茨城県神栖市の産業医育成施設「神栖産業医トレーニングセンター」がCarelyを導入しヘルスケアDXを推進
〜鹿島臨海工業地帯の働くひと・地域社会の健康増進に貢献〜
株式会社iCARE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田洋太)が提供する健康管理システムCarely(ケアリィ)が、鹿島臨海工業地帯周辺の企業で働く人をサポートし、産業医の実務能力を育成する役割を担う「神栖(かみす)産業医トレーニングセンター(茨城県神栖市)」に導入されました。同センター管轄地域の企業に対し、充実した産業保健体制を構築する基幹システムとしてCarelyの活用を促進していくことで、産業医を中心とした企業の健康経営推進の土台を築いていくとともに、地域社会全体の健康増進の一助となることを目指します。
- 背景
地方の中小企業において、経済的な面や人的リソースの不足、常勤の専門家(産業医や産業看護職)の不在によって、労働安全衛生上の体制が整っておらず、産業保健がうまく機能していない、あるいは活用されていない状況があります。
特に、製造業においては事業場ごとの有害物質・有害業務の安全衛生管理および従業員の健康状態の改善が重要な課題です。しかしアナログな管理方法により、健康診断、ストレスチェック、勤怠情報、面談記録などの健康情報が一元化されていないことで、ハイリスク者の把握や就業判定などの事後対応だけでも相当な労力がかかっており、作業環境・職場環境改善への助言や人事施策への提案など、「従業員が健康的に働く」ための予防のアプローチが十分に行き届いていないのが現状です。
そのため健康管理システムを活用した業務改善や、産業保健体制構築へのニーズが高まっています。
ー神栖産業医トレーニングセンターの開設
「神栖産業医トレーニングセンター」は、2022年4月に地域の総合病院内に地域・職域連携の実践の場として開設されました。神栖市は関東有数の産業集積地帯である鹿島臨海工業地帯の一部を構成し、鉄鋼業や石油化学など多くの企業の製造拠点があります。職場の安全衛生が従業員の健康状態に直結する業界であると同時に、産業医が企業に対してアプローチすることで、企業の従業員だけでなくご家族や地域社会の健康・安全にも寄与します。そのため地域・職域連携構想の一つとして、医療と産業が両輪となって地域を活性化していくことを目的としています。
▲鹿島臨海工業地帯(茨城県神栖市)
- 神栖産業医トレーニングセンター・統括指導医 田中完先生よりコメント
- 今後の展望
強固な産業保健体制により労働者が健康的に働ける環境を構築できれば、地方の限られた医療資源の有効活用や産業活性の好循環が生まれ、地域の社会課題解決にも繋がっていくと考えています。今回の取り組みをスタートとして、全国の産業集積地の安全・健康管理の貢献へと繋げていけるよう、事業・サービスを一層強化してまいります。
- 神栖産業医トレーニングセンターについて
設立日:2022年4月
HP:https://kamisuism.com/hospital/1112/
関連サイト:神栖市若手医師きらっせプロジェクト「神栖医住(かみすいずむ」https://kamisuism.com/
- 健康管理システム「Carely」について
・「Carely」サービスサイト:https://www.carely.jp/
- 株式会社iCAREについて
・代表取締役:山田 洋太
・事業内容:健康管理システム「Carely」の開発・運営
・設立:2011年6月
・本社:東京都渋谷区恵比寿1丁目23-23 恵比寿スクエア 5階
・企業URL:https://www.icare.jpn.com/
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、 あらかじめご了承ください。
※写真提供:PIXTA
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