【貯めて、厳選して、推す】月5000円のお小遣いで推し活を存分に楽しむJKの実態
株式会社Oshicocoは、愛知県立愛知商業高等学校の学生4名に「推し活」に関するインタビュ―調査を行いました。
インタビューから見えた、高校生“推し活”のリアル
VTuber、キャラクター、アイドル、スポーツ選手など、推しのジャンルは違っても、「推しがいる生活」は、今や高校生の日常の一部です。
今回は、高校生4名を対象にインタビューを実施し、推し活の内容、お金の使い方、SNSとの付き合い方まで、リアルな声を聞きました!


愛知県立愛知商業高等学校から参加してくれたのは
①花井さん(1年生)
推しは『鬼龍院せな』(海外VTuber)
②余語さん(1年生)
推し→『グレイシア』(ポケモン)
③澤之向さん(2年生)
推し→『中村嶺亜』(KEY TO LIT)『森次政裕』(超特急)
④加藤さん(2年生)
推し→中日ドラゴンズ『岡林勇希』選手『松木平優太』選手の計4名
参考:愛知県立愛知商業高等学校からOshicocoがインタビューを受けた記事はこちら
<愛知県立愛知商業高等学校>
https://aichi-ch.aichi-c.ed.jp/
調査概要
・調査方法:オンラインインタビュー
・対象:「推し活」をしている、女子高校生4名
・推しジャンル:VTuber/キャラクター/国内男性アイドル/スポーツ
・インタビュアー:(株)Oshicoco 広報担当:岡田
①推しとの出会いは様々~スポーツ推し活は、家族の影響で~
Q.「まず、皆さんの“推し”と、好きになったきっかけを教えてください」
①花井さん:私の推しは海外VTuberの『鬼龍院せな』です。好きになったのは中学3年生の受験が終わったくらいで、たまたまSNSで、「歌ってみた」系の動画が流れてきたのがきっかけで好きになりました!
②余語さん:私の推しはポケモンの『グレイシア』です!ポケモンのゲームをやり始めたり、アニメを見始めたりし始めたのは小学校1年生の時で、本格的にグッズを集めるような「推し活」を始めたのは小学校5年生くらいです。
③澤之向さん:私の推しはジュニア(KEY TO LIT)の『中村嶺亜』さんと、超特急の『森次政裕』さんです!ジュニアは母親の影響で好きになり、超特急は見ていたドラマに、同グループのメンバーが出演しており、そこからグループを見るようになった感じです。
④加藤さん:推しは、中日ドラゴンズの『岡林勇希』選手と、『松木平優太』選手です!元々家族が野球を好きだった影響もあり、小学校4年頃から野球を好きでした。推し活を本格的に始めたのは高校1年生の時で、友達が「推し活」を通して共通の趣味の友達を作っていたのが素敵だなと思ったのがきっかけでした。
②「創作」から「現地観戦」まで、推し活の楽しみ方は様々

