第12回産学連携オンラインセミナー『広域TLOが注目する!自動運転社会実装に向けた大学研究~位置測位精度・エッジ指向AI・インテリジェントタイヤ・車室内デザインなど~』開催のご案内
2023年10月5日(木)に開催します。
オンライン開催で参加費無料です。事前ご登録の上、ぜひご参加ください。
セミナー詳細:https://www.campuscreate.com/online_seminar_12/
【開催概要】
2023年4月1日改正道路交通法が施行され、
日本においても自動運転レベル4の公道走行が解禁されました。
そのため自動運転の社会実装に向けた取り組みはますます注目を集めています。
今回のセミナーでは、位置測位、エッジ指向AI、路面摩擦係数が測定可能なインテリジェントタイヤ、
乗り物の快適性に関する研究シーズや自動運転社会実装に向けた大学の取組み事例をご紹介します。
【日時】
2023年10月5日(木曜日) 13:00~16:40 (12:45 ウェビナー開場予定)
【事前登録】
Zoomウェビナーによるオンラインセミナーです。以下より事前参加登録頂けます。
▽Zoomウェビナー事前登録ページ
https://zoom.us/webinar/register/WN_7esIyA5pRNmmA8ke4_W3QA
【参加費】
無料
【全体プログラム】
13:00~13:10 オープニング・主催者あいさつ
13:10~13:40 講演1「群馬大学CRANTSの紹介と自動運転プロジェクト」
群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター
太田 直哉 教授
13:40~14:10 講演2「埼玉工大における自動運転の取り組みとインパネ・基板実装技術」
埼玉工業大学 自動運転技術開発センター
鯨井 政祐 教授
14:10~14:20 休憩(10分)
14:20~14:50 講演3「GNSSとIMU及び速度センサを統合した自車位置測位精度」
東京海洋大学 海洋工学部海事システム学科
久保 信明 教授
14:50~15:20 講演4「レザバー計算によるエッジ指向AI」
九州工業大学 ニューロモルフィックAIハードウェア研究センター
田中 悠一朗 助教
15:20~15:30 休憩(10分)
15:30~16:00 講演5「路面摩擦係数が測定可能なインテリジェントタイヤの開発」
金沢大学 高度モビリティ研究所
立矢 宏 教授
16:00~16:30 講演6「完全自動運転車の車室内デザインと作業パフォーマンスの関係」
近畿大学 工学部機械工学科
樹野 淳也 教授
16:30~ 閉会のあいさつ(16:40 終了予定)
【講演内容】
■講演1
タイトル:「群馬大学CRANTSの紹介と自動運転プロジェクト」
講演者 :群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター 太田 直哉 教授
講演概要:群馬大学には、新しい交通手段を研究開発し、社会に実装していくことを目的とした
研究機関として、次世代モビリティ社会実装研究センター(通称CRANTS〈クランツ〉)が
あります。本講演ではこのセンターの活動を、自動運転の社会実装の話題を
中心に説明します。現在自動運転プロジェクトではバスとトラックの自動化に
注力しており、道路交通法の適用を受けない私有地内のトラックの運行では、
完全なレベル4を実現しています。
■講演2
タイトル:「埼玉工大における自動運転の取り組みとインパネ・基板実装技術」
講演者 :埼玉工業大学 自動運転技術開発センター 鯨井 政祐 教授
講演概要:埼玉工業大学自動運転技術開発センターでは、自動運転バスの開発と実際に学生が
乗車するスクールバスとしての活用を行っています。また世界初となる水陸両用バスの
自動運転にも成功しており、本講演ではこうした取り組みについて紹介します。
併せて、その要素技術としてのインストゥルメントパネルユーザインタフェースの
実装技術と、自動運転用制御回路の設計技術・プリント基板実装技術などについて
紹介します。
■講演3
タイトル:「GNSSとIMU及び速度センサを統合した自車位置測位精度」
講演者 :東京海洋大学 海洋工学部海事システム学科 久保 信明 教授
講演概要:GNSSとIMU及び速度センサは、ほとんどの自動車に搭載されているセンサであり、
それらセンサを統合した測位精度について、首都高を含む様々な走行環境で
検証した結果を紹介します。また、これら測位精度とあわせて、
その位置の持つ信頼度(本当にその位置であるかの確証度)についても紹介します。
■講演4
タイトル:「レザバー計算によるエッジ指向AI」
講演者 :九州工業大学 ニューロモルフィックAIハードウェア研究センター 田中 悠一朗 助教
講演概要:現行AIはクラウド指向で学習に大量のデータと電力を要するため、
データや電力が限られるエッジデバイスで実装を行うには限界があります。
この課題を解決するため、レザバー計算をベースとした学習に係る計算コストが低い
「エッジ指向AI」を開発しています。
本講演では、その基盤技術となるレザバー計算と講演者が開発した
2種類のエッジ指向AIについて紹介します。
■講演5
タイトル:「路面摩擦係数が測定可能なインテリジェントタイヤの開発」
講演者 :金沢大学 高度モビリティ研究所 立矢 宏 教授
講演概要:車走行時におけるタイヤの接地荷重、さらに、路面摩擦係数をホイールの変形などから
測定するインテリジェントタイヤの開発を行っています。
そのために製作した様々な条件でタイヤの走行を室内で模擬可能な装置を
紹介するとともに、同装置で得られた接地荷重とホイールの変形などとの関係をもとに
構築した路面摩擦係数の測定方法を説明します。さらに実際に実車走行実験で
得られている走行時のタイヤ作用力の測定結果を紹介します。
■講演6
タイトル:「完全自動運転車の車室内デザインと作業パフォーマンスの関係」
講演者 :近畿大学 工学部機械工学科 樹野 淳也 教授
講演概要:完全自動運転車は単なる移動手段でなくその移動時間に作業を行うことが予想されます。
つまり、自動運転車の車室内は、従来の自動車に求められた乗り心地の良さだけでなく、
作業パフォーマンスが向上するデザインが求められます。
そこで、自動運転車の車室内デザインのあり方についての知見を導くために、
ドライビング・シミュレータを用いた実験を行っており、本講演ではその進捗について
報告します。
【主催】
株式会社キャンパスクリエイト
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