【IT人材の採用に注力している企業の経営者に調査】約8割が、優秀な「Webデザイナー」の採用に苦戦 8割以上が、「シェアリング人材の活用」を検討
〜「即戦力が欲しい」「教育コストを削減したい」などの本音が明らかに〜
調査サマリー
経済産業省によると、2030年には最大で約79万人のIT人材不足が懸念されています。さらには近年急激に発達しているAIが、不足するIT人材の代替として今後ますます活用されていくと言われています。こうしたことは近い将来、本当に起こるのでしょうか。今回は、企業におけるIT人材不足やAI活用の実態を明らかにすべく、調査を実施しました。
調査概要
調査概要:IT人材の雇用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年6月9日〜同年6月12日
有効回答: IT人材の採用に注力しており、かつWebデザイナーの採用を行っている企業の経営者109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社日本デザイン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
9割以上の経営者が、今後IT人材の採用手法は変更に迫られると実感
「Q1.国内のIT人材不足が問題となる中で、今後お勤め先のIT人材の採用手法は変化を迫られると思いますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にそう思う」が52.3%、「ややそう思う」が40.4%という回答となりました。
・非常にそう思う:52.3%
・ややそう思う:40.4%
・あまりそう思わない:4.6%
・全くそう思わない:2.8%
・わからない/答えられない:0.0%
「優秀なIT人材の採用」の課題感がある経営者は、82.5%
「Q2.現在、あなたの企業では「優秀なIT人材の採用」に課題を感じていますか。」(n=109)と質問したところ、「非常に感じている」が45.9%、「やや感じている」が37.6%という回答となりました。
・非常に感じている:45.9%
・やや感じている:37.6%
・あまり感じていない:13.8%
・全く感じていない:2.8%
・わからない/答えられない:0.0%
優秀なIT人材の採用に関して感じている課題、「採用条件の調整が難しい」が54.9%で最多
Q2で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に、「Q3.優秀なIT人材の採用に関して、具体的にどのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=91)と質問したところ、「採用条件の調整が難しい」が54.9%、「そもそも採用市場に出ているIT人材が少ない」が45.1%、「自社が求めるスキルや経験を持った適切な人材を見つけるのが難しい」が41.8%という回答となりました。
・採用条件の調整が難しい:54.9%
・そもそも採用市場に出ているIT人材が少ない:45.1%
・自社が求めるスキルや経験を持った適切な人材を見つけるのが難しい:41.8%
・求職者のスキルの見極めが難しい:35.2%
・効果的な採用手法が分からない:29.7%
・求めるIT人材像が不明瞭になっている:22.0%
・採用後にミスマッチが生じる:12.1%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
優秀なIT人材の採用に関して感じている課題、「賃金の妥当性がわからない」や「ミスマッチが多い」などの声
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、優秀なIT人材の採用に関して感じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=91)と質問したところ、「賃金の妥当性がわからない」や「ミスマッチが多い」など60の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・38歳:賃金の妥当性がわからない。
・44歳:ミスマッチが多い。
・32歳:面接時の見極めが難しい。
・38歳:採用時には人柄が見えない。
・24歳:優秀な人材がイメージと違うこと。
・34歳:何を基準にすべきかわからない。
・50歳:人材の選択肢が少ない事。
IT人材の代替として、約9割がAIやChatGPTの活用を検討
「Q5.IT人材の代替として、AIやChatGPTを活用していきたいと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にそう思う」が41.3%、「ややそう思う」が45.9%という回答となりました。
・非常にそう思う:41.3%
・ややそう思う:45.9%
・あまりそう思わない:7.3%
・全くそう思わない:4.6%
・わからない/答えられない:0.9%
約8割が、「優秀なWebデザイナー」の採用に苦戦中
「Q6.あなたの企業では、「優秀なWebデザイナー」の採用に苦戦していますか。」(n=109)と質問したところ、「非常に苦戦している」が32.1%、「やや苦戦している」が46.8%という回答となりました。
・非常に苦戦している:32.1%
・やや苦戦している:46.8%
・あまり苦戦していない:14.7%
・全く苦戦していない:6.4%
・わからない/答えられない:0.0%
需要が高め続けられるようなスキル、約4人に1人が「UI/UXデザインを熟知しており、ユーザー目線のウェブデザインを作成でき、動的なウェブページを作成も可能」なレベルと回答
「Q7.今後AIが発達する中でも需要を高め続けられるようなWebデザイナーは、どのようなレベルまでスキルを有していると思いますか。」(n=109)と質問したところ、「UI/UXデザインを熟知しており、ユーザー目線のウェブデザインを作成できる。動的なウェブページを作成も可能」が25.7%、「HTMLとCSSの基本的な理解を持ち、簡単なウェブページを作成できる」が22.0%という回答となりました。(調査時はレベル別表記を省略してお聞きしています。)
・HTMLとCSSの基本的な理解を持ち、簡単なウェブページを作成できる:22.0%
・Photoshopなどのデザインツールを扱え、一部のプロジェクトを自立して完成させることができる:21.1%
・UI/UXデザインを熟知しており、ユーザー目線のウェブデザインを作成できる。動的なウェブページを作成も可能:25.7%