Q.「普段、どんな“推し活”をしていますか?」
①花井さん:私は、VTuberの配信を見ることが一番多いです。あとはグッズを買ったり、ファンアートを描いてXに投稿したりしています。生誕やイベントがある時だけじゃなくて、基本的には常に描いてアップしています!
____すごいですね!!もともと絵を描くことが好きだったんですか?
①花井さん:はい、もともと絵は好きで描いていました。でもX上で、他のオタクの上手なファンアートを見るようになって、「もっと上手くなりたい!と闘志が湧いてきたんですよね(笑)投稿をすると、他のオタクの方が反応やコメントをくれたりして、交流が生まれるのも楽しいです。
②余語さん:私はポケモンセンターでグッズを買ったり、コラボイベントに行ったりしています。コメダ珈琲とのコラボや、JRとのコラボにも行きました!あとは、ゲームを楽しんだりしています。
_____かなり幅広く楽しんでいますね!イベントとゲーム、どちらも推し活の一部なんですね。
②余語さん:そうですね。リアルのイベントも楽しいですし、ゲームをしている時間も推し活だと思っています。
③澤之向さん:私はライブに行くことが中心です。あとは配信やYouTubeを見て、再生回数を稼ぐことで、推しに貢献しています。
_____かなり“応援”を意識した推し活ですね。
③澤之向さん:そうかもしれません。というのも、「ジュニア」はYouTubeとファンクラブ以外の供給がほとんどないので、再生回数が増えることがすごく大事なんです。「超特急」は年に2〜3回、ライブに行けるのですが、ジュニアは年に1回くらいしか会えないので...!
④加藤さん:私は、試合に行くことが一番の推し活です。シーズン中は月に1〜2回くらい観戦しています。今の時期はトークショーに行くこともありますし、オフシーズンは退団する選手のタオルを買ったりもします!
_____なるほど!学生だと、試合観戦のハードルは少し高いように感じますが、そのあたりはどのようにされていますか?
④加藤さん:実は、バンテリンドームだと、学生は当日券が500円で入れることもあるんです!なので、そういうのを活用しています。できる範囲で試合に足を運ぶのが私の推し活のスタイルですね!
推しのジャンルによって、推し活の形は「創作」「体験」「応援」「現地参加」など大きく異なりますが、いずれも高校生なりに工夫しながら“無理のない推し活”を楽しんでいる様子が印象的でした。
③JKが抱える推し活の悩みは「収納」「送料」「デザイン」
次に、推し活をしている中で感じている「悩みごと」について聞いてみました。
Q.「推し活をしていて、困っていることはありますか?」
②余語さん:私はポケモンのグッズが増えすぎていて、サイズの違うぬいぐるみや細かいグッズの収納に困っています...同じ『グレイシア』でも色々なサイズのぬいぐるみを持っているので全てを整頓できる収納を求めています!
③澤之向さん:私は、オンラインでグッズを買うときの送料や決済手数料が負担になっています。
_____決済手数料というのは、いつ発生するんですか?
③澤之向さん:コンビニエンスストアを利用して支払う時です!カードもまだ持っていないので、そのせいで毎回数百円は余分にかかっていて...高校生には正直かなり痛い出費です(泣)
_____なるほど...高校生のうちは、コンビニ・代引きなど、どうしても手数料のかかってしまう払い方が主流になりますよね...
④加藤さん:私の場合は”購入したいグッズが少ない”ことが悩みです・・というのも野球のグッズは、まだまだ女性向けのものが少ないんです....なので、もっと女性が使いやすいような“かわいいデザインのグッズ”が増えたら嬉しいです!
このように、推し活の「悩み」に関する質問では、推し活でよく話題に上がる「収納」の悩みから、スポーツ推しからは「デザイン」への悩みが挙げられました。
また、高校生や学生の推し活層の多くが抱えているとも予想できる「手数料」の悩みもあがりました。すでに、学生の推し活層に寄り添ったサービスも複数展開されていますが、その認知拡大にはまだまだチャンスがあるように読み取れる結果となりました。
④推し活に欠かせないSNS〜Instagramが優勢〜

