アイティフォーが開発、都市農をゲーム感覚で楽しむアプリ「grow β」テスト版を公開
プランティオ社が提供、栽培から料理まで“育てる喜び”をクエスト形式でサポート
株式会社アイティフォー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂田 幸司)は、「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」をビジョンに掲げ、農と食の民主化を目指すソーシャルインパクトスタートアップのプランティオ株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役 CEO:芹澤 孝悦、以下「プランティオ」)から、ゲーミフィケーションアプリ「grow β」の開発を受託したことを本日発表します。
「grow β」は、ご家庭での都市農(アーバンファーミング)をゲーム感覚で楽しみながら、栽培から料理までを一貫してサポートするアプリです。本開発は、プランティオ社がアーバンファーミング事業で培ってきた栽培ノウハウと、弊社のShopifyを活用したEC事業の知見を生かし、農の分野における新たな価値創造を目指します。
なお、「grow β」は2025年10月29日よりテスト版をリリースし、事前登録者限定で実証実験を行っています。


◆背景
アイティフォーは、2024年に発足した当社の社内ベンチャー「ビジョナリー・ベンチャーズ・プロジェクト(以下、VVP)」を中心に、農業分野での新たな価値提供に挑戦しています。
今回開発を受託したプランティオの「grow β」は、これまで野菜栽培に何となく興味はあったものの始めるきっかけがなかった人々を対象に、ゲーミフィケーションという要素を通じて以下の3つの行動を喚起できるかどうかを検証するプロトタイプです。
1. 初めての野菜栽培の開始
2. 栽培から収穫、調理、実食まで
3. 次の野菜栽培の開始
特に「1.初めての野菜栽培の開始」をサポートする仕掛けとして、プランティオが運営するECで野菜の種を簡単に購入できるフローを設計。WEBアプリ(grow β)からECでの購入までをシームレスにつなぐ仕組みを実現するためには、当社のShopifyを活用したECパッケージ開発ノウハウが必要不可欠でした。さらに、VVPを中心とした農業分野への継続的な取り組み姿勢や、プランティオのビジョンへの共感も、プロジェクト推進の大きな後押しとなり、これらが評価され、開発を受託する運びとなりました。また本開発にあたり、弊社は多くのコンテンツ制作の実績を有する株式会社アイフリークモバイル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田 邦臣)と新たに協業し、同社の持つ豊富なアプリ開発ノウハウを生かしたWEB開発を行いました。
◆アプリ「grow β」について
「grow β」は、ご家庭での都市農(アーバンファーミング)にチャレンジする人に向けた、楽しみながら学べるゲーミフィケーションアプリです。野菜栽培に興味はあるものの「何を育てたらよいか分からない」「育て方について教えてくれる人がいない」といった悩みを、クイズ形式のクエストで楽しみながら解決し、栽培から調理、最終的には自身で作った料理を味わうところまでを一貫してサポートします。




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栽培環境を登録すると、「grow β」がその環境に適した育てやすい作物を提案。
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クイズなどのクエストで集めたタネがクーポンに交換でき、ECサイト「grow STORE」でのタネの購入に利用可能。
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栽培中に分からないことがあれば、アプリから質問するとキャラクターが生成AIを活用してアドバイス。
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育てた野菜を使ったレシピも紹介。作った料理の写真や感想を栽培日記として投稿して他ユーザーと共有可能。
◆今後について
当アプリは、2025年10月29日からテスト版をリリースし、事前登録者限定で実証実験を実施中です。
当社は今後も、このような活動を通じて得た知見や経験を生かし、農業分野での新たな価値提供を進め、地域社会へのさらなる貢献を目指してまいります。
【プランティオ株式会社の概要】
会社名:プランティオ株式会社
代表者:代表取締役 CEO 芹澤孝悦
事業所所在地:東京都渋谷区神泉町11-7 SELON Bld 2F
「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」をビジョンに掲げ、農と食の民主化を目指し、家庭のベランダやビルの屋上、マンションの屋内など、あらゆるところで農と食に触れる場と機会を創出。IoTやAI、ICTを活用した野菜栽培ガイドシステムや、農と食に関するコンテンツやプログラムの開発、農と食のあるまちづくりのコンサルティングを展開。経済産業省スタートアップ支援プログラム『J-Startup』に選定のソーシャルインパクトスタートアップ。
【株式会社アイフリークモバイルの概要】
代表者:代表取締役社長 吉田 邦臣
本社所在地:東京都新宿区新宿二丁目1番11号 御苑スカイビル10階
上場区分:東証スタンダード(3845)
URL:https://www.i-freek.co.jp/
株式会社アイフリークモバイルは2000年に創業し、携帯電話向けコンテンツの企画・制作、モバイルコミュニケーションを主軸としたデコメや絵文字の制作・配信事業の運営を通じて、成長を遂げました。
現在では、知育アプリや電子絵本サービス等の企画・制作・運営、キャラクターの企画・制作、絵本動画制作、AIを活用したWEBアプリケーション開発やIP展開支援・運営を行う「コンテンツ事業」と、ITエンジニアの技術支援を提供する「DX事業」を二つの柱としています。創業以来のクリエイティブ力とIT技術を活用し、アイフリークモバイルの経営理念である「人々の思いが伝わる・つながる・広がる」を実現する、価値あるサービスを創出し続けています。
【株式会社アイティフォーの概要】
代表者:代表取締役社長 坂田 幸司
本社所在地:東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
上場区分:東証プライム(4743)
アイティフォーは、1972年の創業以来、地域のお客様を中心にITソリューションをご提供してきました。1983年には日本初の「延滞債権管理システム(オートコールシステム)」を開発。その後も地方公共団体、小売業、コンタクトセンター向けサービスをはじめ、キャッシュレス決済、セキュリティなどさまざまな分野のソリューションで地方DX、さらには地方創生に貢献しています。お客様だけでなくその先にいる社会の人々のニーズに「寄り添うチカラ」で応えるべく、これまで蓄積してきた技術やノウハウに加え、イノベーションによる新たな価値をご提供します。
<お問い合わせ先>
広報部 TEL:03-5275-7914 Email:kouhou_ml@itfor.co.jp
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