出社よりテレワークの方が集中できる、経験者の54.6%が回答

最多は「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「時間管理スキルを磨くこと」64.1%

株式会社LASSIC

株式会社LASSIC(ラシック)(本社:鳥取県鳥取市・東京都港区、代表取締役社長:若山幸司、証券コード:574A、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワーク・リモートワーク経験のあるワーキングパーソン1,011名を対象に「出社とテレワークの向き・不向きに関する調査」を実施した。出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいか、業務の進め方4項目について尋ねたところ、テレワークの方がやりやすいとする回答は「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「時間管理スキルを磨くこと」64.1%、「集中力を保つこと」54.6%の3項目で半数を超えた。「チームと連携すること」は25.8%であった。

サマリー

  •   全4項目のうち、テレワークの方がやりやすいとする回答が半数を超えたのは「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「時間管理スキルを磨くこと」64.1%、「集中力を保つこと」54.6%の3項目であった。「チームと連携すること」は25.8%である。最も高い「業務の進め方を自分で決めること」

  • 現在フル出社で働く層(n=379)でも、テレワークの方がやりやすいとする回答は「業務の進め方を自分で決めること」45.9%、「時間管理スキルを磨くこと」43.0%であった。

  • テレワークの方がやりやすいとする回答のうち、「時間管理スキルを磨くこと」は男女差が最も大きく、女性68.4%、男性60.0%で8.4ポイントの差であった。残る2項目の男女差は「業務の進め方を自分で決めること」2.0ポイント、「集中力を保つこと」0.4ポイントで小さい。


調査概要

調査名

テレリモ総研「出社とテレワークの向き・不向きに関する調査」

調査時期

2026年8月6日〜8月12日

調査方法

インターネット調査

調査対象

20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女

有効回答数

n=1,011

回答数内訳

性別:男性520人・女性491人/年代:20代184人・30代203人・40代253人・50代261人・60代110人/出社形態グループ:フルリモート勤務181人・ハイブリッド勤務451人・フル出社379人/出社判断:自分の判断で自由に選べる331人・上司の承認や会社の定めで決まる354人・業務の性質や制度により選べない283人。

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。

テレワーク経験者1,011名を対象に、本調査では以下の設問を尋ねた。

  1. 次のそれぞれについて、出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいか教えてください。(横にそれぞれひとつずつ)

    【項目】業務の進め方を自分で決めること/集中力を保つこと/時間管理スキルを磨くこと/チームと連携すること

  2. 出社するかテレワークするかは、ふだん誰が決めていますか。(ひとつだけ)

    ※テレワークの方がやりやすいとする回答の割合は、「テレワークの方がやりやすい」と「どちらかといえばテレワーク」を合わせた割合である。集計表の実数から算出しているため、図表の表示値を足し合わせた値と0.1ポイント異なる場合がある。

    ※記事内の出社形態の表記は、調査の選択肢「毎週1日は出社」等を「週1日出社」等に読み替えて統一している。


「業務の進め方を自分で決めること」はテレワークの方がやりやすいとする回答が68.8%

出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいかを、「業務の進め方を自分で決めること」「集中力を保つこと」「時間管理スキルを磨くこと」「チームと連携すること」の4項目について、それぞれ4段階の単一回答で尋ねた。

出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいかを、全4項目について項目別にみる(図表1)。

テレワークの方がやりやすいとする回答は、「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「時間管理スキルを磨くこと」64.1%、「集中力を保つこと」54.6%の3項目で半数を超えた。「チームと連携すること」は25.8%で、出社の方がやりやすいとする回答が74.2%であった。

以下では、テレワークの方がやりやすいとする回答が半数を超えた3項目をみる。

内訳をみると、「業務の進め方を自分で決めること」は「テレワークの方がやりやすい」36.5%、「どちらかといえばテレワーク」32.3%である。「時間管理スキルを磨くこと」は「テレワークの方がやりやすい」29.5%、「どちらかといえばテレワーク」34.6%である。「集中力を保つこと」は「テレワークの方がやりやすい」29.8%、「どちらかといえばテレワーク」24.8%であった。

現在フル出社で働く層でも「業務の進め方を自分で決めること」はテレワークの方がやりやすいとする回答が45.9%

以下では、回答者が選んだ出社形態をもとにした区分(フルリモート勤務181人・ハイブリッド勤務451人・フル出社379人)別にみる。ハイブリッド勤務は、週1日出社から週4日出社までの4つを合わせたものである。