Q.「“推し活”で一番よく使っているSNS・アプリは何ですか?また、そのSNSではどんなことをしますか?」
①花井さん:私は、推しがXで色々と発信することが多いので、Xをよく使います!先ほども話したように自分の書いた絵の発信も行うので、Xにずっといるような感じです!
②余語さん:私はInstagramです。ポケモンの公式アカウントをよくチェックしていますし、「今月はどんなグッズが出るのか」をまとめて確認することが多いです。あとは、コラボカフェに行った時や推し活をした日は、リア垢のストーリーに載せたりしています。
_____なるほど!情報収集と、自分の推し活記録の両方で使っているんですね。
③澤之向さん:私もInstagramが一番多いです。推し本人の情報を見るのはもちろんですが、オタ垢で他のオタクの投稿を見ることも多いです。ライブに行ったときに「繋がりませんか?」と声をかけてもらって、そこから友だちの友だちと仲良くなることもあります。
_____SNSをきっかけに、リアルなオタ友の輪が広がっているんですね。
④加藤さん:私も2人と同様Instagramを使っていて、「球団の公式Instagram」や、「選手・マネージャーさんのInstagram」をよく見ています。ストーリーがメインで、たまに選手をメンションすることもあります。メンションを確認してリアクションをくれることもあって、それがすごく嬉しいです!
※リア垢・・・リアルアカウントの略
主に私生活のことを載せるプライベートなアカウントを指すことが多い。
※オタ垢・・・オタクアカウントの略
上記「リア垢」との使い分けで、作られることが多い。推し活記録や、友達とのつながりを深めることに使われている。
「推し活で最も使うSNS」としては
・X:1名
・Instagram:3名
という結果になりました。
また、高校生の推し活においてSNSは、「情報を見る場所」だけでなく、「つながる・記録する・応援する」ための多機能なツールとして使い分けられていることが分かりました。
⑤推し活費用の工面は、かなり現実的!!!

Q.「推し活に使うお金は、多く使うときで1か月あたりどのくらいですか?また、そのお金のやりくりはどうしていますか?」
①花井さん:私はグッズに使うことが多いです。5,000円くらいならつい使っちゃいますし、多いときは2万2,000円くらいの、セットのグッズを買ったこともあります。アクスタや缶バッジがまとめて入っているものです。
_____2万円超えは、なかなか大きな出費ですね…!やりくりはどうしているんですか?
①花井さん:基本は月に1回もらうお小遣いでやりくりしています。ライブビューイングとか、ちょっと高いものを買いたい時は、親にお願いすることもあります(笑)
②余語さん:私は大阪のポケモンセンターに行ったときに、1万5,000円くらい使ったことがあります。月のお小遣いは5,000円なんですけど、3か月分くらい貯めて使いました!
_____えらいですね!!計画的に貯めてから使うタイプなんですね。
②余語さん:そうですね。旅行のときは特別に親からお金をもらえることもあるので、そういう時は“臨時の軍資金”として使っています。
③澤之向さん:私は基本的にお小遣いの範囲で買うようにしています。誕生日のタイミングで何か買ってもらうこともあります。たくさん使ったのは、生誕セットで12,000円くらいですね。
_____チケット代とグッズ代のバランスはどうしていますか?
③澤之向さん:チケットとグッズは基本的に入金の時期が被らないので、時期をずらして計画的にお金を払っています!
④加藤さん:私は月2,000円以内に収めるようにしています。ユニフォームを買うと1万円近くいくんですけど、頻繁には買わないです!
_____かなり節約派ですね。
④加藤さん:はい。基本的には自分が本当に好きなデザインのものだけ買うようにしています。お小遣いやお年玉を中心に、無理のない範囲で楽しんでいます。
高校生の推し活は、高額消費よりも「貯める・厳選する」といった工夫が前提。限られた予算の中でも、自分なりのルールを持って推し活を続けている姿が印象的でした。
⑥それぞれの推しの”界隈”で流行っていること
推し活は、個人で楽しむだけでなく、SNSやファン同士の交流を通じて
「界隈ごとの流行」が生まれるのも特徴です。そこで次に、それぞれの推しの界隈で今どんなことが流行っているのかを聞いてみました。
Q.「自分自身の“推しの界隈”で、今流行っているものがあれば教えてください」
①花井さん:私の界隈は、公式グッズがあまり出ないので、自分でぬいぐるみを作る人が多いです。
_____自作するところまで含めて、推し活になっているんですね!
①花井さん:そうですね。既製品が少ない分、“ないなら作る”みたいな文化があります。ぬいを作ってSNSに載せると、他のオタクの方から反応をもらえるのも楽しみの一つです。
②余語さん:流行っているというか、人気なものになりますが、ポケモンの界隈だと、新しく始まるランクバトルで『どのポケモンが強いか』をまとめた投稿がすごく注目されやすいです!
_____なるほど、それをもとにゲームでプレイすると、すごく役に立ちそうですね!
②余語さん:そうなんです。ゲームに関する情報をまとめてくれるポストは、界隈ではかなり重宝されています!
③澤之向さん:私の界隈では“お薬手帳”が流行っているなって感じます。
_____お薬手帳界隈、最近よく聞きます!すごく写真映えしていますよね。
③澤之向さん:はい。お薬手帳のカバーを使って、一気にいろいろなグッズを見せる投稿が多くて、全部かわいいんです。見ているだけでも楽しくて、ついつい投稿を保存しちゃいます。
④加藤さん:スポーツの界隈だと、選手特有のポーズとか言葉が流行ることが多いです。
_____SNSで見たことあります!今だと具体的には、どんなものがありますか?
④加藤さん:おばけポーズとか、中日の公式Instagramのヒーローインタビューを真似したり...あとは『令和の米騒動』とか『戦う顔してない』みたいなフレーズも、界隈でよく使われています!
このような回答が得られました。バズや流行を生むのは必ずしも「公式発信」だけでなく、「ファン発の行動・文化」でもあるということが現代のSNS社会の特徴とも言えるでしょう。
⑦推し活グッズは「映えやすさ」がカギ

