電気代意識が高まる今、“天気”と“電気”に関する調査を実施

7割以上が晴れた昼間の電気料金が安くなりやすい事実を「知らない」と回答

株式会社Looop

「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長 CEO:中村創一郎、以下「Looop」)は、20~60代の男女を対象に、「天気と電気のつながり」に関する調査を行いました。

暖房器具の使用が増える冬を目前に控え、電気代の負担が気になる時期となりました。一方で、電気には市場(日本卸電力取引所 スポット市場)が存在し、需給バランスや天候など様々な要素によりその価格が変動することはどれほど認識されているのでしょうか。特に近年は太陽光発電の普及により、晴天の昼間には発電量が需要を上回り、発電量を抑制する「出力制御」という社会問題も発生していますが、このような実態についての認知度はどの程度なのでしょうか。

再生可能エネルギーの有効活用を推進するLooopが、この「天気と電気のつながり」に関する生活者の意識や認知度を探る調査を実施しました。本プレスリリースにてその調査の概況やファインディングスを取りまとめます。

「天気と電気のつながり」に関する調査 調査概要

調査期間:2025年10月31日(金)~2025年11月4日(火)

調査方法:PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

調査人数:1,019人

調査対象:調査回答時に20~60代の男女と回答したモニター

調査元:株式会社Looop(https://looop.co.jp/

モニター提供元:PRIZMAリサーチ

■日常的に天気を確認する習慣はあるが、電気代をチェックする頻度は低い

はじめに、「あなたは『天気』をどの程度チェックしていますか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

「ほぼ毎日」と回答した方の割合は67.4%で、「週に数回程度」も含めると9割近くの人が日常的に天気をチェックする習慣があるように見られます。

続いて「あなたは『電気代』をどの程度チェックしていますか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

「チェックしない」と「月に1回程度」を合わせると8割近くの人が電気代をチェックする習慣がなく、天気とは反対に、電気代を頻繁に確認する習慣のある方は少ないようです。

■晴れたときに電気代の削減を想起する人はほとんどいない結果に

「天気が『晴れ』だった場合、どのようなことを思いますか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

「洗濯物がよく乾く(64.2%)」「外出したくなる(36.5%)」「気持ちが前向きになる(24.1%)」が上位に挙がった一方で、「電気代を削減できそう」と回答した人は4.3%と非常に少なく、天気と電気のつながりはほとんど意識されていないことがわかります。

■約7割が知らない「出力制御」。「晴れた昼間は電気が安くなる」傾向も4人中3人が知らない結果に

晴れたときに電気代を想起しないのは、そもそも天気と電気代の関わりを知らないからでしょうか。

「晴れた昼間に太陽光発電由来の電気が余って捨てられてしまうため発電量を抑える『出力制御』という問題を知っていますか?」との質問に「知らない」という回答は65.5%、「太陽光発電の普及により、電力の市場において、晴れた昼間の電気が安くなる傾向にあることを知っていますか?」との質問に「知らない」という回答は73.9%でした。

太陽光発電の普及が進む中でも、やはり出力制御の問題や発電量と電力市場価格の関係は一般には認知されていないようです。

■「晴れの日に電気代が安くなるサービス」への期待は高い

では、実際の請求額として晴れた昼間の電気代が安くなるサービスがあればどのくらいの方が利用したいと考えるのでしょうか。

「晴れの日に電気代が安くなるサービスがあった場合、利用したいと思いますか?」と質問したところ、「非常に思う(21.5%)」「やや思う(48.8%)」を合わせ、約7割が前向きな回答を示しました。

■まとめ:天気と電気との関係性は知られていないが、「晴れの日に電気代が安くなる」ことには期待

今回の調査で、天気と電気との関係性はまだまだ知られていないことがわかりました。「出力制御」や「晴れの日に電気が安くなる傾向がある」という事実は再生可能エネルギーの有効活用のためにも、正しい理解の促進と情報提供をする必要性があることがうかがえます。

一方で、7割以上の方が「晴れの日に電気代が安くなるサービスを利用したい」と回答しており、そのような仕組みに期待が寄せられていることも分かりました。

■晴れた日の電気代がさらに安くなる!Looopでんきの「晴れ割」

Looopの電力小売サービス「Looopでんき」の市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」では、太陽光由来の電力が多く価格が安くなる昼間の時間帯に電気を使う「ピークシフト」を行っていただくことで、電気代の削減と再生可能エネルギーの有効活用につながります。

また、晴れた日の電気代を1kWhごとに2円さらに割引くキャンペーン「晴れ割」を12月に実施します。詳細はプレスリリース(URL:https://looop.co.jp/info/0967_20251125)をご参照ください。

株式会社Looopについて

株式会社Looopは、東日本大震災に際し被災地に太陽光発電で電気を灯し、喜んでいただいた経験を基に、再生可能エネルギーを世に広めたいという思いから2011年4月に創業。人々がエネルギーを自由に使い、持続的な豊かさを享受できる「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーとテクノロジーの力で今までにないエネルギーエクスペリエンスを実現する会社です。主力の電力小売事業(サービス名:Looopでんき)を通じて太陽光発電の恵みをユーザーに還元できる市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」を提供しています。再生可能エネルギー事業では、発電所の販売・保守・開発の他、系統用蓄電池事業にも取り組み、全ての事業を通じて、エネルギーマネジメント技術の開発を手掛けています。エネルギーを「つくる・コントロールする・届ける」全プロセスで経験と知見を有する強みを活かし、新たな価値創造と再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。

設立日:2011年4月4日

本社所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー(受付17階)

代表者:代表取締役社長CEO/執行役員 中村創一郎

資本金:5,930百万円 ※2025年9月現在

売上高:50,524百万円 ※2025年3月期単体

URL:https://looop.co.jp/

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会社概要

株式会社Looop

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https://looop.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー
電話番号
03-4577-9001
代表者名
中村創一郎
上場
未上場
資本金
56億100万円
設立
2011年04月