CBRE、マルチテナント型物流施設「小郡ロジスティクスセンター」の開発プロジェクトを全面的にサポート

~ 大型物流施設開発に関わる用地売買からSPC組成、施設開発サポート、リーシング、施設管理、施設売却までのトータルソリューションを提供 ~

CBRE

CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)はこのほど、福岡県小郡市の不動産開発プロジェクト「小郡ロジスティクスセンター」において、開発用地の取得から施設の開発、リーシング、施設管理、施設売却までをワンストップでサポートしたと発表しました。

本プロジェクトは、CBRE(福岡支店)が、小郡インターチェンジより至近で九州各県へのアクセスが可能な交通の要衝に位置する土地の売却ニーズをキャッチしたことからスタートしました。CBREでは、マーケットの調査・分析結果に基づき、ボリュームプランを含む企画設計を行い、この土地の不動産価値を最大化するプランを策定しました。

当プランに基づき、CBREにおいて、投資用不動産を運用する部門であるアセットマネジメント(以下、AM)部門が主導し、AMの一部の業務を株式会社ボルテックス投資顧問へ委託する形で、共同で物流施設の開発を進める事業スキームを構築し、投資家3社が出資する特別目的会社(SPC)を通じて用地を取得しました。また、開発・施工フェーズでは、CBREは、コンストラクションマネジメントの立場で、計画・設計・入札・施工・維持管理の各段階にて、品質管理、コスト管理、スケジュール管理などのマネジメント業務に至る全てをサポートしました。

「小郡ロジスティクスセンター」の運用フェーズにおいても、CBREはリーシングマネジメントと施設管理を受託しました。福岡支店の物流リーシングチームのネットワークを活用し、卸売や物流企業などの借主候補先へのアプローチを通じたリーシング活動を展開した結果、施設竣工の約3カ月前の2023年12月には、一棟借りテナントと賃貸借契約を締結し、満室稼働で竣工しました。当社AMは、用地取得時、竣工後に本格的にテナントリーシングを進めて1年後に売却する予定でしたが、早期に満室稼働を実現できたため、想定していた時期より前倒しで売却する方針に切り替え、投資家の資金効率を高めることに成功しました。

CBREプロパティマネジメント本部 アセットマネジメント部 オペレーションズ ディレクター 舩越 康樹は、「本プロジェクトは、CBRE福岡支店が管轄するエリアにおける開発案件の第1号案件になりました。SPC組成を通じて、幅広い投資家や事業者の物流投資案件をサポートできたことを嬉しく思います。物流施設の開発は、我々アセットマネジメント部門でも、昨今、実績を数多く積み上げているプロジェクトであり、CBREの持つ各部門のスペシャリティを結集して、付加価値を提供できる得意分野になります。今後も同様のスキームの活用し、開発素地を探してストーリーを付加することで、オリジナルの投資機会を提案し、個々の投資家のニーズ に合わせたカスタムメイドのサービスを提供できるよう努めてまいります」と述べています。

<プロジェクト概要>      

「小郡ロジスティクスセンター」開発プロジェクト

担当部署: 

■アセットマネジメント(投資家ソーシング・投資スキーム構築および期中運営)

■バリュエーション・アドバイザリー&コンサルティング・サービス(マーケット調査およびレポート作成)

■プロパティマネジメント テクニカルサービス(基本計画およびコンストラクションマネジメント業務)

■インベストメントプロパティ(売買仲介)

■アドバイザリー&トランザクションサービス インダストリアル&ロジスティクス(テナントリーシング)

■プロパティマネジメント(期中PM)

                

施設名:「小郡ロジスティクスセンター」           

所在地: 福岡県小郡市山隈字向浦83番地20         

交通:       

甘木鉄道「今隈駅」約0.7km(徒歩約9分)

大分自動車道「筑後小郡IC」約0.5km(車で約1分)

「鳥栖JCT」約5.7km (高速道路で約6分)、「福岡IC」約32.6km    (高速道路で約30分)

