Okta Japan、設立5周年を迎えました — 日本企業の未来を支えるアイデンティティプラットフォームとして次のステージへ
アイデンティティ管理サービスを提供するOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ 以下Okta)の日本法人であるOkta Japan 株式会社(代表取締役社長: 渡邉 崇)は、本年9月で日本法人設立から5周年を迎えました。Oktaは、ビジョンとして「だれもがあらゆるテクノロジーを安全に使えるようにする」世界の実現を目指し、アイデンティティこそがその未来を支えると信じて事業を展開してまいりました。日本市場においてもこの5年間で、多くのお客様、パートナーの皆様と共に歩みを進め、信頼されるアイデンティティプラットフォームとしての地位を確立してまいりました。

Okta最高経営責任者(CEO)兼共同創業者トッド・マッキノン(Todd McKinnon)からのお祝いメッセージ動画:(リンクはこちら)
2020年9月設立当初はコロナ禍の中で、企業のニーズは主にシングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)、リモートワーク環境におけるセキュアなアクセス管理などに集中していました。迅速かつ安全に従業員をデジタルにつなぐ仕組みが求められ、Oktaのクラウド型アクセス管理ソリューションはその中心的な役割を果たしました。また、2021年5月には、顧客アイデンティティ管理(CIAM)のトッププレイヤーだったAuth0を買収し、サービスのカバー領域をB2EやB2Bに加え、さらにはB2Cまで広げてきました。
この5年間で市場は大きく変化し、現在ではガバナンスや特権アクセス管理、さらにはAIエージェントなどの「非人間アイデンティティ(NHI)」の安全な管理にまで広がっています。Oktaはこうした進化に対応すべく、単なるアクセス管理を超えた、包括的なアイデンティティプラットフォームへと進化を遂げています。
日本市場でOktaが提供するソリューションをご活用いただく企業は着実に拡大しており、日本の産業を牽引する大企業から先進的なスタートアップまで、幅広い分野で導入が進んでいます。日本特有の業務プロセスや規制要件に適応するため、製品のローカライズも継続的に実施しており、日本語で自然に操作できるユーザーインターフェース、各種ドキュメント、サポート体制を整備してまいりました。
また、Oktaの強みである中立性を日本市場においても実現するため、8,000以上のSaaSとの安全な接続を可能にする世界最大級の統合カタログである「Okta Integration Network(OIN)」の拡充にも注力してきました。これまでにSansan、SmartHR、サイボウズといった国内の主要なSaaSとの連携を実現しています。
ビジネスを支えるパートナーとのエコシステムも大きく成長しました。2020年の時点ではわずか3社からのスタートでしたが、現在では130社を超える信頼できるパートナー企業とのエコシステムを構築しています。これにより、あらゆる規模・業種のお客様にアイデンティティ管理のベストプラクティスを届けられる体制が整ってまいりました。
さらに日本市場におけるセキュリティの重要性を踏まえ、2024年9月に日本担当リージョナルCSO(チーフセキュリティオフィサー)として板倉景子を任命しました。地域単位ではなく国単位でCSOを設けるのはOktaグローバルとしても初の試みであり、この決定は日本のお客様から寄せられた「日本特有のセキュリティ要件への対応」への強い期待に応える形で実現したものです。これは、Oktaが日本市場を極めて重要な戦略拠点と位置づけていることの証でもあります。
また、グローバル全体で推進する長期的なセキュリティの取り組みである「Okta Secure Identity Commitment(OSIC)」を日本でも展開しています。安全な製品開発、社内インフラの強化、業界標準の推進に加え、脆弱性対策やバグバウンティ強化など具体的な施策を進めています。こうした取り組みをお客様に積極的に開示し、透明性のある信頼関係の構築にも注力しています。
Oktaにとって、グローバルに影響力を持つ有力企業が集積している日本は、Oktaのビジョンを実現する上で極めて戦略的な市場であり、今後の成長の中核を担う市場です。特にAIの進化がビジネスとアイデンティティの在り方を急速に変えるなかで、OktaはAI時代に最適なセキュリティとガバナンスを実現する次世代プラットフォーム戦略を進めています。
Okta Japan 株式会社の代表取締役社長、渡邉 崇は次のように述べています。「Okta Japanは設立から5年という節目を迎えることができました。この間、日本のお客様、パートナーの皆様、そして様々な関係者の皆様のご支援のもと、着実に信頼を築いてまいりました。Oktaは今後も、セキュリティと透明性への長期的なコミットメントのもと、日本の皆様にとって最も信頼できるパートナーであり続けることを目指してまいります。また、私たちは『Okta for Good』という社会貢献活動にも力を入れてきました。今後もNPOとの連携や、社員によるボランティア活動といった取り組みを継続的に進めてまいります。」
Oktaについて
Oktaは、The World’s Identity Company™です。アイデンティティを保護することで、すべての人があらゆるテクノロジーを安全に利用できるようになります。当社のカスタマーソリューションとワークフォースソリューションは、企業と開発者がアイデンティティの力を活用してセキュリティ、効率性、成功を推進できるようにし、同時にユーザー、従業員、パートナーを保護します。世界のトップブランドが認証、認可、その他の機能でOktaを信頼する理由については、以下をご覧ください。
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