本調査の回答者はテレワークを経験したことがある人に限られており、一度もテレワークをしたことがない人は対象外である。ここでの「フル出社」は、テレワークを経験したうえで現在は出社のみで働いている人を指す。

テレワークの方がやりやすいとする回答の割合を3項目それぞれについて、出社形態別にみる(図表2)。

「業務の進め方を自分で決めること」はフルリモート勤務85.6%、ハイブリッド勤務81.4%、フル出社45.9%であった。「時間管理スキルを磨くこと」はフルリモート勤務88.4%、ハイブリッド勤務72.1%、フル出社43.0%、「集中力を保つこと」はフルリモート勤務74.0%、ハイブリッド勤務65.4%、フル出社32.5%である。

現在は出社のみで働いているフル出社の区分でも、「業務の進め方を自分で決めること」45.9%、「時間管理スキルを磨くこと」43.0%と4割を超えている。最も高い項目は区分によって異なる。フルリモート勤務では「時間管理スキルを磨くこと」88.4%、ハイブリッド勤務では「業務の進め方を自分で決めること」81.4%、フル出社では「業務の進め方を自分で決めること」45.9%が最も高い。

※出社形態グループは、回答者が選んだ出社形態をもとにした区分である。フルリモート勤務、ハイブリッド勤務(週1日出社から週4日出社まで)、フル出社の3区分である。まとめる前の人数は、週1日出社92人、週2日出社120人、週3日出社99人、週4日出社140人である。

「業務の進め方を自分で決めること」でテレワークの方がやりやすいとする回答は30代76.4%が最も高く、いずれの年代でも6割を超える

年代によって任される仕事の範囲や進め方の裁量が異なるため、年代別にもみる。年代別のn数は20代184人、30代203人、40代253人、50代261人、60代110人である。

テレワークの方がやりやすいとする回答の割合を3項目それぞれについて、年代別にみる(図表3)。

「業務の進め方を自分で決めること」は30代76.4%が最も高く、40代72.3%、20代67.4%、60代64.5%、50代62.5%であった。いずれの年代でも6割を超えている。

「時間管理スキルを磨くこと」は30代68.0%、60代65.5%、20代64.1%、40代63.6%、50代60.9%であり、年代による開きは7.1ポイントで3項目のなかで最も小さい。「集中力を保つこと」は30代62.1%、20代58.7%、40代52.2%、50代50.6%、60代49.1%である。

最も高い項目は年代によって異なる。20代から50代では「業務の進め方を自分で決めること」が最も高いが、60代では「時間管理スキルを磨くこと」65.5%が「業務の進め方を自分で決めること」64.5%を上回る。

出社を自分の判断で選べる区分では「業務の進め方を自分で決めること」はテレワークの方がやりやすいとする回答が77.6%

出社するかテレワークするかを誰が決めているかによって、働き方の選びやすさが異なる可能性がある。そこで、回答者が選んだ出社判断の回答をもとにした区分別にもみる。区分の作り方は本章末尾の注記に記載している。3区分の内訳は、自分の判断で自由に選べる331人、上司の承認や会社の定めで決まる354人、業務の性質や制度により選べない283人である。

テレワークの方がやりやすいとする回答の割合を3項目それぞれについて、出社判断の区分別にみる(図表4)。

「業務の進め方を自分で決めること」は自分の判断で自由に選べる区分77.6%、上司の承認や会社の定めで決まる区分72.9%、業務の性質や制度により選べない区分50.5%であった。「時間管理スキルを磨くこと」は同じ順に68.6%、68.4%、49.5%、「集中力を保つこと」は60.4%、59.6%、38.2%である。

自分の判断で自由に選べる区分と、上司の承認や会社の定めで決まる区分の差は、3項目のいずれも5ポイント以内であった。この2区分による差は小さい。業務の性質や制度により選べない区分でも、「業務の進め方を自分で決めること」50.5%、「時間管理スキルを磨くこと」49.5%とおよそ半数である。

※出社判断の区分は、回答者が選んだ出社判断の回答をもとにした区分である。設問の11の選択肢のうち、本人以外の承認やルールで決まる3つを「上司の承認や会社の定めで決まる」、業務の性質や勤め先に制度がないことを理由に選べない6つを「業務の性質や制度により選べない」としてまとめた。「完全テレワーク(出社不要)」43人は出社の選択自体が生じないため3区分とは分けて扱う。3区分の合計968人と有効回答1,011人の差は、この43人である。

