【Wevox】ストレス反応とエンゲージメント間の影響を調査
〜50人未満の組織でも義務化へ!Wevoxならストレスチェックとエンゲージメントサーベイの両立が可能~
People Tech (テクノロジーによって人の可能性を拡げる) 事業を展開する株式会社アトラエ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:新居佳英、東京証券取引所プライム市場:6194、以下 アトラエ)は、組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」にて、ストレス反応とエンゲージメントに関する調査を実施し、ストレスチェック結果の有効な活用方法やエンゲージメントサーベイとの掛け合わせの重要性が分かったことをお知らせします。

【調査背景】
2025年3月14日、「ストレスチェック」をすべての企業に義務付けることを柱とした労働安全衛生法の改正案の閣議決定がありました。しかし、ストレスチェックの結果の具体的な活用方法や、産業医の専任義務がないことによる情報管理への懸念など、50人未満の事業所の方々の不安なお声が散見されます。
そこで、本調査では、労働力不足が深刻化する中、従業員のメンタルヘルス対策と組織の生産性向上に取り組む企業様にとって参考となるデータを提供できるよう、多角的な調査を実施しました。
【調査結果】
本調査では、Wevoxがエンゲージメントサーベイで計測している「ストレス反応」の項目と、その他のエンゲージメントスコアの各因子の間の相関について調査を実施し、以下のポイントが明らかになりました。
①全体としてストレス反応とエンゲージメントの直接的な相関はあまり強くないが、個人差が大きく、一部の人では強く相関している場合もある
②ストレス反応の要因にも個人差はあるが、身近な人間関係との相関が強い
③ストレス反応はエンゲージメントの各因子と比べても変動しやすい
ー 詳細 ー
■「ストレス反応」とエンゲージメントスコアの関係
2024年に行われた全サーベイの結果を元に、「ストレス反応」とエンゲージメントスコアの相関(Wevox独自のアルゴリズムで計算される影響度分析(※)を利用)を調査しました。
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「ストレス反応」の影響度は平均して21.2位(因子は全26項目)となっており、他の項目と比べてエンゲージメントスコアとの相関は、比較的弱いことが示唆された
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一方、全体の約13%の受検者で、エンゲージメントスコアへの影響度ランキングの上位半分に「ストレス反応」の項目が入っているなど、個々人の特性や置かれている状況によっては、大きな影響を与えている可能性も示唆された
※影響度分析:エンゲージメント改善のために『どの項目に取り組むと最もインパクトがあるか』を表すデータ解析機能です。影響度とスコアを比較することで"強みとなっている小項目"と”改善が推奨される小項目"を4象限マトリクスでわかりやすく表示。
■エンゲージメントの各因子と「ストレス反応」の関係
他のエンゲージメントの構成因子と「ストレス反応」の相関関係について、影響度の平均と、個人間でのばらつき(分散)を調べたところ、以下のような結果を得ました。
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「仕事仲間との関係」「同僚からの困難時の支援」「発言・意見に対する承認」といった身近な人間関係に関する項目が、特に強く「ストレス反応」と関連している
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一方で、これらの項目と「ストレス反応」の相関はばらつきも大きく個人差が大きいと見られる
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「やりがい」「達成感」「成長機会」といった日々の職務内容に関する項目が、「仕事量」や「ワーク・ライフ・バランス」よりも強く「ストレス反応」と相関しており、業務量よりも働きがいの方がストレスに対して与える影響が大きい可能性が示唆された
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理念・戦略・風土といった組織全体に対する認識についての項目は、「ストレス反応」との相関がそれほど強くない

■エンゲージメントの各因子のスコアの変動しやすさ
上記の調査と併せて、「ストレス反応」を含むエンゲージメントの各因子について、スコアの変動しやすさを調査しました。
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「ストレス反応」のスコアは、エンゲージメントの各因子の中でも比較的変動しやすい項目
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「ストレス反応」との相関が強い「仕事仲間との関係」(26位)「同僚からの困難時の支援」(18位)「発言・意見に対する承認」(19位)といった身近な人間関係に関する項目のスコアは、比較的安定している傾向

