【7月20日は中小企業の日】経営者の妻の思いや、子どもからの応援を詠んだ川柳コンテスト「夫が社長」妻のつぶやき川柳2025 受賞作品を発表
応募総数1,972点から決定! 最優秀賞は 「語らうは 子供の未来 社の未来」
生命保険を通じて日本の中小企業を応援するエヌエヌ生命保険株式会社(代表取締役社長:マリウス・ポペスク、本社:東京都渋谷区、以下「エヌエヌ生命」)が運営する「経営者の妻のための情報サイト つぐのわ」(以下、「つぐのわ」)は、「夫が社長」妻のつぶやき川柳2025の受賞作品30点を決定しました。
つぐのわは、経営者の妻の方が気持ちを共有したり、経営者の妻の方を応援したりする場をつくりたいという思いから、2022年に「夫が社長」妻のつぶやき川柳の募集をはじめました。経営者の妻として暮らす毎日の思いや「あるある」、悲喜こもごものエピソードを詠んだ句はもちろん、経営者の妻を応援するご家族やご友人からの一句を募集し、第3回の開催となる今回は、2025年1月15日から2025年3月31日までの期間中に、総数1,972点が集まりました。また今回は特別賞を新設し、子どもから経営者の妻である母に向けた「子どもからの応援川柳」も募集しました。
「夫が社長」妻のつぶやき川柳 受賞作品
7月20日の「中小企業の日」を目前に、ご応募いただいた作品の中から「最優秀賞」(1点)、優秀賞として「審査委員長賞」、「つぐのわ賞」、「女性社長のココトモひろば賞」(各1点)、「特別賞『子どもからの応援川柳』」(1点)、「奨励賞」(5点)、「中小企業応援賞」(5点)、「佳作」(15点)を発表します。なお、最優秀賞、優秀賞、特別賞の5作品のエピソードは漫画で表現し、つぐのわ内の公式ページに掲出します。

最優秀賞(1点)
語らうは 子供の未来 社の未来
作者名:おとちゃん
【講評】 選者 川柳作家 やすみりえ 氏
この句の良さは、リズムの良い言葉並びと共感性でしょう。「語らう」という言葉からは作者一人の場面ではなく、夫とともに未来を「語らう」様子が見えてきました。七・五の部分「子供の未来 社の未来」に大きな愛情も込めつつ、さらりと仕上げていて秀逸ですね。
<賞品>老舗旅館やラグジュアリーホテルでの宿泊、ディナーなど、夫婦でのひと時を楽しめる体験ギフト

優秀賞(3点)
【 審査委員長賞 】
訓示より 妻のひと言 よく響く
作者名:珍名万歳
【講評】 選者 川柳作家 やすみりえ 氏
妻の存在感が感じられる一句です。しっかりとした、頼りになる姿が浮かびました。
一体どんな「ひと言」で周りの皆さんの心を響かせているのか知りたくなりますね。十七音のまとまりが良く、一読明快な句と言えます。

【 つぐのわ賞 】
寝言でも 耳に手をあて 電話する
作者名:カンカン
【講評】 選者 伊勢田 篤史 氏
(「経営者の妻のための情報サイト つぐのわ」 監修)
夢の中でもスマホを手に電話に応じる夫の姿は、一見ユーモラスで微笑ましい光景でありながら、経営者としての強い責任感と日々の重圧が垣間見えます。そんな夫をそっと見守る妻のまなざしには、深いねぎらいと愛情が感じられ、日常のひとこまから夫婦の絆が温かく伝わる、心に残る素晴らしい作品です。

【 女性社長のココトモひろば賞 】
「いらっしゃい!」 看板メニュー 妻の声
作者名:アオシズ
【講評】 選者 古田 千賀子 氏
(「女性社長のココトモひろば」 アドバイザー)
明るい第一声でこのお店の雰囲気が読み取れます。お客さまを迎え入れる声はとても大切だと思います。きっと嫌な事があってもこの声で迎え入れて下さる事でお客さまも元気になると思います。そんな様子が伺えます。私もご来店のお客さまへの第一声は本当に「明るく・元気」に挨拶し、お客さまから「元気を貰っている」と言っていただいております。とても嬉しい言葉です。
※「女性社長のココトモひろば」は、夫やご家族の逝去により、突然、事業を継ぐことになった女性経営者のためのコミュニティサイトです。
<賞品>和牛ステーキ、カニやふぐなど海の幸、旬のフルーツなど、お好みで選べるカタログギフト