・WEBマーケティングなど、集客や事業目線の高度なウェブデザインができる。チームやプロジェクトのリーダーシップの担当も可能:20.2%
・新しいテクノロジーやトレンドを追求し、ウェブデザインの新しい方向性を示すことができる:8.3%
・その他:0.0%
・わからない:2.8%
81.6%が、優秀なWebデザイナーの採用において、「シェアリング人材を活用してみたい」と回答
「Q8.あなたは、優秀なWebデザイナーの採用において、シェアリング人材を活用してみたいと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にそう思う」が37.6%、「ややそう思う」が44.0%という回答となりました。
・非常にそう思う:37.6%
・ややそう思う:44.0%
・あまりそう思わない:11.9%
・全くそう思わない:3.7%
・既に活用している:0.9%
・わからない/答えられない:1.8%
シェアリング人材を活用してみたい理由、「即戦力が欲しいから」が56.2%で最多
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.優秀なWebデザイナーの採用においてシェアリング人材を活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=89)と質問したところ、「即戦力が欲しいから」が56.2%、「教育コストが削減されるから」が51.7%、「採用コストが削減されるから」が41.6%という回答となりました。
・即戦力が欲しいから:56.2%
・教育コストが削減されるから:51.7%
・採用コストが削減されるから:41.6%
・人件費が削減されるから:28.1%
・必要な時だけ欲しい人材を得られるから:25.8%
・自社には無いスキル・ノウハウを吸収できるから:21.3%
・スピーディに稼働できるから:20.2%
・働き方の柔軟性が高いから:14.6%
・社員の業務負担が軽減されるから:11.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
シェアリング人材を活用してみたい理由、「効率化を図りたいため」や「従業員リスクがなく安心」などの声
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、シェアリング人材を活用してみたいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=89)と質問したところ、「効率化を図りたいため」や「従業員リスクがなく安心」など54の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・32歳:効率化を図りたいため。
・49歳:従業員リスクがなく安心。
・50歳:必要な時に補充できるから。
・46歳:都合の良い時に活用できる。
・38歳:コストを抑えて優秀な人材を採用できそう。
・44歳:とにかくDX人材がほしい。
・45歳:自社にあうかあわないかを判断できる。
まとめ
今回は、IT人材の採用に注力しており、かつWebデザイナーの採用を行っている企業の経営者109名を対象に、IT人材の雇用に関する実態調査を実施しました。
まず、優秀なIT人材の採用に、「採用条件の調整が難しい」などといった課題を感じている経営者が多く、IT人材の代替として、AIやChatGPTの活用を検討していることがわかりました。さらに、約8割の経営者が「優秀なWebデザイナー」の採用に苦戦しており、「即戦力が欲しい」や「教育コストが削減」といった理由から、フリーランスなどの「シェアリング人材」を活用を検討している経営者は、81.6%となりました。
国内のIT人材不足が問題となる中で、IT人材の採用手法は変化を迫られているといえます。AIやChatGPTが発達する中でも、スキルを持っているWebデザイナーは、高い需要があると認識されていることから、今後は積極的にWebデザイナーの採用に「シェアリング人材」を活用する企業が増加していきそうです。
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株式会社日本デザインについて
株式会社日本デザインは、「生き方・働き方を幸せにし、より良い日本をデザインする」をビジョンに掲げ、2013年に創業いたしました。2015年にリリースした、メイン事業「ゼロイチ」では、未経験から45日という短期間で即戦力レベルのITスキル習得を完全オンラインで実現し、ノマドワーク・在宅ワークができる副業・フリーランスの方を輩出するオンラインスクールの先駆けとなっています。個人が手に職と言えるスキルを身につけ、職業選択の自由を手に入れることで、より良い日本の実現に貢献しています。
代表 大坪拓摩について
武蔵野美術大学、大手ゼネコンの現場監督を経て、クリエイターとして独立。大手ゼネコンでは地図に残る仕事として、東京ミッドタウンの現場監督・法務・積算・営業などの総合職に従事。
大企業の一員として働くことで、アンラーンやリスキリングなど個でも生きる力が求められる時代の到来に気づき、PC一台、一人でできる仕事を独学で習得し独立。プロの暗黙知が一般的とされるクリエイティブ業界で、デザインやライティングなどのスキルの言語化と体系化に注力してきた。
フリーランス時代の挫折や無為に過ごした負け組からの成功体験を基に、才能や個性に影響されずに新しい働き方を手に入れ、個人が自分らしく輝けるようになるアンラーンやリスキリングの教育法を編み出す。現在は教育者として、オンラインスクールや大学での講義や講演などを通じて、50,000人以上の生き方と働き方の支援に取り組んでいる。
会社概要
会社名 :株式会社日本デザイン
パーパス :日本人の生き方・働き方をより幸せに変え、より良い日本をデザインする
所在地 :東京都豊島区東池袋1-35-3 池袋センタービル2F
設立 :2013年2月18日
代表取締役:大坪拓摩
従業員数 :21名
事業内容 :WEBマーケティング、WEBプロデュース、コンサルティング
URL :会社HP https://japan-design.jp/
WEBデザインスクール https://design-school.jp/
WEBライティングスクール https://writer-college.jp/
動画編集スクール https://movie-academy.jp/
就活生向けメディア https://wanabi.me/
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