ー まとめ ー
今回の分析結果から、まず注目すべきは「ストレス反応」とその他のエンゲージメント因子の相関が個人によって大きくばらついていた点です。同じ組織内であっても、一人ひとりの性格・特性の違いや、業務内容や周囲との関係性といった置かれた状況の違いなどによって、ストレスの感じ方や対処法は大きく異なります。そのため、ストレスの予防・改善策においては、組織全体での画一的な施策だけでなく、個々人に合わせたアプローチを講じる必要があります。
また「ストレス反応」に対しては、身近な人間関係が強く関わっていることや、これらの項目は比較的スコアが安定しやすいことが示唆されました。こうした結果を踏まえると、個人へのアプローチだけでなく、その個人を取り巻くチームの状態を改善、もしくは良好な状態に保っていくよう日常的に努力していくことが、メンタルヘルス不調を未然に防ぐことにつながると考えられます。
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Wevoxではストレスチェックもご利用いただけます
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Wevoxではエンゲージメントサーベイや組織カルチャーのサーベイに加え、法令や制度、厚生労働省のガイドラインに準拠した「Wevoxストレスチェック」もご利用いただけます。
Wevox利用企業であれば追加費用なく利用可能です。組織で働く方々のストレスの早期発見、離職や休職の未然防止を目的にエンゲージメントサーベイと併せてご活用いただくことで、組織のパフォーマンス向上に貢献します。
▼ポイント
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お一人あたり300円(税抜)/月〜、エンゲージメントサーベイも含めてご利用可能
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労働基準監督署への報告書もらくらく提出
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Wevox登録済データを簡単活用で実施負荷を軽減
※ストレスチェックについての説明はこちらがおすすめ!
https://note.com/maimai88/n/nbeff380737a2
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「なぜ、メンタルヘルス対策が重要視されるのか」からわかりやすく解説し、その効果的な活用法に加え、Wevoxを活用した具体的な改善施策までを幅広くお伝えします。「測る」から「活かす」へのステップを踏み出すヒントをお届け!これからストレスチェックを導入される方やすでに導入しているものの課題を感じている方、この機会にぜひご参加ください!

▼こんなことをお話しします
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50人未満の事業場におけるストレスチェック義務化について
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なぜ、メンタルヘルス対策が重要視されるのか
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ストレスチェック制度とは
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ストレスチェックを意味のあるものにするためには
今後もWevoxは、働くお一人おひとりを大切にした組織づくりを応援します。
ストレスチェックとエンゲージメントサーベイを組み合わせることで、従業員一人ひとりの状態をより深く理解し、個々のニーズに合わせたサポートを提供します。これにより、企業は従業員のエンゲージメントを高め、組織全体の生産性を向上させることができると信じています。
■Wevox(ウィボックス)について
Wevoxは、エンゲージメントを軸にしたパルスサーベイで組織力向上を支援するプラットフォームです。エンゲージメントや組織カルチャーなど”組織の状態”を多角的に可視化・分析し、「たずねる→わかる→はなす→できる」といった組織力を「貯めて、活かす」ために必要なプロセスを促進します。
※導入組織・団体数:3,670以上。回答データは累計3億3,030万件を超える。(2025年2月時点)
Wevox 公式サイト:https://get.wevox.io/
Wevox 公式X:https://x.com/wevox_io
会社概要
社 名:株式会社アトラエ(東京証券取引所プライム市場:6194)
所 在 地:東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA 8F
代 表 者:代表取締役CEO 新居 佳英
URL:https://atrae.co.jp/
事業内容:People Tech事業(Green・Wevox・Yenta)
Green https://www.green-japan.com/
Wevox https://get.wevox.io/
Yenta https://page.yenta-app.com/jp
Atrae Design https://atrae.design/
※People Tech事業:“テクノロジーによって人の可能性を拡げる事業を創造していく” という想いを込めてアトラエを再定義した造語
問い合わせ先
報道関係
担当:広報担当 南 香菜絵
Mail:pr@atrae.co.jp
採用情報
https://speakerdeck.com/atrae/join-us
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