特別賞 「子どもからの応援川柳」(1点)
電話鳴る 母はどこでも 広報部
作者名:ひろ
【講評】 選者 川柳作家 やすみりえ 氏
いきいきとしたお母さまの雰囲気が伝わってくる川柳ですね。「どこでも広報部」という言葉から、お仕事への熱心さも感じられます。
そんな素敵なお母さまを端的に表現された一句なのでしょう。
<賞品>和牛ステーキ、カニやふぐなど海の幸、旬のフルーツなど、お好みで選べるカタログギフト
■ 奨励賞(5点)
・ ケーキ買い 祝う会社の 創立日(宮のふみ)
・ 主婦の目で 仕事アイデア また浮かぶ(草取り名人)
・ 備蓄する 朝礼ネタと 非常食(ねこやなぎ)
・ 「好きだ」より よく言われます 「これ経費」(ぼんじゅる子)
・ 自宅から 離れてやっと 休みの日(ざらめせんべい)
■ 中小企業応援賞(5点)
・ 父倒れ 縁の下から 柱伸び(がっちゃんまん)
・ 健康を 気遣い作る 管理食(完熟きのこ)
・ 手に職を もしもに備え 資格取る(スキルアップ中)
・ トウサンと 呼ぶの不吉で パパと呼び(麗妻企業)
・ 社長の座 バトン渡して 夫婦旅(菜の花)
<賞品>中小企業が展開する3セットからお好みの1セットを贈呈
(A)フルプロ農園「葉とらずりんごで作った信州りんごジュース4本・りんごバター2点・ざくざくドライりんご2点・りんごスパイスのセット」
(B)ヨダファーム「自然豊かな山梨育ちのトマトを凝縮した、ソース3種(塩糀、BBQソース、ケチャップ)・豊かさあふれるトマトジュースのセット」
(C)霧の朝「丹波黒大豆をたっぷり使用した炊き込みご飯の素・野菜ソース・ジャムなどをふんだんに詰め込んだ『丹波黒大豆の日々セット』」
■ 佳作(15点)
・ 御中の 意味を知ってる 子どもたち(さごじょう)
・ 社員らの 悩み聞く時 母の顔(けんちゃん)
・ 手伝うよ 私じゃなくて AIが(夫だいすきー)
・ パスワード 全部私が 覚えてる(おかあ)
・ 社長より パパのスペアは ありません(げん一路)
・ 家族デー お出かけ先は 次現場(珈琲まま)
・ 耳元で 情報伝える 影のドン(自己肯定感の化け物製造嫁)
・ 引き継ぐは 父の手腕と その笑顔(くらっちぱぱ)
・ 母のファン 実は多いと 気付かされ(3代目)
・ 食卓に 社長専務に 係長(初貝みな)
・ 社是を問う 父と息子の 熱い夜(まっちゃん)
・ 電話する 母親の声 知らぬ声(白とり貝)
・ 休みなし 社長の妻に 定年なし(ちょこみるくうっど)
・ 仕事中 「ママ」と呼ばれる 繁忙期(しーしー)
・ 初黒字 少しは私の 手柄かな(もちこ)
※「佳作」では、五・七・五の形式にとらわれず本企画の趣旨によりマッチした作品を選定しています。
<賞品>菓匠風月「栗どら焼き・バターどら焼き詰め合わせ」
総評:川柳作家 やすみりえ 氏
第3回目を迎え、内容がさらに充実した作品の数々に出会えた印象です。一句の中に前向きな言葉や感謝の気持ちが込められたものが多いことも、この川柳コンテストの特徴だと思います。もちろん、ちょっぴりの愚痴やぼやきもご愛敬。等身大で飾らない川柳もありですね。
句を詠むことは、自分自身や周りのさまざまなことを今一度見つめなおすことにも繋がります。毎日忙しくしている時にも、ほんの少しの息抜きとして川柳を取り入れていただくのも良いかもしれません。五・七・五のリズムに乗せて、パっと思い浮かんだ気持ちを乗せてみるだけでいいんです。うまく完成したらちょっとメモして残しておくといいですよ。今回の入選句を参考にしつつ、ぜひ川柳を作ってみて下さいね!

「夫が社長」妻のつぶやき川柳について
エヌエヌ生命は、中小企業サポーターとして「家族を守り、支えるサービス」を提供しています。その活動のなかで、夫の急な逝去に伴って、妻が夫の事業を突然承継することになり、悩み苦しんでいる状況を知りました。そこで、現経営者の突然の経営離脱・相続発生時における事前準備を促すことで中小企業の円滑な事業承継を支援すべく、「つぐのわ」を運営しています。
「つぐのわ」を通して出会った妻のみなさんのお声から、同じ境遇や立場の人と知り合い、話し、悩みを打ち明ける機会が少ないことが分かりました。そこで、経営者の妻の方が気持ちを共有したり、経営者の妻の方を応援したりする場として、「夫が社長」妻のつぶやき川柳を2022年から開始し、今年で3回目を迎えました。
【「夫が社長」妻のつぶやき川柳2025 公式ページ】
https://www.nnlife.co.jp/wife-succession/senryu2025/
【審査員】
・ 川柳作家 やすみりえ 氏
・ 弁護士 伊勢田 篤史 氏(「経営者の妻のための情報サイト つぐのわ」 監修)
・ 有限会社 古田商会 代表取締役 古田 千賀子 氏(「女性社長のココトモひろば」 アドバイザー)

「経営者の妻ための情報サイト つぐのわ」 とは
全国12,000名以上※の中小企業経営者の妻が登録する事業承継情報サイト(※2025年5月末現在)。一般社団法人緊急事業承継監査協会の伊勢田 篤史氏(弁護士)監修のもと、現経営者の突然の経営離脱・相続発生時における事前準備を促すことで中小企業の円滑な事業承継を支援します。
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