「博多駅」約32㎞(車で約34分)、「福岡空港」約31.1km(車で約30分)

「博多港(博多ふ頭第1ターミナル)」約36.5km(車で約35分)

敷地面積:12,167.09㎡(3,680.54坪)※登記面積         

延床面積:19,106.61㎡(5,779.74坪)※登記面積

構造・規模:鉄骨造・地上3階建 

竣工:2024年2月末

CBRE業務

マルチテナントテナント型物流施設の開発プロジェクト支援業務

-           開発用地のソーシング・マーケティング

-           マーケット調査・分析に基づくボリュームプランの作成

-           投資家ソーシング・投資スキーム構築 、SPC組成

-           開発用地の売買仲介

-           コンストラクションマネジメント

-           テナントリーシング

-           プロパティマネジメント

-           開発施設の売却

    

売買契約①
   福岡県小郡市の(開発用地3,680.54坪)の売却

  売主:当社懇意先(非公表)

  買主:小郡ロジ特定目的会社

 決済日:2022年11月29日

    

売買契約②
   「小郡ロジスティクスセンター」の売却

  売主:小郡ロジ特定目的会社

  買主:SPC(非公表)

 決済日:2024年5月30日

  

①    開発施設外観1 
② 開発施設外観2
③ 開発施設内観1(トラックヤード)
④ 開発施設内観2(1F倉庫

本開発プロジェクトに関するお問合せ先

シービーアールイー株式会社(CBRE)                                  プロパティマネジメント本部 アセットマネジメント部 オペレーションズ

ディレクター 舩越 康樹 kouju.funakoshi@cbre.com  TEL090-9958-1372

CBREアセットマネジメントについて 

CBRE アセットマネジメントは、事業用不動産資産を所有する法人のお客様に対して、不動産投資のライフサイクルであるソーシング、アクイジション、期中運営、売却のすべての段階を通じて、助言やサポートを行い、様々な制約条件の下で投資不動産から得られる利益の最大化をサポートいたします。オフィス、物流施設、リテール、ホテル、ヘルスケア施設など、多岐にわたるアセットタイプについて、CBREの総合力を活用し、リーシング、仲介、プロパティマネジメント、鑑定、リサーチ、プロジェクトマネジメントなどの各サービス部門とも連携して、お客様の最適な投資運用の実現をお手伝いいたします。

CBRE日本法人について

CBRE日本法人(シービーアールイー株式会社)は、不動産賃貸・売買仲介サービスにとどまらず、各種アドバイザリー機能やプロパティマネジメント、不動産鑑定評価などの17の幅広いサービスラインを全国規模で展開する法人向け不動産のトータル・ソリューション・プロバイダーです。CBREの前身となった生駒商事が1970年に設立されて以来、半世紀以上にわたり、日本における不動産の専門家として、全国9拠点で地域に根ざしたサービスを展開してきました。企業にとって必要不可欠な「ビジネスインフラ」として認められる不動産アドバイザリー&サービス企業を目指して、国内約1,400名*のプロフェッショナル(*子会社を含む)が、最適かつ的確な不動産ソリューションを中立的な立場で提供いたします。詳細につきましては日本国内ホームページ www.cbre.co.jp をご覧ください。公式Twitterアカウント:@cbrejapan

CBREグループについて

CBREグループ(NYSE:CBRE)は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクインする、ダラスに本社を構える世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2023年の売上ベース)。全世界で130,000人以上の従業員(ターナー&タウンゼントの従業員を含む)が、100カ国以上でクライアントに対し、幅広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の取引業務、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、戦略的コンサルティングを主要業務としています。

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会社概要

シービーアールイー株式会社

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URL
https://www.cbre.co.jp/about-us/corporate-profile
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル21F
電話番号
03-5288-9283
代表者名
辻󠄀貴史
上場
海外市場
資本金
7億7100万円
設立
1970年02月