応えるリアルタイム決済システムの構築を支援しています。NIPLは技術とイノベーションを通じて世界中の決済を変革することを目指しており、インド人だけでなく他国の決済能力向上にも貢献します。
詳細は https://www.nipl.com/ をご覧ください。
StarPayについて
StarPayは、QRコード、クレジットカード、電子マネー、ポイントなど、さまざまなキャッシュレス決済サービスの導入・管理を可能にする多機能キャッシュレス決済ソリューションです。国内外50以上のサービスに対応しており、日本だけでなく海外でもサービスを提供しています。
株式会社ネットスターズについて
株式会社ネットスターズは、日本国内で50万拠点以上を持つ決済ゲートウェイプロバイダーです。2023年9月に東京証券取引所(TYO: 5590)に上場し、StarPayを通じて国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済サービスを統合した包括的な決済ソリューションを提供しています。2009年の創業以来、デジタル決済イノベーションの最前線に立ち、2015年には日本で初めてWeChat Payの代理店となるなど、業界をリードしています。
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