47都道府県別 生活意識調査2018-19年版(生活・家族編)
- 暮らしやすさ自慢 「静岡県」が初のNo.1に
- 教育水準の高さ自慢 1位「秋田県」、子育てのしやすさ自慢 1位「福井県」
- 地元企業の景気の良さ自慢 「愛知県」が1位
- 出身者に有名人がいる自慢 1位「福岡県」
- スポーツの盛んさ自慢 1位「広島県」
- 優しい人の多さ自慢 1位「長崎県」「宮崎県」 肝っ玉母さんの多さ自慢 1位「群馬県」
- 真面目な人の多さ自慢 「富山県」がダントツ 個性的な人の多さ自慢 1位「大阪府」
- 自分が働き者だと思う人が多い 1位は「長野県」、怠け者だと思う人が多い 1位は「島根県」
- 自分が見栄っ張りだと思う人が多い 1位は「青森県」
- 自分は優柔不断だと思う人が多い 1位は「島根県」
- 自分は頑固だと思う人が多い 1位は「石川県」「宮崎県」
- 素直な人を理想の結婚相手と考える“福島男子”と相性が良いのは“鹿児島女子”
- 真面目な人を理想の結婚相手と考える“福井女子”と相性が良いのは“長野男子”
- 一目惚れする男性が多いのは「山口県」、じっくり見極める女性が多いのは「佐賀県」
- 自分から告白する女性が多いのは「東京都」、告白されるのを待つ男性が多いのは「三重県」
- “年上好き”な男性が多いのは「福井県」「広島県」、“年下好き”な女性が多いのは「群馬県」「沖縄県」
- 相手につくす人が多いのは? 男性では1位「大阪府」、女性では1位「宮崎県」
- 自由気ままな人が多いのは? 男性では1位「長崎県」、女性では1位「三重県」
- 方言がカワイイ 1位「福岡県」、方言が情熱的 1位「鹿児島県」
- 方言が他県に通じないことが多い 1位「鹿児島県」
- 他県の人に対しては方言を出さないよう気を付けている 1位「秋田県」
- 【47都道府県 健康意識ランキング】
- 健康状態の自己評価が高い 1位「高知県」 “ストレスを感じていない”自己評価が高い 1位「石川県」
- 家事メンとイクメンが多い 1位は「岩手県」「福井県」
- “財布の紐を握っているのは妻” 1位は「鹿児島県」
- 夫婦ゲンカで妻が勝つことが多い“かかあ天下” 1位は「群馬県」
- 子どもに持ってほしいものは“資格・スキル”より“学歴” 1位は「佐賀県」
- 子どもは“褒めて伸ばす”は「鹿児島県」、“叱って伸ばす”は「岡山県」
- 小学生の放課後の過ごし方 “塾や習い事”よりも“友だちと遊ぶ”を優先 1位は「秋田県」
◆アンケート調査結果◆(抜粋)
【47都道府県 自慢ポイント】
- 暮らしやすさ自慢 「静岡県」が初のNo.1に
- 食べ物の美味しさ自慢 1位「鹿児島県」、お酒の美味しさ自慢 1位「新潟県」
全国の20歳~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)に、現在住んでいる都道府県で自慢できることを聞き、自慢できると回答した割合の高さで、各項目の都道府県ランキングを算出しました。
はじめに、【暮らしやすさ自慢】のランキングをみると、1位「静岡県」(52.0%)、2位「宮城県」(51.0%)、3位「愛媛県」(49.0%)となりました。静岡県が、2015年の調査開始以来初の1位となりました。また、2位の宮城県は前回(2018年)調査の11位、3位の愛媛県は33位から大幅にランクアップしました。 (図1)
次に、“食”に関する自慢について、ランキングを算出しました。
【食べ物の美味しさ自慢】では、1位「鹿児島県」(60.0%)、2位「新潟県」(58.0%)、3位「高知県」(57.0%)となりました。鹿児島県は前回調査の10位から大きく順位を上げました。また、【お酒の美味しさ自慢】では、1位「新潟県」(49.0%)、2位「鹿児島県」(46.0%)、3位「秋田県」(44.0%)となり、日本酒の有名銘柄が多い新潟県や、焼酎で知られる鹿児島県が上位となりました。 (図2)(図3)