今回インタビューに参加してくれた4名には、お気に入りの推し活グッズを持ってきてもらいました!
話を聞いてみると、高校生の推し活グッズ選びでは、「かわいい」ことに加えて、持ち運びやすさや、「写真の撮りやすさ」を重視しているという意見が多く上がりました。
特に人気なのは「10cm前後のぬいぐるみ。」このサイズはバッグに入れやすく、外出先での写真撮影にも向いています。また、アクリル製品に比べて反射の心配がないので、写真を撮りやすいという意見も!
ジャンルによってグッズ事情は異なりますが、VTuber界隈では、「小さめサイズのぬいぐるみ」、アイドル推しでは日常使いできるメンバーの顔をイメージした「小物ポーチ」、スポーツ推しでは「ユニフォーム」をデコレーションして楽しむなど、「日常に溶け込む・映えやすいグッズ」がいずれも支持されているようです。
【まとめ】高校生の推し活に見る、現実的な消費と、応援スタイル
今回のインタビューから見えてきたのは、高校生の推し活が限られた環境の中で、非常に現実的かつ工夫に満ちたものだということです。
お小遣いやお年玉をやりくりしながら、「貯める」「時期をずらす」「本当に好きなものだけ選ぶ」といったマイルールを持ち、無理のない形で推し活を続けています。
また、グッズ選びやSNSの使い方、流行の捉え方にも共通しているのは、”日常の延長線上で楽しむ推し活”というスタンス。派手さや量よりも、自分の生活リズムや価値観に合うかどうかが重視されていました。
高校生の推し活は、消費行動ではなく自己表現とコミュニケーションの一部。その視点に寄り添うことが、これからの推し活市場やコンテンツづくりにおいて、より重要になっていくと言えそうです。
■株式会社Oshicocoについて
企業も誰かの”推し”になれる

弊社は"推し活”女子をターゲットに、オタク領域でオンラインストア・メディア運営を実施しております。また、企業様向けにオタク企画プロデュースやコンサルティングを行っております。

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所在地 |
東京都渋谷神宮前3-32-2 K's APARTMENT303 |
|---|---|
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代表取締役 |
多田 夏帆 |
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設立 |
2021年11月 |
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事業内容 |
推し活マーケティング支援(企画・調査・広告) グッズ製造・ライセンスビジネス・自社ECモールの運営 |
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会社HP |
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