株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
森下仁丹株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:森下 雄司、以下「当社」)は、ワダカルシウム製薬株式会社(本社:大阪市都島区、代表取締役社長:吉田 浩一、以下「ワダカルシウム製薬」)との間で、同社の製造部門を会社分割により設立する新会社である株式会社MJ 滋賀(本社:滋賀県犬上郡多賀町、代表取締役社長:吉田 浩一、以下「MJ 滋賀」)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結したことをお知らせいたします。MJ 滋賀は2023年12月1日に当社の100%子会社となる予定です。
1.株式取得の理由
130周年を契機に策定したパーパス、「思いやりの心で、オモロい技術と製品で、一人に寄り添い、この星すべてに想いを巡らせ、次の健やかさと豊かさを、丹念に紡いでゆく」のもと、仁丹の生薬研究のノウハウを活かした「機能性素材研究」、製丸技術を応用して生まれた「シームレスカプセル技術」、およびそれらを展開した製品で、健やかで豊かな社会を実現するため、ステークホルダーの皆様に価値を認めていただける製品を提供してまいりました。
MJ滋賀はワダカルシウム製薬の製造部門として創業来100年以上にわたって積み重ねてきた錠剤医薬品製造のノウハウ、そしてGMP 適合医薬品製造所として混合、造粒・乾燥、打錠、充填、包装、検査の一貫製造を行ってきた豊かな経験と高い技術を有しております。当社グループにMJ 滋賀が加わることにより、食品、医薬品製造にかかる品質管理面、生産能力面において当社グループの持続的な成長および企業価値最大化に資すると判断し、全株式を取得して子会社化することといたしました。
引続き、お客様の健やかさと豊かさへの貢献につながる、市場創造型の研究・開発を推進し、素材・製品・サービスを提供することで持続可能な社会づくりに貢献できるよう邁進してまいります。
2.取得する子会社の概要
(1)名称 | 株式会社MJ滋賀 |
(2)所在地 | 滋賀県犬上郡多賀町大字四手字諏訪510番の10 |
(3)代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 吉田 浩一 |
(4)事業内容 | 医薬品・健康食品製造業 |
(5)資本金 | 10百万円 |
(6)設立年月日 | 2023年7月25日 |
3.日程
(1)株式譲渡契約締結日 :2023年9月15日
(2)株式譲受実行日 :2023年12月1日(予定)
4.今後の見通し
新設会社は株式譲受実行日の2023年12月1日付にて当社完全子会社となる予定であり、本件による2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微であります。
社名:森下仁丹株式会社
代表:代表取締役社長 森下雄司
創業:1893年(明治26年)2月
設立:1936年(昭和11年)11月
主な事業:医薬品、 医薬部外品、 医療機器ならびに食品等の製造および販売
URL: https://www.jintan.co.jp/
業祖 森下博が「社会への奉仕」を信念とし、1893年の創業来、人々の健康や豊かな暮らしの一助となる製品をご提供して参りました。当時、懐中の総合保健薬(当時は赤大粒仁丹)として開発し、その後は口中清涼剤として親しまれる銀粒の「仁丹」(現在は医薬部外品 販売名:仁丹N)、その製造から着想を得て、独自に開発し事業領域を拡大しつつある「シームレスカプセル技術」と、これまでの生薬研究の蓄積と独自技術の確立・育成を通して、幅広い領域で企業活動を行なっています。
当社は、2023年2月11日に創業130周年を迎え、これを契機として更なる企業価値向上の実現を目指し、パーパスを策定しました。
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