- 治安の良さ自慢 1位「福井県」、遊ぶところの多さ自慢 1位「東京都」
- 教育水準の高さ自慢 1位「秋田県」、子育てのしやすさ自慢 1位「福井県」
続いて、生活環境についてみると、【治安の良さ自慢】では、1位「福井県」(51.0%)、2位「宮崎県」(45.0%)、3位「秋田県」(44.0%)となりました。
また、【遊ぶところの多さ自慢】では、1位「東京都」(25.0%)、2位「大阪府」(24.0%)、3位「福岡県」(17.0%)となり、人口が密集している都府県が上位でした。 (図7)(図8)
【教育水準の高さ自慢】では、1位「秋田県」(25.0%)、2位「福井県」(24.0%)、3位「富山県」(22.0%)となり、全国学力テストの正答率で注目される秋田県がトップでした。【子育てのしやすさ自慢】では、1位「福井県」(41.0%)、2位「富山県」(30.0%)、3位「大阪府」(26.0%)となり、北陸の県が上位2位を占める結果となりました。 (図9)(図10)
【47都道府県の県民性】
- 優しい人の多さ自慢 1位「長崎県」「宮崎県」
- 肝っ玉母さんの多さ自慢 1位「群馬県」
- 真面目な人の多さ自慢 「富山県」がダントツ 個性的な人の多さ自慢 1位「大阪府」
現在住んでいる都道府県の県民の特徴について、どのような点が自慢できるかを聞き、ランキングを算出しました。
【優しい人の多さ自慢】をみると、1位「長崎県」「宮崎県」(同率31.0%)、3位「秋田県」「福井県」(同率30.0%)となりました。また、【肝っ玉母さんの多さ自慢】については、1位「群馬県」(30.0%)、2位「高知県」(22.0%)、3位「大阪府」(13.0%)となり、“かかあ天下と空っ風”が名物とされる群馬県が1位でした。 (図21)(図22)
【真面目な人の多さ自慢】をみると、「富山県」(40.0%)がダントツで、2位「岩手県」(29.0%)、3位「新潟県」(28.0%)となりました。真面目な人は北陸や東北に多い傾向があるようです。
【個性的な人の多さ自慢】では、1位「大阪府」(26.0%)、2位「東京都」「沖縄県」(同率15.0%)となり、笑いの文化が根付いた大阪府が1位となりました。 (図23)(図24)
- 自分が働き者だと思う人が多い 1位は「長野県」、怠け者だと思う人が多い 1位は「島根県」
- 自分が見栄っ張りだと思う人が多い 1位は「青森県」
- 正直者だと思う人が多い 1位は「宮城県」「新潟県」
さらに、各都道府県の県民性をさぐるため、全回答者(4,700名)に、自分の性格についてどのように考えているか、自己評価を聞き、都道府県別の回答割合からランキングを算出しました。
まず、自分が【働き者】だと思う人の割合は、1位「長野県」(20.0%)、2位は「北海道」「愛知県」「徳島県」(同率17.0%)となりました。
また、【怠け者】だと思う人の割合は、1位「島根県」(31.0%)、2位「広島県」(30.0%)、3位「茨城県」「福井県」(同率28.0%)となり、中国地方の県が上位2位を占める結果となりました。 (図25)(図26)
自分が【見栄っ張り】と思う人の割合は、1位「青森県」(20.0%)、2位「福井県」「奈良県」「高知県」(同率18.0%)となりました。
【正直者】と思う人の割合は、1位「宮城県」「新潟県」(同率25.0%)、3位「秋田県」「鹿児島県」(同率24.0%)となりました。 (図27)(図28)
- 自分は決断力があると思う人が多い 1位は「宮城県」
- 自分は優柔不断だと思う人が多い 1位は「島根県」
- 自分は頑固だと思う人が多い 1位は「石川県」「宮崎県」
- 自分は素直だと思う人が多い 1位は「奈良県」「鹿児島県」
自分は【決断力がある】と思う人の割合は、1位「宮城県」(15.0%)、2位「北海道」「群馬県」(同率14.0%)となりました。
他方、【優柔不断】だと思う人の割合は、1位「島根県」(35.0%)、2位「岩手県」(34.0%)、3位「山形県」「熊本県」「宮崎県」(同率33.0%)となりました。 (図29)(図30)
