コミュニケーションが生まれ、循環するオフィス内社員専用カフェ 企画・設計・運営を手がけるARUMON CAFEがオープン
UDS株式会社(所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長:中原典人 以下UDS)が企画・設計・運営を手がける野村不動産グループ新本社内の社員専用カフェARUMON CAFE(アルモン カフェ)が、2025年9月1日にオープンします。

ARUMON CAFEは同日に全体開業するBLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 14階に野村不動産グループが設ける、同社グループ会社で働く人たちのためのオフィス共創エリアのカフェです。社内の人たちが交わり合い、コミュニケーションが生まれるハブとなる空間を目指した場で、UDSでは基本構想検討、店舗企画、基本設計、デザイン監修、そしてコミュニケーション促進企画を含めた運営業務を担当しています。
施設企画にあたっては、働き方やライフスタイルの多様化に伴う時間やメニューの柔軟性、そして健康的な食事などの昨今のニーズに応える食環境として、デリカテッセン&カフェとして計画。食堂と外食店の中間の居心地と使い勝手の良さで、カフェやラウンジのようなサードプレイスとして利用いただける場を目指しながら、コミュニケーションを創出する設計、運営のしくみを組み入れています。
BLUE FRONT SHIBAURA
浜松町ビルディング(東芝ビルディング:東京都港区芝浦1-1-1)の建替事業として計画された、高さ約 230mのツインタワーから成る大規模複合開発。(TOWER S:2025年2月竣工済、TOWER N:2030年度竣工予定)南側TOWER Sのオフィスフロアには野村不動産グループ8社が入居。
■空間デザイン
交流が生まれる“港町”のような場
窓の外に海と空が広がる場所で人々が交わり合う場として、「Port Town」(港町)をデザインコンセプトに設計、内装デザインを行いました。
人を引き込むようオープンなデザインとした入り口付近は植栽に囲われたひとり向けのエリア、その奥にはイベントスペースとしても使え、遠目からもその様子が見えるような賑わいのあるエリア、窓際は床を一段上げることで目線をずらし、カウンターや多人数でも利用できるラウンジ席などのエリアとしています。UDSがワークスペースやホテル、飲食店など多様な場の企画・設計・運営を通して培ってきた人の動きや流れの理解を踏まえた空間構成で、1日を通じて人が集まる「行きたくなる場所」を計画しました。


コミュニケーションを促す距離感
仕事をする場としての機能性と、カフェとしてのリラックス感を両立させながら、思わず話しかけたくなる適度な距離感を設計することで、コミュニケーションが生まれやすい空間づくりを行っています。豊富な植栽を配置することで、仕切りすぎず、つながりの感じられる空間としています。

光と緑にあふれ、自然を感じる空間
港町の家の窓を連想させる吊り棚、三角形のタイルが光を反射させるカフェカウンターなどにより、窓の外に広がる空や海のきらめき、ゆらめきや港町らしさを感じて過ごすことができる居心地の良い空間を目指しました。


■運営のポイント
柔軟性の高いスタイルで健康的なメニューを提供
働き方やライフスタイル、体調や気分に合わせて、メニューや量、食べるタイミングを自由に選べるデリカテッセン・カフェとして、柔軟な食の選択肢を提供します。量り売りのデリ惣菜には野菜や果物を豊富に取り入れ、発酵食の活用でおいしさは確保しながら塩分、糖分、脂質を抑えたメニューを用意。お弁当やコンビニランチのプラスワンメニューとしても利用いただけます。

メニュー例
ローストアップルの豚バラ焼き / 味噌のラタトゥイユ / 鮭の西京焼き / 塩麹唐揚げの甘酢だれ / ブロッコリーとモッツァレラチーズのハーブマリネ など(15種類程度)
循環への挑戦
皮付きで食べられる食材は栄養価も考慮して皮のまま使用し、時間ごとに工夫した販売方法で売り切りを目指すことで、ごみ削減を意識した運営を行います。それでも出てしまう食品廃棄物は、新素材へ循環させる技術を持つ企業とのパートナーシップのもと、その先の循環について挑戦していく予定です。テイクアウトにはさとうきびカスを利用した容器を採用しています。
コミュニケーションプレイスとしてのカフェ運営
メニューには各地域の食文化や食材などを積極的に取り入れることで、食を通したコミュニケーションが生まれる食事提供に取り組んでいきます。また、食やカルチャーなどを中心にしたイベントを企画・開催していくことで、交流の機会を創出し、コミュニケーションが生まれる場づくりを推進していきます。
【プロジェクト概要】
名称 : ARUMON CAFE (アルモン カフェ)
所在地 : 〒105-0023
東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 14階
(野村不動産グループ社員専用カフェ)
床面積:587.08㎡
席数:185席
開業日:2025年9月1日
事業主体:野村不動産株式会社
基本設計・デザイン監修:UDS株式会社
実施設計・内装施工:清水建設株式会社
家具製作:野村不動産パートナーズ株式会社、株式会社内田洋行
植栽デザイン監修:株式会社DAISHIZEN SOLSO
メニュー監修協力:マルサラ飲食店
店舗企画・イベント企画・運営:UDS株式会社
UDSについて
「Urban Design System」の頭文字を社名に掲げるUDSは、「デザイン」と、事業性と社会性を実現するしくみ「システム」で、まちをより豊かで楽しい場所にすることを目指しています。
地域や場所の特性に合わせ、企画・設計/施工・運営を一貫して手がけることを強みとし、国内外でホテル、コワーキングスペース、シェアハウス、学生寮、飲食施設など、多様な施設を手がけています。
デザイン性・事業性・社会性を兼ね備えた持続可能な場づくりを通じて、地域の魅力を引き出し、さらに磨きながら、コミュニティの広がりに寄与していきます。
主な実績
キッザニア東京 / MUJI HOTEL GINZA / ホテル アンテルーム 京都 / 下北線路街 など
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