※出社判断のまとめる前の人数は、「上司の承認や会社の定めで決まる」354人が、上司の承認を得れば選べる207人、曜日・条件で会社が一律に定めている83人、原則出社で悪天候等のみテレワーク可64人の合計である。「業務の性質や制度により選べない」283人は、自分の業務上選択の余地がない129人、過去にテレワーク経験があるが現職では完全出社65人、業務特性上テレワーク実施が物理的に不可能30人、業務特性は適合するが勤務先にテレワーク制度がない25人、制度はあるが自分の業務範囲はテレワーク対象外22人、業界・職種の慣行として完全出社運用が定着12人の合計である。

「時間管理スキルを磨くこと」でテレワークの方がやりやすいとする回答は女性68.4%・男性60.0%で、3項目のなかで男女差が最も大きい

仕事の進め方や時間の使い方は男女で異なる場合があるため、男女別にもみる。男女別のn数は男性520人、女性491人である。

テレワークの方がやりやすいとする回答の割合を3項目それぞれについて、男女別にみる(図表5)。

「時間管理スキルを磨くこと」は女性68.4%、男性60.0%で8.4ポイントの差であった。3項目のなかで男女差が最も大きい項目である。

残る2項目の男女差は小さい。「業務の進め方を自分で決めること」は男性69.8%、女性67.8%で2.0ポイント、「集中力を保つこと」は女性54.8%、男性54.4%で0.4ポイントの差であった。

まとめ)テレワークの方がやりやすいとする回答は全4項目のうち3項目で半数を超え、フル出社では「業務の進め方を自分で決めること」45.9%・「時間管理スキルを磨くこと」43.0%

出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいかを尋ねたところ、「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「時間管理スキルを磨くこと」64.1%、「集中力を保つこと」54.6%と、4項目のうち3項目でテレワークの方がやりやすいとする回答が半数を超えた。「チームと連携すること」は25.8%であった。

出社形態別にみると、フルリモート勤務では「時間管理スキルを磨くこと」88.4%、「業務の進め方を自分で決めること」85.6%と8割台に達する。現在フル出社で働く層でも「業務の進め方を自分で決めること」45.9%、「時間管理スキルを磨くこと」43.0%と4割を超えていた。

最も高い項目は区分によって異なる。「業務の進め方を自分で決めること」が最も高いのは、出社形態別ではハイブリッド勤務とフル出社、年代別では20代から50代、出社判断の区分別では3区分すべて、男女別では男性であった。フルリモート勤務・60代・女性では「時間管理スキルを磨くこと」が最も高い。水準の幅は「業務の進め方を自分で決めること」でみると、年代別では50代62.5%から30代76.4%まで、出社判断の区分別では業務の性質や制度により選べない区分50.5%から自分の判断で自由に選べる区分77.6%までであった。

男女別では「時間管理スキルを磨くこと」の差が最も大きく、女性68.4%・男性60.0%の8.4ポイントであった。


本調査の実施・監修体制

テレリモ総研 編集責任者・所長 竹下 颯飛

調査の設計から集計・分析、レポート作成までを担当。京都大学経済学部卒、統計検定準1級。

https://teleremo.lassic.co.jp/profile/takeshita/

監修責任者 牛尾 昭昌

監修責任者として、LASSIC運営メディアの調査データ・記事編集を横断して監修。

https://teleremo.lassic.co.jp/profile/ushio/


詳細レポート

本調査をもとに、より詳細な考察を記したレポートを下記よりご覧いただけます。

テレワークと出社はどちらが集中できる?|テレワークの方がやりやすいとする回答は「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「集中力を保つこと」54.6%

https://teleremo.lassic.co.jp/telework/telework-vs-office-which-is-easier/


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 LASSICは2006年に鳥取県で創業し、「リモート社会をリードし、ボーダレスワークの実現によって社会に貢献する。」をビジョンに、フリーランスITエンジニア向けリモートワーク専門JOBエージェント「Remogu(リモグ)フリーランス」(https://remogu.jp)、ITエンジニア向けリモートワーク専門転職エージェント「リラシク」(https://relasic.jp)などのサービスを通じて「採用」「DX」分野のボーダレス化に取り組んでいます。

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代表者

代表取締役社長 若山 幸司

設立

2006年12月26日

資本金

9,968万円

サービス内容

リモートワークに専門特化した人材サービス「Remogu(リモグ)」、「リラシク」、テレワーク・リモートワーク総合研究所、ITソリューション(システムインテグレーション)

URL

https://lassic.co.jp


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9968万円
設立
2006年12月