自分は【頑固】だと思う人の割合は、1位「石川県」「宮崎県」(同率30.0%)、3位「鹿児島県」(27.0%)となりました。
また、【素直】だと思う人の割合は、1位「奈良県」「鹿児島県」(同率27.0%)、3位「群馬県」(23.0%)という結果でした。 (図31)(図32)
【47都道府県 恋愛・結婚観】
- 素直な人を理想の結婚相手と考える“福島男子”と相性が良いのは“鹿児島女子”
- 真面目な人を理想の結婚相手と考える“福井女子”と相性が良いのは“長野男子”
各都道府県民の“理想の結婚相手”と“性格についての自己評価”をもとに、県民の相性について探りました。
理想の結婚相手を【素直な人】とした男性の割合は、1位「福島県」(60.0%)、2位「埼玉県」「長野県」「広島県」「宮崎県」(同率48.0%)となり、自身の性格を【素直】とした女性の割合は、1位「鹿児島県」(34.0%)、2位「群馬県」「島根県」(同率30.0%)、4位「京都府」(28.0%)、5位「長野県」「奈良県」(同率26.0%)となりました。“福島男子”と相性が良いのは“鹿児島女子”のようです。 (図33)
また、理想の結婚相手を【正直者】とした男性の割合は、1位「広島県」(50.0%)、2位「茨城県」「高知県」(同率42.0%)、4位「千葉県」「宮崎県」「鹿児島県」(同率40.0%)となり、自身の性格を【正直者】とした女性の割合は、1位「青森県」「宮城県」「新潟県」(同率28.0%)、4位「秋田県」「島根県」(同率26.0%)となりました。“広島男子”と相性が良いのは“青森女子”“宮城女子”“新潟女子”となりました。 (図34)
理想の結婚相手を【働き者】とした女性は、1位「広島県」「大分県」(同率66.0%)、3位「茨城県」「徳島県」(同率64.0%)、5位「新潟県」「島根県」「鹿児島県」「沖縄県」(同率62.0%)となり、自身の性格を【働き者】とした男性の割合をみると、1位「熊本県」(18.0%)、2位「北海道」「宮城県」「長野県」「京都府」(同率16.0%)となりました。“広島女子”“大分女子”と相性が良いのは“熊本男子”のようです。 (図35)
また、理想の結婚相手を【真面目な人】とした女性は、1位「福井県」(70.0%)、2位「愛知県」(66.0%)、3位「愛媛県」(60.0%)となり、自身の性格を【真面目】とした男性の割合をみると、1位「長野県」(42.0%)、2位「秋田県」「広島県」「高知県」(同率36.0%)となりました。“福井女子”と相性が良いのは“長野男子”でした。 (図36)
【47都道府県 家族観】
- “仲良し家族”1位は「鹿児島県」、“友達親子”1位は「栃木県」「鹿児島県」
- 親の介護に積極的に携わりたい 1位は「京都府」
- 家事メンとイクメンが多い 1位は「岩手県」「福井県」
全回答者(4,700名)に、家族の状況や考えについて、自分がどの程度あてはまるかを聞き、その同意率(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計)をもとに、都道府県ランキングを算出しました。
【家族の仲がいい】では、1位「鹿児島県」(73.0%)、2位「大分県」「宮崎県」(同率70.0%)となりました。トップ10までは、関東よりも西の都府県となっており、家族の仲良し度には西高東低の傾向がみられました。【友達親子である】では、1位「栃木県」「鹿児島県」(同率41.0%)、3位「宮崎県」(40.0%)となりました。
また、【親の介護には積極的に携わりたい】では1位「京都府」(62.0%)、2位「宮崎県」(60.0%)、3位「広島県」「鹿児島県」(同率54.0%)となりました。 (図49)(図50)(図51)
