キンドリル、企業全体にAI活用を拡張できる先進的なエージェンティックAI機能を発表

キンドリルジャパン株式会社

  • 「キンドリル エージェンティックAIフレームワーク」の中核は、AIエージェントのオーケストレーション、安全な構築、動的な展開

  • エンタープライズ向けの同フレームワークは差別化されたアプローチと独自の方法論によりビジネスの成果を創出

  • キンドリルは、あらゆる業界の顧客が「AIネイティブ」になれるよう支援

ニューヨーク、2025年10月1日 – ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーであるキンドリル(NYSE:KD、以下 キンドリル)は本日、「キンドリル エージェンティックAIフレームワーク」を強化し、さまざまな業界における大規模なAIの導入を加速させる新たな機能を発表しました。これらの強化には、独自の設計プロセスと革新的なエンゲージメント方法論が取り入れられています。これにより、限定的なAIプロジェクトのPoC(概念実証)にとどまらず、効率性を高め、ビジネス成果を生み出す実用的なAIネイティブのソリューションを大規模に展開できるようになります。

キンドリルは、Kyndryl Vitalによる差別化された方法論を採用し、専門的なエンジニア、能力、知的財産を投入して、強化されたエージェンティックAIフレームワークの迅速な活用を推進します。これにより、設計から導入までの時間を最小限に抑えたカスタマイズプロジェクトを共創し、政府、銀行、保険、製造などの業界における価値創出までの時間を短縮させます。

キンドリルの会長兼最高経営責任者(CEO)であるマーティン・シュローター(Martin Schroeter)は次のように述べています。「数十年にわたるミッションクリティカルなインフラの専門知識、独自の知的財産、AIコンサルティング方法論を生かし、キンドリルはエージェンティックAIへのパラダイムシフトにおいてお客様をリードする用意があります。キンドリルの差別化されたアプローチは、複雑な環境にエージェントを統合し、組織がAIネイティブへと移行する過程でAIを業務全体に拡張できるよう支援します」

キンドリルは、ミッションクリティカルなシステムを数十年にわたり運用してきた経験とインフラ重視の考え方により、AIネイティブなワークフローを大規模に実装してきた実績があります。この実績を基盤に、キンドリルは動的に学習、進化し、インサイトを測定可能な成果へと変換するインテリジェントなAIエージェントを備えたエンタープライズグレードのフレームワークを提供し、顧客の変革を独自の立場で支援します。

実際、キンドリルの契約の4分の1には、データアーキテクチャー、クラウド、デジタルワークプレイスサービスをはじめとするAI関連の要素が含まれています。

また、キンドリルはグローバルのアライアンスパートナーと連携することで、エコシステム全体で顧客がキンドリルのエージェンティックAIフレームワークを活用し、AIを効率的に業務に統合できる共同ソリューションを開発しています。さらに、世界各国の大学とも協力し、研究者や学生の協力のもと、次世代のAI人材育成と教育も進めています。

キンドリル エージェンティックAIフレームワークの中核は、顧客のテクノロジー基盤をエージェンティックAIのワークフローへとオーケストレーションし、安全で大規模に展開する先進的な機能です。この機能は、顧客のコード、ポリシー、データ相互依存度、ビジネス目標、さらにKyndryl Bridgeからの情報を含むインサイトを抽出、分析するというキンドリルのエージェンティックインジェスション機能からの入力によって強化されます。キンドリル エージェンティックAIフレームワークはセキュア・バイ・デザインであり、ガーディアンコンセプトを備え、自律的かつ透明性が高く、コンプライアンスに準拠した運用を可能にします。

この中核機能は、将来のワークフォースモデルに基づいたエージェンティックシステムを提供します。このモデルは、AIエージェントが組織内で果たす役割や従業員との連携方法を定義しており、キンドリルの専門家はこのモデルを活用して、人が果たすべき役割やAIエージェントと連携してビジネス成果を生み出すために必要なスキルを特定します。

このモデルを活用し、キンドリルのエージェントビルダーは、キンドリルの業界・ドメイン別のリファレンスアーキテクチャーや、AIエージェントおよびエージェンティックAIワークフローのカタログを利用して、企業がAIエージェントをより簡単に設計、テスト、導入できるよう支援します。これらのエージェントは、コードの作成、テストの実行、複雑なプロセスの自動化などのタスクを担います。また、キンドリルのエージェントビルダーは、コンプライアンスの準拠やセキュリティプロトコルに沿ってAIエージェントを作成、展開し、ミッションクリティカルな用途に対応できるようにします。

キンドリルはさらに、次のような形で様々な業界にわたり、エージェンティックAIフレームワークの導入を進めています:

  • 保険業界の顧客と協力し、エージェンティックAIを活用したアクチュアリー(保険数理)ソリューションを構築。AIエージェントを組み込み、エンドツーエンドのインテリジェントで自動化されたワークフローを実現。AIエージェントは動的に規制報告書を生成するとともにプロアクティブに規制遵守チェックを支援し、リアルタイム分析と意思決定を推進するインサイトを提供。

  • 政府機関向けに、税務、許認可、移民、社会保障など複数部門にまたがるプロセスを接続、効率化するAIエージェントを開発・導入。政策や手続きに関する知識を組み込み、公務員と協力しながら、市民・企業・政府職員のニーズに先回りして対応。

  • 銀行業界の顧客と協力し、申請、審査、検証、外部機関との照合などを含む煩雑な手作業の顧客の新規登録手続きを合理化・自動化。全工程にインテリジェントなAIエージェントを組み込むことで、登録時間を合理化・加速させ、顧客体験全体を向上。

エージェンティックAIの導入に関するキンドリルのアプローチの詳細は、こちらをご覧ください。

当プレスリリースは、2025年10月1日(米国現地時間)にキンドリルが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照してください。

https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2025/10/agentic-ai-capabilities

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について 

キンドリル(NYSE: KD)は、ミッションクリティカルなエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーで、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にアドバイザリー、インプリメンテーション、マネージドサービスを提供しています。世界最大のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーとして、世界中で日々利用されている複雑な情報システムの設計、構築、管理、モダナイズを行っています。 詳細については、www.kyndryl.com(英語)またはwww.kyndryl.com/jp/jaをご覧ください。

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会社概要

キンドリルジャパン株式会社

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URL
https://www.kyndryl.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
電話番号
03-6737-0000
代表者名
ジョナサン・イングラム
上場
未上場
資本金
2762万円
設立
2021年09月