森トラストグループ秋季震災訓練
テレワーク時の災害を想定してリモートで実施
森トラスト株式会社(本社:東京都港区、社長:伊達 美和子)は、本日2021年9月2日に2021年度秋季震災訓練を実施しましたのでお知らせいたします。今回の訓練は前回(2021年3月11日実施)に続き、コロナ禍におけるテレワーク時の災害を想定した「リモート震災訓練」として実施しました。
当社は新型コロナウイルス感染防止対策として、昨年からテレワークによる出社制限を設け、社内での密回避を徹底しております。今年の3月に行った「リモート震災訓練」では本社での少人数対応(出社率30%未満)を想定し、リモートでも災害時の初動としての情報収集や対応判断を迅速に行い、当社グループのビル防災の体制を機能させることが可能であることを確認しました。
今回の訓練では前回の検証結果を踏まえ、災害時の少人数対応におけるよりリアルな状況を想定したルールの整備を行いました。具体的には、指示系統を担う社員が対応できない場合における代行ルールの明確化や、各ビルへの出動要員不足時における対応ルールの整備を行うことで、さらに円滑な災害対応を可能としました。また、リモートでも社員や各ビルと密な連携を取るための「災害時情報共有ツール」の操作習熟や、感染症対策に対応した「震災対応マニュアル」の実効性の確認についても前回に続き実施することで、社員一人ひとりの災害対応における熟練度の向上を図りました。
当社グループは今回の訓練で得た知見を活かしながら、withコロナ時代における防災体制や企業の事業継続性の強化に向けた検証を継続してまいります。そして、当社施設がエリアにおける防災拠点となることで、安心・安全な都市形成に貢献し、持続可能で先進的な都市づくりを目指してまいります。
■リモート震災訓練 概要
想定:首都直下地震(港区:震度6強)
場所:本社(虎ノ門2丁目タワー)、東京、大阪、仙台のオフィスビル、関東圏のホテル計50棟、自宅
日時:2021年9月2日(木)
テレワーク体制による本社での少人数対応(出社率30%未満での被災)を想定し、リモートで防災体制を維持するための「災害時情報共有ツール」の操作習熟や、感染症対策に対応した「震災対応マニュアル」の実効性の確認を行いました。
【感染症対策に対応した「震災対応マニュアル」に則り、ソーシャルディスタンスを保ったレイアウトで対策本部を設置】
■震災時に機能した森トラストグループの災害対策
【グリッド型BCP】
当社グループが全国に保有するオフィスビル・ホテル等の施設を、東京・仙台・大阪の三拠点体制のもとで、各エリアの基幹ビルを核としたグループ(=グリッド)に分けて群管理を行い、グリッド内での役割分担を明確にするとともに、情報の明確化・一元化を図ることで、有事の際の対応スピードの向上や代替対応への柔軟性確保が可能な運営管理体制を構築しています。
また電話回線混雑時においても本社とのリアルタイムな情報共有を可能にするため、衛星回線を使用した衛星電話も備えています。これにより東日本大震災では、地震発生と同時に震災対策本部を東京本社内に設置、各地から仙台に物的・人的支援を行うことができました。
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