DATAFLUCT、エネルギー効率推定技術を持つパイオニアとの共同開発による「自動車通勤のCO2排出量可視化・削減支援サービス」を提供開始

2,681万人の自動車通勤市場 脱炭素を目指す企業・自治体を支援

株式会社DATAFLUCT

データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下「DATAFLUCT」)は、パイオニア株式会社(本社所在地:東京都文京区、代表取締役 兼 社長執行役員:矢原 史朗、以下パイオニア)との共同開発で、自動車通勤のCO2排出量の可視化と削減を支援する新サービス(「becoz drive for employee」)を5月10日(水)より提供開始します。

本サービスは、自動車通勤の従業員に向けて、道路渋滞が少なく環境負荷の低い通勤を実現できる時間をアプリでレコメンドし、実際に時差通勤をするとポイントなどのインセンティブを付与します。従業員に「渋滞のないエコで快適な通勤時間を選ぶ」ことを促し、脱炭素経営に向けて企業の取り組みが加速する「スコープ3」の可視化と削減を支援します。


  • 2,681万人存在する自動車通勤人口の「エコ通勤」を推進、日本企業の大幅なCO2排出量削減に貢献

企業により多くの脱炭素貢献が求められる一方で、大企業でもスコープ3の算定や削減は非常に難しく、プライム市場に上場する企業のスコープ3開示度はわずか22.4%(※1)に留まっています。本サービスは、スコープ3のうちカテゴリ7にあたる「雇用者の通勤」に着目し、その可視化と削減を促します。日本国内の自動車通勤市場は2,681万人規模(※2)にのぼる巨大な市場であり、フレックスタイム制を採用する企業が時差出勤を推奨することにより、大幅なCO2削減効果が期待されます。


自動車の運転で最も多くのCO2を排出するシーンの1つが「渋滞」です。本サービスでは従業員に時差通勤を促すことで、従業員の自動車通勤によるCO2排出量を削減します。環境負荷の低い通勤方法を促進する「エコ通勤」は国土交通省や地方自治体でも推進されており、日本のCO2排出量のうち17.7%を占める運輸部門の排出量の低減に繋がると考えられます。


郊外に工場や拠点を持つなど公共交通機関での通勤が難しい企業や「脱炭素先行地域」への選定を目指す自治体向けの施策として本サービスを活用いただくことで、電車・バスなどで進むエコ通勤を、自動車にも広げることを目指します。また、時差出勤による従業員の働き方改革にも貢献します。


  • 専用デバイス不要 スマートフォンからドライブGPSデータを取得し、通勤時間のレコメンドやCO2排出量可視化でエコ通勤を促す

当社は、CO2削減行動を評価しポイントなどの価値に変換する仕組みを「環境価値の流通」とし、その実現に向けた事業群「becoz(ビコーズ)」の開発を進めています。本サービスは「becoz」と、パイオニアのエネルギー効率推定技術(燃費/電力消費率)を活用したCO2排出削減を支援するクラウドプラットフォーム「Piomatix for Green(パイオマティクス・フォー・グリーン)」を組み合わせ開発しました。


本サービスは、スマートフォン向けサービスで専用のアプリ経由で取得したドライブGPSデータから、パイオニアのPiomatix for GreenでCO2排出量やガソリン消費量を計算します。渋滞を回避しやすい時間帯に通勤したり、独自に定義されたエコドライブ度を評価する「エコドライブ指数」で規定点数以上を獲得したりすることでポイントが貯まります。貯めたポイントは企業の福利厚生サービスとして割引券やクーポンに交換できます。また、車両への専用デバイスの搭載は必要なくスマートフォンのみで利用できるため、手軽に導入・管理することが可能です。


企業や自治体にとっては「雇用者の通勤(スコープ3、カテゴリ7)」のCO2排出量を把握でき、自社のCO2排出量の正確な算定や削減計画に役立てることができます。また、企業での導入が進むことで通勤時間帯の道路の渋滞緩和にもつながり、社会課題の解決にも資する取り組みです。



  •  先行利用企業募集について

2023年5月10日(水)より、本サービスの先行利用企業およびパートナー企業を募集します。脱炭素施策への課題感をお持ちの企業や自治体、通勤ストレス軽減や労働生産性向上の観点から従業員に時差通勤をすすめたい企業からのお問い合わせをお待ちしています。

また、本サービスは幅広い業種・業界で脱炭素化に向けた取り組みが推進されることを目的に、各企業が自社ブランド商品として販売するホワイトラベル形式でも展開いたします。 ご興味のある方は、info@datafluct.comまでお問い合わせください。

【先行利用企業募集について】

・先行利用企業はトライアル価格にてサービスをご利用いただけます。

・ご利用にあたり、アンケート・インタビューへのご協力をお願いしております。

・先行利用募集は上限に到達次第締め切らせていただきます。


  • 第7回 AI・人工知能EXPO【春】で本サービスのデモを展示

当社は、2023年5月10日(水)から12日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される日本最大のAI技術の専門展示会「AI・人工知能EXPO 春」に出展します。「becoz」事業の展示ゾーンでは、本サービスのデモンストレーションを展示予定ですので、ぜひご来場ください。

出展概要

出展イベント:第7回 AI・人工知能EXPO【春】(主催:RX Japan株式会社)

開催場所:東京ビッグサイト 南展示棟

出展日時:2023年5月10日(水)~12日(金) 10:00~17:00

ブース位置:小間番号3-12 (南1ホール出入口正面)


  • パイオニア株式会社について

パイオニア株式会社は1938年の創業以来、「より多くの人と、感動を」を企業理念とし、数多くの世界初、業界初の製品やサービスをお客様へ提供してきました。2020年に新たな企業ビジョンとして、"未来の移動体験を創ります-Creating the Future of Mobility Experiences-"を策定し、さらなる企業価値の向上に取り組んでいます。未来の移動をより安全で、快適で、スマートなものに変えていく製品やサービスを通じて、今まで以上にお客様へ新たな価値と感動を提供できるソリューションサービス企業を目指しています。


<企業概要>

本社所在地:東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコート

代表者代表取締役 兼 社長執行役員:矢原 史朗

創業:1938年

資本金:57,381百万円

事業内容:カーエレクトロニクス事業

Webサイト:https://jpn.pioneer/ja/



  • 株式会社DATAFLUCTについて

株式会社DATAFLUCTは「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。

需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。

<企業概要>
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目19番9号 第一暁ビル6階
代表者:代表取締役CEO  久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金(2022年5月末時点):13億4,712万円(資本準備金含む) 
事業内容 :データプラットフォーム構築・運用支援事業、DX推進支援・運用支援事業、サステナブルデータビジネス事業
Webサイト:https://datafluct.com/
Twitter:https://twitter.com/datafluct
Facebook:https://www.facebook.com/datafluct/


※1 2022年4月当社調べ(https://scope.becoz.ai/blog/scope3-prime-market

※2 「令和2年国勢調査結果」(総務省統計局)(https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka.html

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会社概要

株式会社DATAFLUCT

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URL
https://datafluct.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージ SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー7階
電話番号
-
代表者名
久米村隼人
上場
未上場
資本金
14億9712万円
設立
2019年01月