Veldhoen + Company、アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)に関するグローバル調査レポートを発行~30,000件を超えるデータから見えてきた測定可能な効果と成功要因とは~

ワークプレイスにおける満足度が平均で17%向上

株式会社イトーキ

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、社長:平井嘉朗)の協業パートナーである、アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)の総合コンサルティング会社Veldhoen + Company(本社:オランダ アムステルダム)は、働き方のコンサルティングを専門とする30年の経験をもとに、「“Activity Based Working: Research on Measurable Outcomes and Key Differentiators”/アクティビティ・ベースド・ワーキング:測定可能な成果および結果を左右する要因に関するリサーチ」をレポートととしてまとめました。
【レポートの概要】
このレポートでは、顧客の業務内容に合わせたワークスペース(アクティビティ・ベースド・ワーキングのためのオフィス)へ移行したプロジェクトの移行前後のデータを比較し、測定可能な成果とその結果を左右する要因、従業員が認識できるワークプレイスの効率性を分析しました。11か国、16の組織における29のプロジェクトから32,369件のデータを分析し、アクティビティ・ベースド・ワーキングにおける世界最大の調査結果として、測定可能なABWの影響と、移行の成功事例の共通点を洗い出しました。

【アクティビティ・ベースド・ワーキングとは】
組織がコラボレーションと柔軟性(いつでも、どこでも、誰とでも働ける)を持った働き方に転換することで、個人及びチームが潜在能力を最大限に発揮できるようにする包括的な働き方戦略です。従業員はそれぞれ個人ごとに異なる活動を行っており、効果的に業務を行うには、その個人にとってふさわしいしつらえとテクノロジーに支えられたさまざまな働く場を必要とする、という思想に基づいた考え方です。

【分析結果】
アクティビティ・ベースド・ワーキングに移行した組織では、平均して以下のような項目に対して改善が見られました。
  • ワークプレイスにおける総合的な満足度が17%向上
  • 個人の生産性が13% およびチームの生産性が8%向上
  • 組織文化が11%改善
  • 職場に対する帰属意識が4%向上

 

【成功要因の分析】
アクティビティ・ベースド・ワーキングへの移行が成功するかどうかは、従業員の働き方とワークプレイスの構成が合致するか、従業員が選択の自由を実感できているか、組織文化が柔軟で移動性のあるワークスタイルを可能にしているかに大きく影響されることが明らかになりました。より良い結果を出した企業は、初期段階で従業員を移行のプロセスに巻き込み、テクノロジーを利用して従業員の仕事をサポートし、従業員を信頼し、彼らに権限移譲する企業文化を創りあげていることがわかりました。

また良い結果が得られないプロジェクトの特徴として、ユーザーのニーズに合致せずパフォーマンスを最大化されない、あるいは、従業員の考え方や行動変容をうまくサポートできていない、従業員が生産性の低下や上司との信頼関係が失われることを懸念し働きかたを変えられない、などがあることがわかりました。

【新しい働き方の構築にむけて】
コロナウィルスによる新しい日常は、リモートワークを以前になかったほど一般に浸透させ、各企業は組織として大きな変化に対応できる組織体制と対応力を強することを求められました。世界の働き方が新しくなる中で、私たちの見識が企業が変化を乗り切るだけでなく、より良い働き方のあり方を率先して創り出す一助となるよう願っています。

“Activity Based Working: Research on Measurable Outcomes and Key Differentiators/アクティビティ・ベースド・ワーキング:測定可能な成果および結果を左右する要因に関するリサーチ”

エグゼクティブサマリー(日本語):https://www.veldhoencompany.com/wp-content/uploads/2020/07/executive-summary-japanese.pdf

レポート(英語):https://www.veldhoencompany.com/en/impact-of-activity-based-working-white-paper-download/

なお、8月4日に本内容に関するウェビナー(日本語)を開催する予定です。詳しくは弊社ウェブサイトをご確認ください:https://www.veldhoencompany.com/

【VELDHOEN+COMPANYについて】
Veldhoen + Companyは、アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)という、これまでの働き方をより柔軟な働き方へと変革するビジネス戦略の創始者であり、グローバルマーケットのリーダーです。当社は、小規模の組織からグローバル企業まで30年以上にわたり、革新的な思考を持つクライアントとともに500件以上のプロジェクトを世界各地で手がけてきました。現在、オーストラリア、オランダ、シンガポール、スウェーデン、イギリス、アメリカ合衆国において6つのオフィスを構えています。

○ウェブサイト:https://www.veldhoencompany.com
○Linkedin:https://www.linkedin.com/company/veldhoen-company/

【株式会社イトーキについて】
株式会社イトーキは、1890年の創業以来、ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具、物流機器、ICT・映像音響機器、建材内装設備、ホーム家具など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。
2018年10月には、イトーキ自らの「働く」を変革し、新たな価値を創造するため、新本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK」を開設。「自由」と「自律」の両立をキーワードに、働く社員の自己裁量を最大化し、一人ひとりが自らの働き方を自律的にデザインする新しい働き方に挑戦しています。

<本リリースに関するお問合わせ先>
Veldhoen + Company
岸田 祥子:Shoko@veldhoencompany.com
Iolanda Meehan : Iolanda@veldhoencompany.com

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会社概要

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業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-5-1
電話番号
-
代表者名
湊 宏司
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1950年04月