家事や育児への夫の参加状況について、【夫もよく家事に参加している】では、1位「岩手県」「福井県」(同率45.0%)、3位「福島県」「宮崎県」(同率43.0%)となり、【夫もよく子育てに参加している(いた)】では、1位「岩手県」「福井県」(同率43.0%)、3位「福島県」(42.0%)と、岩手県、福井県がどちらも1位となりました。岩手県と福井県には家庭的な“家事メン”“イクメン”夫が多いようです。 (図52)(図53)
- “財布の紐を握っているのは妻” 1位は「鹿児島県」
- “教育についての主導権を握っているのは妻” 1位は「岡山県」
- 夫婦ゲンカで妻が勝つことが多い“かかあ天下” 1位は「群馬県」
全回答者(4,700名)に、夫婦関係について質問(※)を行い、都道府県ランキングを算出しました。
※未婚の人には、自分の父親(=夫)と母親(=妻)がどうだったか聴取
【夫が財布の紐を握っている】では、1位「奈良県」(25.0%)、2位「茨城県」(24.0%)、3位「群馬県」「新潟県」(同率22.0%)となりました。また、【妻が財布の紐を握っている】では、1位「鹿児島県」(62.0%)、2位「広島県」「大分県」(同率60.0%)となりました。 (図54)
教育の主導権についてみると、【妻が主導権を握っている】では、1位「岡山県」(54.0%)、2位「佐賀県」(52.0%)、3位「群馬県」「大分県」(同率49.0%)となりました。 (図55)
また、夫婦ゲンカについてみると、【妻が勝つことが多い】では、1位「群馬県」(37.0%)、2位「岡山県」「佐賀県」(同率36.0%)となりました。 (図56)
【47都道府県 教育・子育て観】
- 子どもに持ってほしいものは“資格・スキル”より“学歴” 1位は「佐賀県」
- 子どもは“褒めて伸ばす”は「鹿児島県」、“叱って伸ばす”は「岡山県」
全回答者(4,700名)に、教育に関する意見について2つの選択肢を提示し、どちらかの選択肢に対する同意率(「非常に近い」と「やや近い」の合計)をもとに、都道府県ランキングを算出しました。
まず、“子どもに持ってほしいもの”を聞いたところ、【学歴】の割合が最も高いのは「佐賀県」(25.0%)、【資格・スキル】の割合が最も高いのは「茨城県」「熊本県」(同率58.0%)となりました。 (図59)
次に、“子どもの育て方”について聞いたところ、【褒めて伸ばす】の割合が最も高くなったのは「鹿児島県」(64.0%)、【叱って伸ばす】の割合が最も高くなったのは「岡山県」(15.0%)でした。岡山県には、子どもを厳しくしつけたいと思う人が少なくないようです。 (図60)
- 小学生の放課後の過ごし方 “塾や習い事”よりも“友だちと遊ぶ”を優先 1位は「秋田県」
- 子どもには“安定した仕事”より“好きな仕事”に就いてほしい 1位は「福井県」「岡山県」「愛媛県」
続いて、“小学生の放課後の望ましい過ごし方”を聞いたところ、【塾や習い事に行く】の割合が最も高くなったのは「大阪府」「佐賀県」(同率23.0%)でした。他方、【友だちと遊ぶ】の割合が最も高くなったのは「秋田県」(59.0%)でした。【教育水準の高さ自慢】ランキングでトップだった秋田県では、子ども同士の遊びを重視する人が多いようです。 (図61)
また、“中高生の放課後の望ましい過ごし方”を聞いたところ、【学習塾に行く】の割合が最も高くなったのは「徳島県」(20.0%)でした。他方、【部活動に参加する】の割合が最も高くなったのは「福井県」(66.0%)でした。【教育水準の高さ自慢】ランキングで2位だった福井県では、部活動への参加が望ましいと考える人が多いことがわかりました。 (図62)
最後に、“子どもに就いてほしい仕事“を聞いたところ、【好きなことを仕事にする】の割合が最も高くなったのは「福井県」「岡山県」「愛媛県」(同率49.0%)、【安定した仕事に就く】の割合が最も高くなったのは「佐賀県」(36.0%)でした。 (図63)
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